基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Course	パブリックファイナンス／Public Finance
時間割コード ／Course Code	F370100001
ナンバリングコード ／Numbering Code
開講所属 ／Course Offered by	産業情報学部産業情報学科コースなし／College of Industry and Information Science Department of Industry and Information Science
開講区分 ／semester offered	前期／First Semester
単位数 ／Credits	2.0
学年 ／Year	2,3,4
主担当教員 ／Main Instructor	前村　昌健／Syoken MAEMURA
科目区分 ／Course Group	専門科目　専門科目選択／専門科目 専門科目選択
遠隔授業 ／Remote lecture	No

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
前村　昌健／Syoken MAEMURA	産業情報学科／Department of Industry and Information Science

※ポリシーとの関連性 ／*Relevance to Policy	産業および経済に関する諸課題に対する問題発見力・分析力を高めるために、経済社会における国の財政について学習します。
授業に関する問い合わせ ／Inquiries about classes	授業後に教室で受け付けます。それ以外は、 研究室（5号館5536）で受け付けます。
学びの準備 ／Prepare to learn	ねらい ／Goal 国の財政の役割は，市場を通じては供給不能か困難である公共財を供給すること、民間部門（家計，企業）の経済活動を促す枠組みを整えることにあります。まず、国の財政の役割、しくみを学習し、次に所得税、消費税、法人税、公債といった歳入を取り上げます。その後、社会保障、公共事業といった歳出についてふれます。最後に国の借金といった財政の抱える問題を学習します。 メッセージ ／Message 経済は企業や家計のほかに、財政が関係しています。日本の財政のしくみや今後の課題を理解するこが重要になってきています。 到達目標 ／Attainment Targets ①国の財政の基本的しくみが理解できる ②国の歳入の基本である税や国債、主要な歳出である社会保障、公共事業など歳出の内容を理解する ③国の借金の累増や社会保障など財政の抱える問題について理解できる
学びの実践 ／Learning Practices	授業計画 ／Class Plan テキスト・参考文献・資料など ／Textbooks, references, materials, etc. 教科書、参考文献については講義の初めの時間に説明します。 ①池宮城秀正編著『財政学』ミネルヴァ書房 ②林宜嗣著『財政学』、新世社、 ③図説『日本の財政』東洋経済 学びの手立て ／Way of learning ①講義は特例授業で実施します。 ②経済原論Ⅰ、Ⅱで基本的な経済学の知識を理解しておくことが重要です。経済学の基本的知識を基に市場の働きを支える政府の役割、財政についての理解が深まります。 ③財務省HP、厚生労働省HPなどインターネット上にも有益な情報がありますので参考にして下さい。 評価 ／Evaluation 授業参加度30%、課題レポート提出10％、中間・期末テスト60%の割合で評価します。
学びの継続 ／Continuing to learn	次のステージ・関連科目 ／Next Stage and Related Courses 都道府県、市町村の財政を学ぶ「地域財政論Ⅰ」、「地域財政論Ⅱ」を受講すると、経済社会及び財政の理解がさらに深まります。

No.	回（日時） ／Time (date and time)	授業計画 ／Class Plan	時間外学習の内容 ／Content of Overtime Learning	備考 ／Notes
1	1	市場と公共部門の役割①	教科書①PP1-35を読む
2	2	市場と公共部門の役割②	教科書①PP1-35を読む
3	3	財政のしくみ①	教科書①PP1-35を読む
4	4	財政のしくみ②	教科書①PP1-35を読む
5	5	歳入と租税①（所得税）	教科書①PP73－86を読む
6	6	歳入と租税②（消費税、法人税）	教科書①PP121‐133を読む
7	7	歳入と公債について	教科書①PP143-155を読む
8	8	公共支出について①（公共事業）	教科書①PP53‐68を読む
9	9	公共支出について②（社会保障）	教科書①PP53‐68を読む
10	10	財政赤字と財政の持続可能性①	教科書①PP143‐155を読む
11	11	財政赤字と財政の持続可能性②	教科書①PP143－155を読む
12	12	社会保障と財政①（年金）	厚生労働省HP等、社会保障閲覧
13	13	社会保障と財政②（医療）	厚生労働省HP等、社会保障閲覧
14	14	情報化と公共部門の役割①	情報通信白書、該当部分閲覧
15	15	情報化と公共部門の役割②	情報通信白書、該当部閲覧
16	16	講義の総括