基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Course	文学Ⅱ／Literature Ⅱ
時間割コード ／Course Code	0110160001
ナンバリングコード ／Numbering Code
開講所属 ／Course Offered by	共通科目人間文化科目群／General Education Course
開講区分 ／semester offered	後期／Second Semester
単位数 ／Credits	2.0
学年 ／Year	1,2,3,4
主担当教員 ／Main Instructor	上江洲　律子／Ritsuko UEZU
科目区分 ／Course Group	その他　その他　共通科目／その他 その他　共通科目
遠隔授業 ／Remote lecture	No

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
上江洲　律子／Ritsuko UEZU	地域環境政策学科／Department of Regional Economics and Environmental Policy

※ポリシーとの関連性 ／*Relevance to Policy	フランス語圏の文学を通して、日本とは異なる文化に培われた人間の「感性」に触れます。
授業に関する問い合わせ ／Inquiries about classes	沖国大ポータルのGmailにて質問してください。
学びの準備 ／Prepare to learn	ねらい ／Goal 歴史が事実の記録だとすれば、文学はその時代を生きた人間の「感性」の記録だと言えるでしょう。この授業ではフランス語圏の文学を１つの窓として、私たちとは異なる文化を背景とする人々の「ものの見方」に触れ、また、その時代による変遷を追いながら人間の在り方への考察を深めることを目指します。 メッセージ ／Message 読書は旅することに似ています。フランス語圏の本を読むことを　通して、「時」と「場」を越えた世界を旅してみましょう。ただし、その「冒険」に、手ぶらで旅立てる人もいれば、旅の装備が必要な人もいます。どちらの人も、その本の「扉」を開く前に、この授業で旅の準備を整えてみませんか。 到達目標 ／Attainment Targets 次の３つの点を習得することを目標とします。 ①フランス語圏の文学において、時代を代表する作品の概要を把握すること。 ②その作品が生み出された時代的な背景や作者自身の生き方についての知識を獲得すること。 ③その作品から浮かび上がる時代的な眼差しへの理解を深めること。
学びの実践 ／Learning Practices	授業計画 ／Class Plan テキスト・参考文献・資料など ／Textbooks, references, materials, etc. 授業内で必要に応じてプリントを配付します。 ※参考文献についても授業内で必要に応じて紹介します。 学びの手立て ／Way of learning ①「履修の心構え」 作品を紹介する際には日本語に翻訳された本を使用します。受講にあたりフランス語の学習経験の有無を問いませんので、興味のある方は受講してください。 ②「学びを深めるために」 何よりも大切なことは、実際に本を手に取り「読む」ことです。その繰り返しを通して本の中から多くのことを汲み取ることのできる力を身につけていきましょう。 評価 ／Evaluation 最終課題「書評」の得点（60％）と平常点（40％）で評価します。 ※ただし、単位修得のためには授業の３分の２以上の出席を義務づけます。
学びの継続 ／Continuing to learn	次のステージ・関連科目 ／Next Stage and Related Courses 今後、さらにさまざまな角度から人間の在り方についての考察を深めると同時に、日本とは異なる文化であるヨーロッパへの関心を高めて頂きたいと思います。そのための関連科目として、人間文化課題研究Ⅰ・Ⅱ（演習）やヨーロッパ研究Ⅰ・Ⅱ（講義）、国際理解課題研究Ⅰ・Ⅱ（演習）があります。

No.	回（日時） ／Time (date and time)	授業計画 ／Class Plan	時間外学習の内容 ／Content of Overtime Learning	備考 ／Notes
1	1	ガイダンス	シラバスの再確認と授業の準備
2	2	フランス文学の背景についての紹介（１）	課題の作成
3	3	フランス文学の背景についての紹介（２）	課題の作成
4	4	１６世紀：ラブレー『ガルガンチュアとパンタグリュエル物語』（１）	課題の作成
5	5	１６世紀：ラブレー『ガルガンチュアとパンタグリュエル物語』（２）	課題の作成
6	6	１７世紀：ペロー『昔話集』（１）	課題の作成
7	7	１７世紀：ペロー『昔話集』（２）	課題の作成
8	8	１８世紀：ベルナルダン・ド・サン＝ピエール『ポールとヴィルジニー』（１）	課題の作成
9	9	１８世紀：ベルナルダン・ド・サン＝ピエール『ポールとヴィルジニー』（２）	課題の作成
10	10	１９世紀：ユゴー『ノートル＝ダム・ド・パリ』（１）	課題の作成
11	11	１９世紀：ユゴー『ノートル＝ダム・ド・パリ』（２）	課題の作成
12	12	２０世紀：プルースト『失われた時を求めて』（１）	課題の作成
13	13	２０世紀：プルースト『失われた時を求めて』（２）	課題の作成
14	14	２０－２１世紀：クリストフ『悪童日記』（１）	課題の作成
15	15	２０－２１世紀：クリストフ『悪童日記』（２）	課題の作成