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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/01 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
刑事政策Ⅰ/Criminology Ⅰ
時間割コード
/Course Code
D470240001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
法学部地域行政学科コースなし/College of Law Department of Regional Administration
曜限
/Day, Period
火/Tue 2
開講区分
/semester offered
前期/First Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
小西 由浩/Yoshihiro KONISHI
科目区分
/Course Group
専門科目 専門科目選択/専門科目 専門科目選択
教室
/Classroom
7-201/7-201
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
小西 由浩/Yoshihiro KONISHI 地域行政学科/Department of Regional Administration
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
パブリック・インタレストたる犯罪問題を取り上げ、我々の今の社会に対する意識の在り様を理解する。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
授業終了後あるいは研究室(5625)に在室中であれば何時でも
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
刑事政策Ⅰでは、犯罪学的な諸理論から犯罪という現象を概観する。ここでは「犯罪」への種々のアプローチを通して、私たちの社会が犯罪をどのように捉えてきたか、そして私たちは犯罪をいかに認識しているかということを再考するのが狙いである。また、そのことによって、私たちの社会のありようをあらためて意識することのきっかけになればと考えている。
メッセージ
/Message
何事にも複数の見方があるということを常に心に留めて置いて欲しい。
到達目標
/Attainment Targets
①犯罪という現象に対して複数の視点があることを理解する
②犯罪現象に対する理解の仕方と社会的文脈の関係性を考える
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
特に指定しない。各講義時にレジュメを配布する。

参考文献については必要に応じて紹介する。
学びの手立て
/Way of learning
①疑問を放置しない。いつ何時でも質問は歓迎する。
②身近にあるもの、各種メディアを観察すること。
③自分はどう思うかを言語化することに意識を向けること。
評価
/Evaluation
テストの結果(講義内容の理解60%・文章力40%)および受講態度による。
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
刑罰制度を中心とした犯罪対策に興味があれば、後期の「刑事政策Ⅱ」がある。また、刑事(法)学に関わる科目としては、3年次に「現代社会と犯罪Ⅰ・Ⅱ」「刑事訴訟法」「刑法各論」を用意している。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 近代法における犯罪者の像 刑法の礎となる用語の理解
2 2 犯罪人類学の登場と刑法学 19世紀における社会変化の理解
3 3 個人の病としての犯罪 19世紀的な「人」への理解
4 4 社会病理としての犯罪;アノミー理論 アノミーという視点の習得
5 5 都市問題としての犯罪;社会解体論 都市問題としての犯罪という視点
6 6 文化としての犯罪;非行副次文化理論 副次文化という用語の理解
7 7 社会構造と犯罪1;アノミーとアメリカ社会 アノミー概念の応用
8 8 社会構造と犯罪2;社会改良主義と犯罪理論 リベラリズムと犯罪問題の関連性
9 9 レッテルとしての犯罪;ラベリング理論 視点を変えるという意識の体感
10 10 犯罪原因論の衰退と犯罪学の展開 原因と対策の分離を理解する
11 11 合理的行動としての犯罪;犯罪機会論 合理的選択という考え方を理解
12 12 現代的犯罪予防論 現代的な犯罪対策の展開を考える
13 13 新たなリスクとしての犯罪;犯罪不安と刑事政策 自分は今どう感じているかを再考
14 14 まとめ1;私たちの犯罪に対する認識 それまでの種々の用語の整理
15 15 まとめ2;私たちの認識の社会的基盤 それまでの種々の用語の整理
16 16 テスト

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