基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Course	学習指導と学校図書館／Instruction for Students and School Library
時間割コード ／Course Code	UM10065001
ナンバリングコード ／Numbering Code
開講所属 ／Course Offered by	資格科目資格科目（単位料あり）／
開講区分 ／semester offered	後期／Second Semester
単位数 ／Credits	2.0
学年 ／Year	3,4
主担当教員 ／Main Instructor	望月　道浩（非常勤）
科目区分 ／Course Group	その他　その他　資格科目／その他 その他　資格科目
遠隔授業 ／Remote lecture	No

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
望月　道浩（非常勤）	日本文化学科／Department of Japanese Language and Culture

※ポリシーとの関連性 ／*Relevance to Policy	司書教諭資格課程・学校司書モデルカリキュラムの必修科目です
授業に関する問い合わせ ／Inquiries about classes	授業終了後に教室で受け付けます
学びの準備 ／Prepare to learn	ねらい ／Goal 司書教諭（学校司書）として、学校図書館をベースとしながら各種メディアを活用した学習指導を計画・実施するための学習論と教育方法について解説するとともに、マイクロ・ティーチングを通して指導方法を実践的に考究することをねらいとする。 メッセージ ／Message 「学び方を学ぶ」学校教育のあり方が問われています。学校図書館は、生徒が学び方を考えるためだけに利活用されるものではなく、教員が学びをつくるうえで、教材研究や教具作成にも役立つように、校内の「学習センター」、「情報センター」としての機能を整えておく必要があります。司書教諭（学校司書）として、理論と実践を考究し続けたい思いをもったみなさんの受講を期待します。 到達目標 ／Attainment Targets (1)教育課程の展開と学校図書館との関連について理解する。 (2)メディア活用能力育成のための指導内容について理解し、実践できる。 (3)生徒の学び支援、教員に対する授業づくりへ寄与するためのレファレンス支援ツールなどの作成ができる。
学びの実践 ／Learning Practices	授業計画 ／Class Plan テキスト・参考文献・資料など ／Textbooks, references, materials, etc. テキストは指定せず、プリントを配付します。また、以下の参考文献を挙げておきます。 ①『メディア・リテラシー : 世界の現場から』（岩波新書：新赤版：680）菅谷明子著，2000年，864円. ②『中学校学習指導要領』文部科学省著，東山書房， 2015年，332円．③『高等学校指導要領』文部科学省著，東山書房， 2015年，719円．④『言語活動の充実に関する指導事例集―思考力、判断力、表現力等の育成に向けて 中学校版』文部科学省，2012年，605円．⑤『言語活動の充実に関する指導事例集―思考力、判断力、表現力等の育成に向けて 高等学校版』文部科学省，2014年，1,620円． 学びの手立て ／Way of learning 1)4月に開催される「学校図書館司書教諭課程オリエンテーション」に必ず参加し、司書教諭科目の取得方法、履修の順序などを確認した上で履修してください。。 2)「学校経営と学校図書館」科目で学修した内容を振り返っておくことが望ましい。 3)第14-15回に予定しているマイクロ・ティーチングについては、講義内で指示します。 評価 ／Evaluation １．授業内容に関するリアクションペーパー  20%（到達目標1の評価） ２．グループ活動などにおける参加  30%（到達目標2及び3） ３．最終課題（レポート）  50%（到達目標１、2、3の評価）     (1)引用・参考文献の明示  20% 　 (2)論点を整理した記述  15%     (3)学校図書館メディアの利活用に対する考察の深まり  15%
学びの継続 ／Continuing to learn	次のステージ・関連科目 ／Next Stage and Related Courses 本科目は、司書教諭資格「読書と豊かな人間性」科目と相互に関連のある科目です。学習指導と読書指導（読書活動）のあり方について考察を深めてください。また、レファレンスサービスの内容にかかわって、司書教諭資格「情報メディアの活用」科目でその実際について学修を深めてください。

No.	回（日時） ／Time (date and time)	授業計画 ／Class Plan	時間外学習の内容 ／Content of Overtime Learning	備考 ／Notes
1	1	オリエンテーション「本科目の概要について」	シラバスを読み授業に備える
2	2	学校図書館メディアの意義	「学校図書館図書標準」の確認
3	3	学習活動と学校図書館	調べ学習体験の共有のための準備
4	4	メディア活用能力の意義と目的	参考文献①の第4章
5	5	メディア活用能力の指導内容の具体例（１）	非線型テキストの分析報告の準備
6	6	メディア活用能力の指導内容の具体例（２）	非線型テキストの分析報告の省察
7	7	メディア活用能力育成の計画	参考文献②・③の総則部分の確認
8	8	メディア活用能力育成の展開	参考文献④・⑤の確認
9	9	メディア活用能力育成に関わる評価	評価規準の作成参考資料の確認
10	10	レファレンスサービス(1)：内容	調べ学習のための書誌作成の準備
11	11	レファレンスサービス(2)：実際	調べ学習のための書誌作成の準備
12	12	レファレンス資料の整備	作成した書誌の報告と省察
13	13	ネットワークの活用	レファレンス支援ツール作成
14	14	学校図書館活用マイクロ・ティーチング(1)	ＭＴの事前準備
15	15	学校図書館活用マイクロ・ティーチング(2)	ＭＴの事後省察
16	16	レポート	レポートの提出