シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/26 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
南島方言学特論Ⅰ/Ryukyuan Dialect Ⅰ
時間割コード
/Course Code
W11M005901
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
地域文化研究科南島文化専攻南島文化専攻/Graduate School of Regional Culture Department of Ryukyuan Culture Department of Ryukyuan Culture
曜限
/Day, Period
月/Mon 5
開講区分
/semester offered
前期/First Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2
主担当教員
/Main Instructor
下地 賀代子/Kayoko SHIMOJI
科目区分
/Course Group
専門教育科目 専門教育科目選択/専門教育科目 専門教育科目選択
教室
/Classroom
13-306/13-306
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
下地 賀代子/Kayoko SHIMOJI 日本文化学科/Department of Japanese Language and Culture
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
琉球語諸方言を正確に分析できるようになることで、高度な専門性を備えた職業人を養成することにつながる。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
研究室番号:5401 
E-mail:kshimoji@okiu.ac.jp
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
琉球語圏の言語資料に出てくる文法現象及び単語の意味の分析と考察を通して、琉球語の表現についての知識を得る。その際、日本語学における研究成果を参照して日本語と琉球語の比較研究を行うことにより、両言語についての理解を深める。
メッセージ
/Message
この授業では、現代日本語共通語との比較を通して琉球語についての言語学的な専門知識を深めていきます。実際の分析・考察の作業を通して、言語研究の面白さを味わってもらえればと思います。
到達目標
/Attainment Targets
・琉球語諸方言の表現を正確に理解できる。
・琉球語と日本語共通語との共通点や相違点を説明できるようになる。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
授業内で適宜指示します。
学びの手立て
/Way of learning
まず、会話集や民話集など様々な琉球語資料の中から、分析対象とするテキストを1つ選定する。各担当者でテキスト内の語句と文法現象を抽出して一覧表の形で整理し、それぞれの概要を確認する。その中から、より詳細な分析と考察を行うテーマを、文法現象と語の意味それぞれについて決定する。テーマには、例えば文法現象であれば、格やヴォイスといった文法カテゴリーが考えられる。より絞ったテーマでも構わない。授業では各担当者ごとに、先行研究の収集とまとめ、整理したデータの提示、分析・考察結果の報告を行ってもらう。そして報告内容の質疑応答を通して、自身の理解度や考察不十分な点を確認する。最後に提出するレポートでは、学術誌に投稿できるくらいのレベルを目指してほしい。
評価
/Evaluation
(1)分析・考察の進め方、報告内容(30%)
(2)質疑応答など、授業への積極的な関わり方(20%)
(3)レポートの提出とその内容(50%)
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
南島方言学特論Ⅱ、南島言語文化特殊研究Ⅰ・Ⅱ
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 ガイダンス、授業の進め方について シラバスを読み授業に備える
2 2 琉球語資料の紹介と概要の説明(1) 授業の復習、分析対象資料の選定
3 3 琉球語資料の紹介と概要の説明(2)、分析対象資料(テキスト)の決定 授業の復習
4 4 文法現象および語の抽出(1) 同上
5 5 文法現象および語の抽出(2) 同上
6 6 文法現象および語の抽出(3)、分析対象(テーマ)の選定 先行研究の収集とまとめ
7 7 語の意味の分析と考察(1):先行研究まとめ データの整理
8 8 語の意味の分析と考察(2):データの提示 データの分析と考察
9 9 語の意味の分析と考察(3):報告と質疑応答 報告の振り返り
10 10 補足調査のためのデータ収集と確認 先行研究の収集とまとめ
11 11 文法現象の分析と考察(1):先行研究まとめ データの整理
12 12 文法現象の分析と考察(2):データの提示 データの分析と考察
13 13 文法現象の分析と考察(3):報告と質疑応答1 報告の振り返り
14 14 文法現象の分析と考察(4):報告と質疑応答2 報告の振り返り、レポートの作成
15 15 補足調査のためのデータ収集と確認 レポートの完成
16 16 レポートの提出 授業内容のまとめと振り返り

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