シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/27 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
心理学実験B/Psychology Experiment B
時間割コード
/Course Code
I510390002
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
総合文化学部人間福祉学科心理カウンセリング専攻/College of Global and Regional Culture Department of Human Welfare
曜限
/Day, Period
火/Tue 3
開講区分
/semester offered
後期/Second Semester
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
平山 篤史/Atsushi HIRAYAMA
科目区分
/Course Group
専門科目 専門科目必修/専門科目 専門科目必修
教室
/Classroom
13-308/13-308
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
平山 篤史/Atsushi HIRAYAMA 人間福祉学科/Department of Human Welfare
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
心理学的現象を論理的に考え説明できる力を身につけるための、実験・観察・調査などの実証的研究法を学ぶ専門科目である。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
研究室  :13-211
E-mail  :atsushi@okiu.ac.jp
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
基本的な心理学研究法を用いた8つの実習(心理検査法、行動観察、記憶の自由再生、ミュラー・リエル錯視、視覚的短期記憶、訓練の転移、パーソナルスペース、質問紙法)について実験者・参加者の立場で実習を行う。各実習テーマについて、心理学基礎演習実習報告書(以降、レポートと呼ぶ)を毎回作成し、実証科学の研究法の基礎を体験的に身につけてもらう。
メッセージ
/Message
心理学基礎演習Aの講義をふまえ、目には見えない心を測定する心理学的研究法について、実際に実験実習を体験することによって学んでください。心の科学的な測定方法と客観的なデータ解析法について、主体的・積極的な姿勢で教員、SA、ゼミ仲間と協働しながら学ぶことで、体験的に研究の基礎力を身につけましょう。
到達目標
/Attainment Targets
①人間のこころや行動に関する現象を、心理学的理論や概念、技術を用いて理解し、説明することができる。
②実験法、観察法、検査法などの実証的研究手法について、8つの実験実習を通して体験的に理解し、身につけることができる。
③研究目的・仮説の設定、方法の立案、データ収集・分析・考察の仕方など、科学論文の様式に従った報告書の書き方を学び、実験的技法・実証的手法の体系的で具体的な知識を身につけることができる。
④現代社会における諸問題について心理学的視点から研究、考察していくための基礎的な研究力と態度を身につけることができる。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
テキストは特に指定しない。必要に応じて資料を配布する。以下の①~④の参考図書を常に参照すること。
    ①宮谷真人・坂田省吾(代編)(2009).  心理学基礎実習マニュアル 北大路書房
    ②日本心理学会 認定心理士資格認定協会(編)(2015).  認定心理士資格準拠-実験・実習で学ぶ心理学
      の基礎- 金子書房
    ③心理学基礎演習シリーズVol.1(実験法)、Vol.2(質問紙法)、Vol.3(観察・面接法) ナカニシヤ出版
    ④心理学マニュアルシリーズ(研究法レッスン、要因計画法、観察法、質問紙法) 北大路書房
学びの手立て
/Way of learning
・実験、実習が主となる授業のため、遅刻や欠席のないよう体調・時間の管理に十分注意をすること。
・この授業では、心理学基礎演習Bの講義内容を踏まえて実験・実習活動(実験実習実施、データ収集・分析、
 レポート作成など)を行う必要がある。2つの授業を欠かさず受講するよう心がけてもらいたい。
・疑問や不明な点などがあれば、実施要項、配布資料等をよく読んだ上で、ゼミ教員もしくは担当教員によく
 相談し、確認すること。
・困ったこと、分からないことは積極的に質問するとよい。自分一人で抱え込まないようにすることが大切。
評価
/Evaluation
・平常点(実験への参加態度、各週に課される課題の提出状況)…40%
・レポート(実習⑥⑦⑧の各レポート、質問紙実習⑥の質問紙調査計画書完成版と質問紙完成版の5本)…60%
※原則、全課題において実施者・参加者の役割を担い、指定期限内に各実習のレポートを提出することが単位取
得の前提条件となる。各実習で作成するレポートは、問題と目的、方法、結果、考察、引用文献を含み、科学論
文の要件を満たすものとする。質問紙調査計画書と質問紙は、教員に指示された適切な様式で作成すること。
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
関連科目:心理統計学基礎、心理学基礎演習B、心理学研究法Ⅱを履修すること。
次のステージ:3年次の心理学専門演習ⅠA・ⅠBを履修すると共に、心理統計学Ⅰ・Ⅱを履修することで、
卒業研究へと展開させていくことや実践活動に役立てることができるだろう。心理学基礎演習Bおよび心理学実
験Bの学びを、その他の心理専門科目の内容と結びつけて履修を進めると良い。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 実習6-2:質問紙調査計画の立て方/質問紙調査計画書の書き方の説明 質問紙調査計画書の作成
2 2 実習6-3:質問紙の作成方法の説明 質問紙の作成
3 3 実習6-4:質問紙調査計画書と質問紙の添削指導とポイント解説① 質問紙調査計画書と質問紙の修正①
4 4 実習6-5:質問紙調査計画書と質問紙の添削指導とポイント解説② 質問紙調査計画書と質問紙の修正②
5 5 実習6-6:質問紙調査計画書と質問紙の添削指導とポイント解説③/依頼状の作成方法の説明 質問紙調査計画書と質問紙の完成
6 6 実習6-7:依頼状の検討/調査の実施準備と実施方法の確認 質問紙と依頼状の完成/実査練習
7 7 実習6-8:質問紙調査の実施/回収票のチェックとデータ集計 質問紙調査の実施・データ集計
8 8 実習6-9:データ分析と図表の作成/結果の読み取りと考察 図表作成・結果の読み取りと考察
9 9 実習6-10:質問紙実習レポート(実習⑥)の書き方/発表用資料の作成方法の説明 発表資料作成・発表練習
10 10 実習6-11:質問紙実習発表会 実習⑥質問紙レポートの作成
11 11 実習6-12:質問紙実習および発表会の振り返り 実習⑥質問紙レポートの作成
12 12 実習7-1:観察法の概説・観察法実習の手順・実施方法・データ整理・図表作成の説明 データ整理・図表作成
13 13 実習7-2:観察法の結果の読み取りと考察・観察実習レポート(実習⑦)の書き方の説明 結果読み取り・⑦観察レポート作成
14 14 実習8-1:心理検査法の概説・心理検査実習の手順・実施方法・データ整理・図表作成の説明 データ整理・図表作成
15 15 実習8-2:結果の読み取りと考察・心理検査レポート(実習⑧)の書き方の説明 結果読み取り・⑧検査レポート作成
16 16 予備日 後期の学習内容の総復習

科目一覧へ戻る