シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/25 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
哲学Ⅱ/Philosophy Ⅱ
時間割コード
/Course Code
0110120001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
共通科目人間文化科目群/General Education Course
曜限
/Day, Period
火/Tue 4
開講区分
/semester offered
後期/Second Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
村井 忠康/Tadayasu MURAI
科目区分
/Course Group
その他 その他 共通科目/その他 その他 共通科目
教室
/Classroom
9-204/9-204
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
村井 忠康/Tadayasu MURAI 地域行政学科/Department of Regional Administration
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
人間と世界のあり方について、日常的な場面から疑問を立ち上げて哲学的に考える。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
研究室5503
t.murai@okiu.ac.jp
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
哲学において議論されてきたさまざまな問題について、身近な例に即して考える。取り上げる問題はいまなお未決の問題ばかりだが、だからこそ、自分で考える意義があるとも言える。哲学の問題に触れながら、日々当たり前と思っている常識をいったん疑い、吟味することを通じて、主体的かつ論理的に考える能力を養うことが、この授業のねらいである。
メッセージ
/Message
授業中の発言やリアクションぺーパーを通じて、自分の考えを言葉にしてほしい。最初は漠然とした考えや表現であっても、教師や出席者との対話を重ねることで次第に明確になっていくものである。
到達目標
/Attainment Targets
①さまざまな哲学的立場について、ポイントを押さえた理解ができるようになる。
②哲学の問題について、例に即して考えることができるようになる。
③概念的・原理的なレベルにまで掘り下げて、物ごとを考えることができるようになる。
④根拠を挙げながら自分の理解や見解を論述できるようになる。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
テキストはとくに指定しないが、毎回プリントを配布する。参考文献は、入手しやすさや読みやすさ、価格などを考慮しつつ適宜紹介する。ここでは、以下の二つを挙げておく。

野矢茂樹『哲学の謎』、講談社現代新書、1996 年
門脇俊介『現代哲学』、産業図書、1996年
学びの手立て
/Way of learning
・授業時には、意識的に疑問点を見つけて書き留めること。さらに踏み込んで、どうして自分がそうした疑問を
もつのか、その理由についても考えてみる。
・授業の復習では、扱った内容を振り返るだけでなく、自分なりに文章化して再現することが重要。これができるようになるにつれて、授業の理解度も上がってゆく。
・紹介する参考文献のうち、少なくとも一冊は考えながら読み切ってほしい。疑問のたびに立ち戻ることができる哲学書ができるなら、レポートの作成で壁にぶち当たったとき必ず役立つ。
評価
/Evaluation
リアクションペーパーの提出状況(40%) 学期末レポート(60%)
・毎回授業の最後に10~15分ほどリアクションペーパー記入の時間を設ける。授業内容についてのコメントや疑問を積極的に記入することが求められる。
・レポートでは具体的な問いを課すが、授業で紹介した哲学的立場への賛否をその理由とともに述べることが求められる。
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
「哲学Ⅰ」、「哲学概論」、「倫理学概論」、「人間文化課題研究Ⅰ」および「同Ⅱ」など。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 ガイダンス:この講義で扱う「哲学」について シラバス・配布資料の確認
2 2 懐疑論(1)デカルトの方法的懐疑 配布資料の熟読
3 3 懐疑論(2)懐疑論の分析 配布資料の熟読
4 4 リアクションペーパー応答 配布資料の熟読
5 5 知覚の哲学(1)知覚の隙間を埋める想像力という考え方 配布資料の熟読
6 6 知覚の哲学(2)知覚を可能にする想像力という考え方 配布資料の熟読
7 7 リアクションペーパー応答 配布資料の熟読
8 8 レポートの書き方 配布資料の熟読
9 9 自由意志の問題(1)決定論と自由 配布資料の熟読
10 10 自由意志の問題(2)両立論 配布資料の熟読
11 11 自由意志の問題(3)非両立論 配布資料の熟読
12 12 リアクションペーパー応答 配布資料の熟読
13 13 価値論(1)価値経験は錯覚であるという考え方 配布資料の熟読
14 14 価値論(2)価値経験は錯覚ではないという考え方 配布資料の熟読
15 15 リアクションペーパー応答 配布資料の熟読
16 16 予備日

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