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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/26 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
南島史学特論ⅡA/Ryukyuan History ⅡA
時間割コード
/Course Code
W11M003501
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
地域文化研究科南島文化専攻南島文化専攻/Graduate School of Regional Culture Department of Ryukyuan Culture Department of Ryukyuan Culture
曜限
/Day, Period
木/Thu 6
開講区分
/semester offered
前期/First Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2
主担当教員
/Main Instructor
深澤 秋人/Akito FUKAZAWA
科目区分
/Course Group
専門教育科目 専門教育科目選択/専門教育科目 専門教育科目選択
教室
/Classroom
5-303/5-303
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
深澤 秋人/Akito FUKAZAWA 社会文化学科/Department of Society and Regional Culture
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
南島文化について、指導教員が専門的な知識によって対話的な指導を行う特論科目に当たる。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
水曜日2限のオフィスアワーに研究室(5422)で受け付けます。
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
近世琉球関連史料が20世紀を経てどのように伝来したのかを丹念に確認し、近世琉球の史料論を再構築することをねらいとします。また、台北帝国大学のプロジェクトによる筆写によって伝来した那覇関係史料の写本である「乾隆元年 親見世日記」(『国立台湾大学図書館典蔵 琉球関係史料集成』第1巻)を講読して様式や内容を検討します。
メッセージ
/Message
学内外の琉球・沖縄史に関わる研究会やシンポジウムに参加して雰囲気に触れることは研究者としての財産になります。積極的に情報を収集してください。
到達目標
/Attainment Targets
・20世紀前半から現在にいたる近世琉球関連史料の伝来状況について理解できるようになる。
・18世紀前半の那覇や那覇港の状況と近世琉球の全体史を関連づけて理解できるようになる。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
【テキスト・資料】前半ではレジュメと参考資料を配布します。後半ではテキストとして「親見世日記」(部分)のコピーを配布します。
【参考文献】
『那覇市史』資料篇第1巻9 近世那覇関係資料(古文書編)
『那覇市史』資料篇第1巻10 琉球史料(上)
学びの手立て
/Way of learning
沖縄県内の市町村史の文献資料集に収録されている各史料の所蔵機関を確認してみてください。史料の伝来と関わります。
評価
/Evaluation
史料の検討に取り組む姿勢(60%)と報告の内容(40%)によって総合的に評価します。
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
「南島史学特論ⅠA・ⅠB」「南島史学特論ⅡB」を受講してくれることを希望します。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 イントロダクション、近世琉球関連史料の伝来と史料論 到達目標を理解する
2 首里王府関係史料について 史料の伝来状況を把握する
3 那覇関係史料について 史料の伝来状況を把握する
4 間切関係史料について 史料の伝来状況を把握する
5 久米島関係史料について 史料の伝来状況を把握する
6 宮古・八重山関係史料について 史料の伝来状況を把握する
7 「琉球資料」について 収録された史料を確認する
8 「琉球史料」と「琉球史料目録」について 1920年代の史料の伝来を把握する
9 台湾大学琉球関係古文書と「親見世日記」について 1930年代の調査の意味を検討する
10 10 「親見世日記」の写本について 同史料の写本の分布を把握する
11 11 「親見世日記」の検討①(受講生による講読) テキストを下読みする
12 12 「親見世日記」の検討②(同上) テキストを下読みする
13 13 「親見世日記」の検討③(同上)
テキストを下読みする
14 14 「親見世日記」の検討④(同上)
テキストを下読みする
15 15 受講生によるテーマに沿った報告と討議 報告の準備と事後の再検討

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