シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/25 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
エコロジーの思想/Thoughts of Ecology
時間割コード
/Course Code
0110370001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
共通科目人間文化科目群/General Education Course
曜限
/Day, Period
木/Thu 2
開講区分
/semester offered
前期/First Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
村井 忠康/Tadayasu MURAI
科目区分
/Course Group
その他 その他 共通科目/その他 その他 共通科目
教室
/Classroom
3-304/3-304
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
村井 忠康/Tadayasu MURAI 地域行政学科/Department of Regional Administration
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
現代社会における人間と環境の関わり合いを思想・哲学の主題として考える。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
研究室5503
t.murai@okiu.ac.jp
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
今日では「地球にやさしい」といったフレーズがふつうに使われ、環境に配慮したゴミの分別回収なども、かなり厳しくおこなわれるようになっている。このように私たちは、環境問題の考慮抜きにしては成り立たない社会で暮らしている。この授業では、こうした私たちのあり方を、エコロジーの思想あるいは環境哲学の主題として捉えてきたさまざまな立場を概観する。
メッセージ
/Message
自然環境と社会環境はどう違うのか、現代ではもう区別できないのでは、といった疑問をもつ人、エコロジーばかり気にしていては社会が豊かにならないしと思う人もいるかもしれない。そういう人こそ、いっしょに「環境」や「豊かな社会」の意味について考えてみてほしい。
到達目標
/Attainment Targets
①環境問題という具体的な問題が哲学・思想の主題になりうるのはなぜかを理解できるようになる。
②環境思想・哲学が私たち人間の生き方についての学問であることを理解できるようになる。
③環境問題について、具体例に即しつつも抽象的・概念的レベルで考えることができるようになる。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
テキストはとくに指定しないが、毎回プリントを配布する。参考文献は、入手しやすさや読みやすさ、価格などを考慮しつつ適宜紹介する。ここでは、以下の二つを挙げておく。

尾崎周二・亀山純生・武田一博編『環境思想キーワード』、青木書店、2005年
上柿崇英・尾関周二編『環境哲学と人間学の架橋』、世織書房、2015年
学びの手立て
/Way of learning
・授業時には、意識的に疑問点を見つけて書き留めること。さらに踏み込んで、どうして自分がそうした疑問をもつのか、その理由についても考えてみる。
・授業の復習では、扱った内容を振り返るだけでなく、自分なりに文章化して再現することが重要。これができるようになるにつれて、授業の理解度も上がってゆく。
評価
/Evaluation
リアクションペーパーの提出状況(40%) 学期末レポート(60%)
・毎回授業の最後に10~15分ほどリアクションペーパー記入の時間を設ける。コメントや疑問を積極的に記入することが求められる。
・レポートでは具体的な問いを課すが、授業で紹介した哲学的立場への賛否をその理由とともに述べることが求められる。
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
「環境の倫理学」、「哲学I」および「同Ⅱ」、「哲学概論」および「倫理学概論」など。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 ガイダンス:この授業の概要とスケジュールについて シラバス・配布資料の確認
2 2 自然保護めぐる対立:保存か保全か 配布資料の熟読
3 3 レポートの書き方 配布資料の熟読
4 4 リアクションペーパー応答 配布資料の熟読
5 5 ディープ・エコロジー 配布資料の熟読
6 6 ソーシャル・エコロジー 配布資料の熟読
7 7 エコフェミニズム 配布資料の熟読
8 8 リアクションペーパー応答 配布資料の熟読
9 9 和辻の風土論 配布資料の熟読
10 10 ベルクの風土論 配布資料の熟読
11 11 リアクションペーパー応答 配布資料の熟読
12 12 環境美学(1) 配布資料の熟読
13 13 環境美学(2) 配布資料の熟読
14 14 環境としての都市 配布資料の熟読
15 15 リアクションペーパー応答 配布資料の熟読・レポート準備
16 16 予備日

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