基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Course	知覚・認知心理学／Psychology of Perception and Cognition
時間割コード ／Course Code	I571550001
ナンバリングコード ／Numbering Code
開講所属 ／Course Offered by	総合文化学部人間福祉学科心理カウンセリング専攻／College of Global and Regional Culture Department of Human Welfare
曜限 ／Day, Period	火／Tue　5
開講区分 ／semester offered	後期／Second Semester
単位数 ／Credits	2.0
学年 ／Year	2,3,4
主担当教員 ／Main Instructor	前堂　志乃／Shino MAEDO
科目区分 ／Course Group	専門科目　専門科目選択／専門科目 専門科目選択
教室 ／Classroom	3-406／3-406
遠隔授業 ／Remote lecture	No

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
前堂　志乃／Shino MAEDO	人間福祉学科／Department of Human Welfare

※ポリシーとの関連性 ／*Relevance to Policy	本専攻カリキュラムポリシーの1に該当する
授業に関する問い合わせ ／Inquiries about classes	研究室：5-431 e-mail:mshinoあっとまぁくokiu.ac.jp
学びの準備 ／Prepare to learn	ねらい ／Goal 知覚、認知心理学の主要なテーマ（感覚、知覚、記憶、知識と表象、思考、言語、注意と意識の各メカニズム、知覚・認知の障害）に関する基礎知識を学ぶ。授業の学びを踏まえ自分の日常の行動や思考を観察し振り返る。知覚・認知心理学の知識と日常生活を結びつけ、知覚・認知過程を具体的に理解し、知覚・認知心理学的観点から物事を捉え考える視点を持つことを目指す。 メッセージ ／Message 授業内・外で、「ものごとを知覚し認識すること、理解すること、考えること」というこころの働き（知覚・認知過程）について、文献を読み、対話し、考える機会・経験を増やそう。日頃から自分や人々のこころの動きや、認識と感情と行動の関係を意識的に観察してみよう。知覚・認知という視点からこころの理解をしていこう。 到達目標 ／Attainment Targets ①知覚・認知心理学の基礎知識（専門用語、理論）を理解し、知覚・認知心理学分野の入門書を自分で読んで内容を理解できる。 ②知覚・認知心理学の基礎知識（専門用語、理論）と日常の出来事を結びつけて自分の言葉でわかりやすく説明できる。 ③知覚・認知心理学の立場からの心理学的視点（人、社会の心の諸問題を科学的に分析的に理解し考える力）を持つことができる。 ④日常の身近な課題や問題について、知覚・認知心理学の基礎知識をもちいて考え、対応することができる。
学びの実践 ／Learning Practices	授業計画 ／Class Plan テキスト・参考文献・資料など ／Textbooks, references, materials, etc. テキストは特に指定しない。授業ごとに必要な資料を配布する。以下の①～④の参考図書を参照するとよい。 ①大山正（2000）.　新心理学ライブラリ18視覚心理学への招待―見えの世界へのアプローチ―　サイエンス社 ②松田隆夫（2000）.　知覚心理学の基礎　培風館 ③大山　正他（編）（1994）.　新編　感覚・知覚ハンドブック　誠信書房 ④日本認知心理学会（編）（2013）.　認知心理学ハンドブック　有斐閣 学びの手立て ／Way of learning ・心理学の専門書（テキストや参考文献）理解するには、2度読み（下読み、分析読み）と、心理学の専門用語について自分で調べること、が重要です。興味や関心が芽生えたら自分で調べ発展的に学びましょう。 ・授業内容に関連する予習・復習と日常観察を課します。ひとの「知覚と認知」について「よく読み、よく観察し、よく話し、よく考える」ことに積極的に取り組みましょう。 ・心理カウンセリング専攻の学生を優先します。他学科、他専攻学生の受講に際しては、共通科目の心理学Ⅰ・Ⅱまたは心理学概論などの心理学入門科目を履修済みであることが望ましい。 評価 ／Evaluation 1)平常点：授業についての振り返り課題、授業内・外でのワーク課題など50% 2)課題レポート10% 3)振り返りレポート10% 4)期末テスト30% ※1)～4)において到達目標の①～④の達成度を評価する
学びの継続 ／Continuing to learn	次のステージ・関連科目 ／Next Stage and Related Courses 関連科目：心理学概論、神経・生理心理学（生理）、神経・生理心理学（神経）、学習・言語心理学。 次へのステージ：知覚心理学と認知心理学の観点から身近な物事を捉え考える（専門知識と日常を繋げる）習慣を継続しよう。引き続き、知覚・認知心理学で学んだ知識と結びつけながらその他の心理学の専門科目を幅広く履修しよう。

No.	回（日時） ／Time (date and time)	授業計画 ／Class Plan	時間外学習の内容 ／Content of Overtime Learning	備考 ／Notes
1	1	初回オリエンテーション、知覚心理学、認知心理学とは	シラバス理解と授業の予・復習
2	2	感覚	授業内容の予・復習と日常観察
3	3	視知覚	授業内容の予・復習と日常観察
4	4	聴知覚	授業内容の予・復習と日常観察
5	5	体性感覚	授業内容の予・復習と日常観察
6	6	味覚・嗅覚	授業内容の予・復習と日常観察
7	7	感性	授業内容の予・復習と日常観察
8	8	注意	授業内容の予・復習と日常観察
9	9	記憶の構造と機能	授業内容の予・復習と日常観察
10	10	長期記憶の分類と機能	授業内容の予・復習と日常観察
11	11	知識とイメージ	授業内容の予・復習と日常観察
12	12	思考と推論	授業内容の予・復習と日常観察
13	13	問題解決と意思決定	授業内容の予・復習と日常観察
14	14	認知の個人差	授業内容の予・復習と日常観察
15	15	知覚の障害・認知の障害	全体の復習と振り返り/期末課題
16	16	期末テスト	学習内容の総復習