基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Course	日本言語史Ⅱ／History of Japanese Language Ⅱ
時間割コード ／Course Code	G170180001
ナンバリングコード ／Numbering Code
開講所属 ／Course Offered by	総合文化学部日本文化学科コース決定前／College of Global and Regional Culture Department of Japanese Language and Culture
開講区分 ／semester offered	後期／Second Semester
単位数 ／Credits	2.0
学年 ／Year	3,4
主担当教員 ／Main Instructor	下地　賀代子／Kayoko SHIMOJI
科目区分 ／Course Group	専門科目　専門科目選択／専門科目 専門科目選択
遠隔授業 ／Remote lecture	No

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
下地　賀代子／Kayoko SHIMOJI	日本文化学科／Department of Japanese Language and Culture

※ポリシーとの関連性 ／*Relevance to Policy	日本語に関する専門的な知識を深め、その歴史的背景について深く学びます。
授業に関する問い合わせ ／Inquiries about classes	5-401(研究室) kshimoji＠okiu.ac.jp
学びの準備 ／Prepare to learn	ねらい ／Goal 本授業は、教員による概説と受講生による発表（検証報告）からなります。まず、日本語の音韻や語法、語彙、文字などの各分野の歴史的な変遷を概観していきます。Ⅱでは近世および近代を扱います（Ⅰの続き）。授業の後半は、各自テーマを選定し、実際の言語資料を用いた検証結果の報告を行います。自身の目でその変遷を確認することで、日本語についてより深く理解できるようになります。 メッセージ ／Message 本科目の内容は、日本語教育や国語科教育にも関連している科目です。将来、国語教師や日本語教員になりたい人はもちろん、普段使用している「日本語」について興味・関心をもつ方の受講を歓迎します。 到達目標 ／Attainment Targets ・近世、近代の日本語の特徴を理解する。 ・検証を行うテーマをよく理解し、適切な方法（言語資料の選択、データの抽出、分析・考察）で検証、発表することができる。 ・他の人の発表内容について批評することができる。
学びの実践 ／Learning Practices	授業計画 ／Class Plan テキスト・参考文献・資料など ／Textbooks, references, materials, etc. 【テキスト】   岡崎朋子・森勇太『ワークブック 日本語の歴史』くろしお出版（2016）　※必ず購入 【参考文献、その他】 沖森卓也『はじめて読む日本語の歴史』ベレ出版（2010）、山口仲美著『日本語の歴史』岩波新書（2006）、 山口明穂他著『日本語の歴史』東京大学出版社（1997）沖森卓也他著『日本語史』おうふう（1989）など。 学びの手立て ／Way of learning 【履修上の注意】前期に開設される「日本言語史Ⅰ」を受講してから本科目を受講してください。「Ⅰ」を受講せずに本科目を受講する場合は、指定のテキストをあらかじめ熟読しワークに取り組んでから参加して下さい。 ★この科目では「GooleClassroom」も使用します（初回にクラス登録を行います）。具体的な授業の進め方については初回のガイダンスで説明します。 【履修の心構え】前半の講義はテキストの内容に沿って展開します。／出席日数が講義全体（15回）の３分の２に満たない場合、原則として単位を認めません。／予告なしに小テストを行うことがあります（複数回）。 評価 ／Evaluation 発表（検証結果報告）40%、発表批評レポート 30％、小テスト20%、平常点 10％
学びの継続 ／Continuing to learn	次のステージ・関連科目 ／Next Stage and Related Courses 身につけた日本言語史の知識を日本語教育や国語教育へ取り入れ、教育現場や一般社会などで生かせ るよう、さらなる理解・知識の深まりを目指してください。

No.	回（日時） ／Time (date and time)	授業計画 ／Class Plan	時間外学習の内容 ／Content of Overtime Learning	備考 ／Notes
1	1	ガイダンス、発表について（テーマ、順番決め）	シラバスを読み授業に備える
2	2	近代の日本語①：時代背景、資料、文体	テキスト第20,21講のワーク
3	3	近代の日本語②：漢語、外来語	テキスト第22講のワーク
4	4	現代の日本語①：時代背景、変化	テキスト第23講のワーク
5	5	現代の日本語②：標準語	テキスト第24講のワーク、発表準備
6	6	発表と質疑：上代①　音韻、文字	批評作成、テーマの理解を深める
7	7	発表と質疑：中古①　音韻、語彙	批評作成、テーマの理解を深める
8	8	発表と質疑：中古②　文法（活用の変化）	批評作成、テーマの理解を深める
9	9	発表と質疑：中古③　文法（助詞、その他）	批評作成、テーマの理解を深める
10	10	発表と質疑：中世①　音韻	批評作成、テーマの理解を深める
11	11	発表と質疑：中世②　語彙	批評作成、テーマの理解を深める
12	12	発表と質疑：中世③　文法	批評作成、テーマの理解を深める
13	13	発表と質疑：近世①　語彙、語法	批評作成、テーマの理解を深める
14	14	発表と質疑：近世②　文法	批評作成、テーマの理解を深める
15	15	発表と質疑：近現代の日本語	批評作成、テーマの理解を深める
16	16	レポート最終提出日（発表予備日）	授業内容の振り返り