シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/01 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
国際民事訴訟法/Law of International Civil Procedure
時間割コード
/Course Code
D470330001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
法学部地域行政学科コースなし/College of Law Department of Regional Administration
曜限
/Day, Period
水/Wed 3
開講区分
/semester offered
前期/First Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
鎌田 晋(非常勤)/Shin KAMATA
科目区分
/Course Group
専門科目 専門科目選択/専門科目 専門科目選択
教室
/Classroom
5-106/5-106
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
鎌田 晋(非常勤)/Shin KAMATA 地域行政学科/Department of Regional Administration
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
法学の専門的知識として国際民事訴訟を修得し、現実に生じる国際的法律問題の解決能力を身につける。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
skamata@hotmail.co.jp
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
世界の国々はそれぞれの法を有し法的問題の解決手段も異なっているが、現在の国際社会では国を跨いだ法律問題の発生は避けられない。この場合、いずれの国で、いかなる方法で、問題を解決するのが適切かを探っていくこととする。授業では、判例に現れた事案の他、沖縄で現実に生じている事例も紹介し、共に検討したい。
メッセージ
/Message
沖縄は、地理的、歴史的に国際的法律問題が生じる可能性が高いといえます。米軍人や軍属との婚姻・離婚に関する問題や、南米に相続人がいる遺産分割、外国人労働者の労働問題など、種々の法的問題が日々生じています。これらの問題はどのように解決されているのか、実際の事例を紹介しながら講義を進めます。
到達目標
/Attainment Targets
授業の目標は国際的法律問題の解決能力を身につけることにある(もっとも、実際の問題解決には「国際私法」の知識も必要になる)。授業では、国際的法律問題解決にあたり、①いずれの国で裁判をするのが適切か(日本で裁判をするのが適切か)、②日本で裁判をする場合、どのような手続きをとるべきか、③外国の裁判が日本にとってどのような影響を与えるか、の3点を中心にとりあげ、基本的知識や原則を理解するとともに、具体的事案について一定の解決を示せるようになることを目標とする。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
授業はレジュメを配布して行うので、特定のテキストは指定しません。参考文献としては、松岡博編『国際関係私法入門(第4版補訂)』、『国際私法判例百選(第3版)」』を推奨します。その他の参考文献は、授業の進度に合わせて紹介します。
学びの手立て
/Way of learning
国際民事訴訟法の理解には、憲法、民法、民事訴訟法の知識が必要です。受講にあたっては、これらの科目について基本事項を復習確認しておくことを希望します。また、授業では国際私法の基本事項にも触れますが、同科目を履修していない場合は気軽に質問してください。法的問題解決能力を身につけるためには、たくさんの事例を検討する必要があります。授業ではなるべく多くの事例を取り上げますが、参考文献に掲げた『国際私法判例百選』の事案を検討することでより深い理解が得られると思います。
評価
/Evaluation
期末試験(100点)のみで評価します。期末試験は、到達目標で示した3点について基本事項を確認する問題(60点)と具体的事例に関する論述問題(40点)を出題します。
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
国際的法律問題の解決するための関連科目として「国際私法」の履修を希望します。また、国際的法律問題には、私人間の法律問題だけではなく、国家間の問題もあり、次のステージとして国際公法に関する講義を受講することをお勧めします。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 国際民事訴訟法とは何か レジュメ、判例の復習確認。
2 2 国際裁判管轄(総論) レジュメ、判例の復習確認。
3 3 国際裁判管轄(各論1) レジュメ、判例の復習確認。
4 4 国際裁判管轄(各論2) レジュメ、判例の復習確認。
5 5 国際裁判管轄(各論3) レジュメ、判例の復習確認。
6 6 国際裁判管轄(各論4) レジュメ、判例の復習確認。
7 7 国際訴訟競合1 レジュメ、判例の復習確認。
8 8 国際訴訟競合2 レジュメ、判例の復習確認。
9 9 国際司法共助1 レジュメ、判例の復習確認。
10 10 国際司法共助2 レジュメ、判例の復習確認。
11 11 外国判決の承認・執行1 レジュメ、判例の復習確認。
12 12 外国判決の承認・執行2 レジュメ、判例の復習確認。
13 13 外国判決の承認・執行3 レジュメ、判例の復習確認。
14 14 国際民事仲裁・国際倒産、事例検討1 レジュメ、判例の復習確認。
15 15 事例検討2 レジュメ、判例の復習確認。
16 16 期末試験

科目一覧へ戻る