基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Course	情報資源組織論Ⅰ／Organization of Library Materials Ⅰ (Classification)
時間割コード ／Course Code	UM10350001
ナンバリングコード ／Numbering Code
開講所属 ／Course Offered by	資格科目資格科目（単位料あり）／
開講区分 ／semester offered	前期／First Semester
単位数 ／Credits	2.0
学年 ／Year	2,3,4
主担当教員 ／Main Instructor	望月　道浩（非常勤）
科目区分 ／Course Group	その他　その他　資格科目／その他 その他　資格科目
遠隔授業 ／Remote lecture	No

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
望月　道浩（非常勤）	日本文化学科／Department of Japanese Language and Culture

※ポリシーとの関連性 ／*Relevance to Policy	司書資格課程・学校司書モデルカリキュラムの必修科目です
授業に関する問い合わせ ／Inquiries about classes	授業終了後に教室で受け付けます
学びの準備 ／Prepare to learn	ねらい ／Goal 現在の図書館はそのサービス対象を従来の紙媒体中心から多種多様なメディアへと範囲が拡がっており、それぞれのメディアの特性に合わせた組織化が求められている。本科目では、情報資源組織の意義や目的、分類法を中心としたシステムや理論を概説し、「日本十進分類法（NDC）」や「基本件名標目表(BSH）」の概要を学修することをねらいとする。 メッセージ ／Message 図書館利用者からは目に見えにくい「間接サービス」提供のため、資料や情報の検索・探索・取得のための基盤となる、理念や方法、ルールについて学びます。その歴史的成立過程や組織化のための各種規程をしっかり学修し、「情報資源組織演習Ⅰ」科目へつながるよう毎回の学修に専念してください。 到達目標 ／Attainment Targets 1)毎時間の学習内容について、要点（又は自身が抱いた疑問点、興味・関心）を整理し説明することができる。   2)情報資源組織の意義と理論について説明することができる。 3)情報資源組織化にかかわる分類について、各種規程を踏まえた分類作業や件名作業の基礎を理解し、分類記号付与のプロセスを説明することができる。
学びの実践 ／Learning Practices	授業計画 ／Class Plan 【授業回数：内容：時間外学習の内容】 第1回：情報資源組織化の意義と理論：シラバス確認、UNIT0確認 第2回：分類について：分類のはじまり、生物分類、リンネの分類、学問の分類：UNIT45確認 第3回：主題と情報資源組織法：UNIT1、UNIT42確認 第4回：図書館の分類について（分類と区分、区分原理、分類の原則）：UNIT45-46確認 第5回：さまざまな分類法（ゲスナー、フレンチシステム、デューイ、カッター、コロンなど）：UNIT48確認 第6回：NDCとは？＃1（分類体系、記号法）：UNIT43確認 第7回：NDCとは？＃2（補助表）：参考文献②確認 第8回：分類作業を知る＃1（主題情報、分類作業と分類表、分類と図書記号）：UNIT42確認 第9回：分類作業を知る＃2（NDCの適用、主題分析のポイント）：UNIT42-43、49確認 第10回：分類規程について（分類規程の種類・必要性、資料・分類表に関する規程）：参考文献②確認 第11回：件名標目について〔件名（言葉）と記号、分類目録と件名目録、件名目録と主題検索〕：参考文献③確認 第12回：BSHと国立国会図書館件名標目表（NDLSH）：UNIT50（Ｏ）確認 第13回：一般件名規程、特殊件名規程：UNIT50確認 第14回：分類作業と件名作業の総復習：これまでの配布資料を復習 第15回：情報資源組織の将来展望：配布プリント確認 第16回：試験 テキスト・参考文献・資料など ／Textbooks, references, materials, etc. 【テキスト】 指定しません。適宜資料を配付します。 【参考文献】※「時間外学習の内容」に記載したUNITは、①の文献に対応しています。 ①『情報資源組織論』（新訂版）（JLA図書館情報学テキストシリーズⅢ）柴田正美著，2016年，1,900円. ②『日本十進分類法』(新訂10版)もり・きよし原編, 日本図書館協会, 2014年. ③『基本件名標目表』（第4版）日本図書館協会件名標目委員会編，日本図書館協会, 1999年． 学びの手立て ／Way of learning 1)4月に開催される「司書課程オリエンテーション」に必ず参加し、司書資格科目の取得方法、履修の順序などを確認した上で履修してください。 2)演習課題に取り組むことが多々ありますので、積み残しの無いよう学修してください。 評価 ／Evaluation １．当日レポートへの記述  50%（到達目標1・2・3の評価） 　・授業内容に関するリアクションペーパーや演習問題 ２．最終試験  50%（到達目標2及び3の評価） 　(1)情報資源組織の意義と理論に関する事項  15% 　(2)分類作業に関する事項  20% 　(3)件名作業に関する事項  15%
学びの継続 ／Continuing to learn	次のステージ・関連科目 ／Next Stage and Related Courses 本科目の単位を修得しなければ、「情報資源組織演習Ⅰ」を履修することはできません。本科目で学んだ各種規程を踏まえつつ、「情報資源組織演習Ⅰ」科目での演習を通して、分類作業についてさらに理解と学修を深めていきます。

No.	回（日時） ／Time (date and time)	授業計画 ／Class Plan	時間外学習の内容 ／Content of Overtime Learning	備考 ／Notes
1	1	情報資源組織化の意義と理論	シラバス確認、UNIT0確認
2	2	分類について：分類のはじまり、生物分類、リンネの分類、学問の分類	UNIT45確認
3	3	主題と情報資源組織法	UNIT1、UNIT42確認
4	4	図書館の分類について：分類と区分、区分原理、分類の原則	UNIT45-46確認
5	5	さまざまな分類法：ゲスナー、フレンチシステム、デューイ、カッター、コロンなど）	UNIT48確認
6	6	NDCとは？(1)：分類体系、記号法	UNIT43確認
7	7	NDCとは？(2)：補助表	参考文献②確認
8	8	分類作業を知る(1)：主題情報、分類作業と分類表、分類と図書記号	UNIT42確認
9	9	分類作業を知る(2)：NDCの適用、主題分析のポイント	UNIT42-43、49確認
10	10	分類規程について：分類規程の種類・必要性、資料・分類表に関する規程	参考文献②確認
11	11	件名標目について：件名（言葉）と記号、分類目録と件名目録、件名目録と主題検索	参考文献③確認
12	12	BSHと国立国会図書館件名標目表（NDLSH）	UNIT50（Ｏ）確認
13	13	一般件名規程、特殊件名規程	UNIT50確認
14	14	分類作業と件名作業の総復習	これまでの配布資料を復習
15	15	情報資源組織論の将来展望	配布プリント確認
16	16	試験	試験の振り返り