基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Course	人格心理学特論／Psychology of Personality
時間割コード ／Course Code	W13M001601
ナンバリングコード ／Numbering Code
開講所属 ／Course Offered by	地域文化研究科人間福祉専攻人間福祉専攻／Graduate School of Regional Culture Department of Human Welfare Department of Human Welfare
開講区分 ／semester offered	前期／First Semester
単位数 ／Credits	2.0
学年 ／Year	1,2
主担当教員 ／Main Instructor	稲田　梨沙（非常勤）
科目区分 ／Course Group	専門教育科目　専門教育科目選択／専門教育科目 専門教育科目選択
遠隔授業 ／Remote lecture	No

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
稲田　梨沙（非常勤）	人間福祉学科／Department of Human Welfare

※ポリシーとの関連性 ／*Relevance to Policy	心理臨床における人間理解、および支援についての知識・技能を高めるための科目
授業に関する問い合わせ ／Inquiries about classes	ptt861アットマークokiu.ac.jp 授業終了後にも受け付けます
学びの準備 ／Prepare to learn	ねらい ／Goal 支援対象者の人格特性把握の仕方について心理臨床的に理解を深める。特に心理面接や心理検査で得られた情報を有機的につなぎ合わせて、人格の総合理解をする方法について実践的、体験的に学ぶ。 メッセージ ／Message 人格理解の演習の一環として事前に必ず人格査定の被験者体験をし、データを手元に用意すること。投映法検査について、各検査の成り立ち、目的、構成、手順、測定方法、結果整理の方法などについて各自整理しておくこと。 到達目標 ／Attainment Targets 心理臨床的支援に不可欠な人間理解の基礎となるパーソナリティ理論について理解することを目的とする。さらに、授業の後半では、クライエントのパーソナリティー理解を含めたアセスメントと見立ての方法を習得する。 人格検査の中でもとりわけ投映法検査を臨床場面で実際に活用するには、さらなる研修が必要であるが、その基礎を学ぶ機会になればと考える。この科目を履修することによってロールシャッハ・テストをはじめとする主な投映法の結果整理と所見作成ができるようになる。
学びの実践 ／Learning Practices	授業計画 ／Class Plan テキスト・参考文献・資料など ／Textbooks, references, materials, etc. 片口安史　「改訂新・心理診断法」金子書房　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 小野和雄　「ロールシャッハ・テスト　その実際・解釈・臨床例」川島書店 学びの手立て ／Way of learning 欠席するとその後の理解に支障をきたすため、皆出席かつ遅刻厳禁が望ましい。 評価 ／Evaluation 発表、討論への参加、提出されたレポート等から総合的に評価する。 割合 平常点(出席状況等）30％　　事例発表50％　　最終レポート20％ 上記の評価方法については、講義初日に詳細に説明する。
学びの継続 ／Continuing to learn	次のステージ・関連科目 ／Next Stage and Related Courses 「投映法特論」を事前に習得している。 次のステージ 「臨床心理基礎実習」「臨床心理実習」「臨床心理事例検討実習」などを受講する中で、事例を通してさらに理解できることが望ましい。

No.	回（日時） ／Time (date and time)	授業計画 ／Class Plan	時間外学習の内容 ／Content of Overtime Learning	備考 ／Notes
1	1	人格とは	配布資料復習
2	2	人格研究の理論と方法①	配布資料復習
3	3	人格研究の理論と方法②	配布資料復習
4	4	人格の形成とその障害①	配布資料復習
5	5	人格の形成とその障害②	配布資料復習
6	6	人格の形成とその障害③	配布資料復習
7	7	人格の形成とその障害④	配布資料復習
8	8	人格検査概論	配布資料復習
9	9	人格検査の実施方法と取り扱い方	心理検査マニュアルの確認
10	10	人格検査の実践と支援方法	心理検査マニュアルの確認
11	11	事例検討①	検査データのまとめ
12	12	事例検討②	検査データのまとめ
13	13	事例検討③	検査データのまとめ
14	14	事例検討④	検査データのまとめ
15	15	検査結果・報告書の書き方	検査データのまとめ
16	16	期末考査（到達度の確認）	検査データのまとめ