シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/01 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
行政学/Science of Public Administration
時間割コード
/Course Code
D170450001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
法学部地域行政学科コースなし/College of Law Department of Regional Administration
曜限
/Day, Period
火/Tue 1, 金/Fri 1
開講区分
/semester offered
後期/Second Semester
単位数
/Credits
4.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
LC 教員1
科目区分
/Course Group
専門科目 専門科目必修/専門科目 専門科目必修
教室
/Classroom
3-203/3-203
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
LC 教員1 経済学科/Department of Economics
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
学科カリキュラムポリシー「3」に対応し、地域社会が抱える課題の認識と解決に向け、行政に係る幅広い知識を習得する。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
講義終了後のほか、メール、オフィスアワー(木・2)に研究室で質問を受け付ける。
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
諸君が日常生活を送る中で、行政との関わりを避けることはできない。その行政が、どのような考え方で形成・経営されているのか、「行政学」のアプローチから学ぶ。講義を通じて、行政の情報を正確に理解し、「我がこと」として捉え、自身の意見をもつことを目指す。併せて、公務員を目指す者にとって、自身が行政で働くことを意識する機会としたい。
メッセージ
/Message
【実務経験】
地方公務員としての長年の勤務経験を活かし、行政の実態や身近な事例を踏まえ、理論の背景を分かりやすく説明する。
到達目標
/Attainment Targets
・地域行政学科が展開する幅広い専門科目を理解するため「行政に関する幅広い知識」を身に着けること
・新聞等のメディア情報のうち行政に係るものをより正確に理解できるようになること
・身近な事例を通じ、行政を「我がこと」として考えるきっかけとすること
・公務員として就職を希望する者(または検討中の者)が、自身が行政で働く場面を意識する機会とすること
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
・スライドのほか、講師が配布するレジュメをもとに進める。レポートの作成に当たっては、以下を参照すること。
・参考文献1:風間規男 編著『新版 行政学の基礎』(2018、一藝社)
・参考文献2:伊藤正次・出雲明子・手塚洋輔『はじめての行政学 新版』(2022、有斐閣)
・参考文献3:西尾勝『行政学(新版) 』(2001、有斐閣)
・参考文献4:真渕勝『行政学〔新版〕』(2020、有斐閣)
学びの手立て
/Way of learning
・2~3回の講義で1つのテーマが完結するように進める。
・毎回冒頭、最新のニュースの中から、行政に関する話題を解説する。諸君も日頃から新聞(特に地元紙)をチェックされたい。さらに言えば、ニュースの内容を理解するだけでなく「行政学」で学んだ知識から、その背景を捉え、自身の意見をもってほしい。
・また定期的に、公務員試験のうち「行政学」の設問を解く機会を設け、知識の定着を図る。
評価
/Evaluation
・前半レポート50%、後半レポート50%とする。
・前半レポートを提出しなかった受講生は、その時点で不可となる。
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
・地域行政論、地方自治論、自治体経営論、都市政策論、政策評価論、公共事業論など、行政学の関連科目を学ぶことで一層の理解につながると考える。
・また、公務員試験の受験を検討している諸君は、公務研究Ⅰを併せて受講することで、進路検討の一助になるものと考える。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 ガイダンス 講義計画、評価方法等を説明 配布資料の復習
2 2 行政学への招待 なぜ行政が必要か? 配布資料の復習
3 3 行政国家の成立 国の役割は大きいほうがよいか、小さいほうがよいか? 配布資料の復習
4 4 行政学の形成1 政治と行政の違いとは? 公務員試験の過去問を復習
5 5 行政学の形成2 古典的組織論とギューリックの理論から 公務員試験の過去問を復習
6 6 行政学の形成3 新古典的組織論 公務員試験の過去問を復習
7 7 行政学の形成4 現代組織論 公務員試験の過去問を復習
8 8 行政と能率 無駄のない行政とは? 公務員試験の過去問を復習
9 9 官僚制1 官僚制は合理的か? 公務員試験の過去問を復習
10 10 官僚制2 なぜ「お役所仕事」になってしまうのか? 公務員試験の過去問を復習
11 11 行政組織1 国の組織の仕組みとは? 公務員試験の過去問を復習
12 12 行政組織2 審議会ってなんだろう? 公務員試験の過去問を復習
13 13 行政組織3 行政はどのように意思決定しているのか? 公務員試験の過去問を復習
14 14 公務員1 わが国の公務員の数は多いのか? 公務員試験の過去問を復習
15 15 公務員2 国家公務員とはどのような人たちか? 公務員試験の過去問を復習
16 16 前半のまとめ、前半レポートの説明 前半レポートの作成
17 17 予算 国の予算はどのようにして作られるのか? 公務員試験の過去問を復習
18 18 行政統制1 ギルバートのマトリクス 公務員試験の過去問を復習
19 19 行政統制2 オンブズマンって何者? 配布資料の復習
20 20 行政責任 行政はどこまで責任を負うべきか? 公務員試験の過去問を復習
21 21 公共政策1 政策はどのようにして作られるのか? 公務員試験の過去問を復習
22 22 公共政策2 どのようにして成果を測るのか? 公務員試験の過去問を復習
23 23 新公共経営1 民間に仕事を任せるべきか? 配布資料の復習
24 24 新公共経営2 わが国の行政改革 配布資料の復習
25 25 新公共経営3 行政経営のための様々な手法 公務員試験の過去問を復習
26 26 地方自治1 どうして自治体が必要か? 公務員試験の過去問を復習
27 27 地方自治2 海外との比較、そして歴史から 公務員試験の過去問を復習
28 28 地方自治3 議会及び住民との関わり方 公務員試験の過去問を復習
29 29 地方分権改革 国と地方は本当に平等か? 配布資料の復習
30 30 後半のまとめ 配布資料の復習
31 31 後半レポートの説明 後半レポートの作成

科目一覧へ戻る