シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/25 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
島嶼環境論/Environment Science of Islands
時間割コード
/Course Code
E370150001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
経済学部地域環境政策学科コースなし/College of Economics and Environmental Policy Department of Regional Economics and Environmental Policy
曜限
/Day, Period
水/Wed 3
開講区分
/semester offered
前期/First Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
齋藤 星耕/Seikoh SAITOH
科目区分
/Course Group
専門科目 専門科目選択/専門科目 専門科目選択
教室
/Classroom
9-305/9-305
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
齋藤 星耕/Seikoh SAITOH 地域環境政策学科/Department of Regional Economics and Environmental Policy
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
地域社会にとって望ましい環境水準を作り出すための環境政策への理解を深める環境関連の科目を提供。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
5号館520室 s.saitoh@okiu.ac.jp
授業後にも受け付ける。
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
島嶼は、他の陸地から海により隔てられた陸地である。この結果、陸上の生物相は独自性を持つが、島の歴史から紐解けばその成立を理解できる。また、亜熱帯に位置する琉球弧では、島の周囲にマングローブ林やサンゴ礁が形成され豊かな生物相を形成している。さらに、生物としての人類の島々への伝播も扱う。これらの内容を通じて島の自然環境への理解を深める。
メッセージ
/Message
沖縄の島々は、陸上も海の中も生命に溢れています。生物相は島々によって異なり個性があります。その理由を探っていくと、島相互の地理的な位置関係や、島が形成されてきた歴史に行き当たります。その中で沖縄(や世界)の島々の間の共通性や違いにも気が付くかもしれません。皆さんにとって本講義が、足元の島から世界を理解する一助となることを期待します。
到達目標
/Attainment Targets
① 島の形成過程について地球科学の視点から理解できる
② 島の陸上生物の分布と島の歴史の関係を理解できる
③ マングローブ林やサンゴ礁など熱帯・亜熱帯の島々に特徴的な生態系について理解できる
④ 生物としての人類の島への到達・定住の歴史を理解できる
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
テキストは定めない。必要に応じて資料を配布する。

参考文献
琉球大学理学部編 (2015) 琉球列島の自然講座, ボーダーインク;
鈴木款ほか編 (2011) サンゴ礁学, 東海大学出版会
小滝一夫 (1997) マングローブの生態, 信山社.
学びの手立て
/Way of learning
履修の心構え:
・毎回、講義の最後に小テストを実施する。注意深く講義の内容を聞きノートをとること。
・毎回出欠確認を行う。やむを得ず遅刻・欠席する場合は、事前に必ずメールにて連絡すること。

(授業形式について)
原則として対面授業で実施する。
但し、必要に応じて、リスクのある履修者がオンライン参加を選択できるように、対面・オンライン併用とすることがある。
評価
/Evaluation
期末試験 (60%)と、毎回の授業の小テスト(40%)により評価する。
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
関連科目: 「土壌学概論」、「農業と環境」
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 オリエンテーション 島嶼とは シラバスを精読する
2 2 島の形成 (1) 海と陸がある理由: プレートテクトニクス 授業内容の見直し
3 3 島の形成 (2) 海洋島の形成 授業内容の見直し
4 4 島の形成 (3) 日本列島・琉球弧の形成 授業内容の見直し
5 5 島と気候変動 (1) 氷期と間氷期の周期変動と島 授業内容の見直し
6 6 島と気候変動 (2) 地球温暖化と島 授業内容の見直し
7 7 島の陸上生物相 (1) 海洋島の陸上生物相 授業内容の見直し
8 8 島の陸上生物相 (2) 島の生物学の諸法則 授業内容の見直し
9 9 島の陸上生物相 (3) 琉球弧の来歴と生物多様性 授業内容の見直し
10 10 マングローブの生物相 (1) 耐塩性をもつ木本植物 授業内容の見直し
11 11 マングローブの生物相 (2) マングローブの生態系機能 授業内容の見直し
12 12 サンゴ礁の生物相 (1) サンゴと褐虫藻の共生 授業内容の見直し
13 13 サンゴ礁の生物相 (2) サンゴ礁がもたらす生物多様性 授業内容の見直し
14 14 島の人類史 (1) 海を渡った人々 授業内容の見直し
15 15 島の人類史 (2) 現代の沖縄人はどこからきたのか 授業内容の見直し
16 16 定期試験 授業内容の見直し

科目一覧へ戻る