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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/27 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
心理学実験B/Psychology Experiment B
時間割コード
/Course Code
I510390003
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
総合文化学部人間福祉学科心理カウンセリング専攻/College of Global and Regional Culture Department of Human Welfare
曜限
/Day, Period
火/Tue 3
開講区分
/semester offered
後期/Second Semester
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
上田 幸彦/Yukihiko UEDA
科目区分
/Course Group
専門科目 専門科目必修/専門科目 専門科目必修
教室
/Classroom
9-403/9-403
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
上田 幸彦/Yukihiko UEDA 人間福祉学科/Department of Human Welfare
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
研究室:13号館213
y.ueda@okiu.ac.jp
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
基本的な心理学研究法を用いた8つの実習(心理検査法、行動観
察、自由再生、ミュラー・リエル錯視、視覚的短期記憶、訓練の転
移、パーソナル・スペース、質問紙法)について実習を行う。各実
習テーマについて、心理学基礎演習実習報告書(以降、レポートと
呼ぶ)を毎回作成し、実証科学の研究法の基礎を体験的に身につけ
てもらう。
メッセージ
/Message
心理学の専門科目の中でも実験を中心とした実証的な研究法の基
礎を学ぶ心理学らしい科目です。目には見えないこころを心理学的
研究法によって科学的に調べることで、データに基づいた客観的な
理解ができることを実体験します。自ら主体的・積極的に学ぶ態度
と、教員、SA、ゼミ仲間との協働が不可欠です。仲間と共に実験実
習に取り組むことで基礎的な研究力と態度を身につけましょう。
到達目標
/Attainment Targets
①人間のこころや行動に関する現象を、心理学的理論や概念、技術を用いて理解し、説明することができる。
②実験法、観察法、検査法などの実証的研究手法について、8つの実験実習を通して体験的に理解し、身につけることができる。
③研究目的・仮説の設定、方法の立案、データ収集・分析・考察の仕方など、科学論文の様式に従った報告書の書き方を学び、実験的 技法・実証的手法の体系的で具体的な知識を身につけることができる。
④現代社会における諸問題について心理学的視点から研究、考察していくための基礎的な研究力と態度を身につけることができる。"
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
テキストは特に指定しない。必要に応じて資料を配布する。以下の①~④の参考図書を常に参照すること。
①宮谷真人・坂田省吾(代編)(2009) 心理学基礎実習マニュアル 北大路書房
②日本心理学会 認定心理士資格認定協会(編)(2015) 認定心理士資格準拠‐実験・実習で学ぶ心理学の基礎‐金子書房
③心理学基礎演習シリーズVol.1(実験法)Vol.2 (質問紙法) Vol.3 (観察・面接法) ナカニシヤ出版
④心理学マニュアルシリーズ (研究法レッスン、要因計画法、観察法、質問紙法) 北大路書房
学びの手立て
/Way of learning
・実験、実習が主となる授業のため、遅刻や欠席のないよう体調・時間の管理を十分に注意すること。
・この授業では、心理学基礎演習Aの講義内容を踏まえて実験・実習活動(実験実習実施、データ収集・分析、レポート作成など)を行う必要がある。2つの授業を欠かさず受講するよう心がけてもらいたい。
・疑問や不明な点などがあれば、実施要項、配布資料等をよく読んだ上で、ゼミ教員もしくは担当教員によく相談し、確認すること。
・困ったこと、分からないことは積極的に質問すること。自分一人で抱え込まないようにすことが大切。"
評価
/Evaluation
平常点(演習への参加態度、各週に課される課題の提出状況)…40%  レポート(実習⑦と⑧)と実習⑦の質問紙調査計画書完成版、質問紙完成版、依頼状(2種)の6本…60%  ※原則として、実習⑦⑧において調査者・調査対象者、観察者の役割を担い、期限内に実習レポートを提出することが単位取得の前提条件となる。各実習のレポートは、原則として、問題と目的、方法、結果、考察、引用文献を含み、科学論文の要件を満たすこと。質問紙調査計画書、質問紙、依頼状は、適切な様式で作成すること。
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
関連科目:心理統計学基礎、心理学基礎演習A・B、心理学実験A・B、心理学研究法Ⅱ、心理学統計法Ⅰ・Ⅱ、心理調査法。次へのステージ:心理学基礎演習A・B、心理学実験A・Bでの学びを、3年次以降のゼミ(心理学専門演習・プログラムの演習)での研究活動や実践活動に活かす。その他の心理の専門科目の内容と結びつけながら履修を進めていくとよい。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 実習7-1:実習⑦(質問紙法)質問紙法の概説/質問紙実習の解説 質問紙実習の理解・論文の熟読 
2 2 実習7-2:質問紙調査計画の立て方の解説/取り上げる概念・変数の検討 論文の熟読・概念・変数の検討
3 3 実習7-3:質問紙調査計画書の書き方の解説 質問紙調査計画書の作成 
4 4 実習7-4:質問紙の作成方法の解説 質問紙の作成   
5 5 実習7-5:質問紙調査計画書と質問紙の添削指導とポイント解説① 調査計画書と質問紙の修正① 
6 6 実習7-6:質問紙調査計画書と質問紙の添削指導とポイント解説② 調査計画書と質問紙の修正② 
7 7 実習7-7:質問紙調査計画書と質問紙の添削指導とポイント解説③/依頼状の作成方法の解説 調査計画書と質問紙の完成 
8 8 実習7-8:依頼状の検討/調査の実施準備と実施方法の解説と確認 質問紙と依頼状の完成・実査練習 
9 9 実習7-9:質問紙調査の実施/回収票のチェックとデータ集計の解説と実習 質問紙調査の実施・データ集計 
10 10 実習7-10:データ分析と図表の作成/結果の読み取りと考察① 図表作成・結果読み取りと考察 
11 11 実習7-11:データ分析と図表の作成/結果の読み取りと考察② 図表作成・結果読み取りと考察 
12 12 実習7-12:質問紙実習レポート(実習⑦)の書き方の解説 ⑦質問紙レポートの作成
13 13 実習8-1:実習⑧(観察法) 観察法の概説・観察実習の手順の説明と実施・結果の整理  観察結果の整理
14 14 実習8-2:観察結果の一致率の検討・図表の書き方の解説 一致率の計算と検討・図表作成
15 15 実習8-3:観察法の結果の読み取りと考察・観察実習レポート(実習⑧)の書き方の解説 結果読み取り・⑧観察レポート作成 
16 16 予備日 後期の学習内容の総復習

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