シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/27 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
神経・生理心理学(生理)/Neuro- and Physiological Psychology (physiology)
時間割コード
/Course Code
I571570001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
総合文化学部人間福祉学科心理カウンセリング専攻/College of Global and Regional Culture Department of Human Welfare
曜限
/Day, Period
水/Wed 2
開講区分
/semester offered
前期/First Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
上 薫(非常勤)/Kaoru KAMI
科目区分
/Course Group
専門科目 専門科目選択/専門科目 専門科目選択
教室
/Classroom
3-407/3-407
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
上 薫(非常勤)/Kaoru KAMI 人間福祉学科/Department of Human Welfare
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
本専攻カリキュラムポリシーの1に該当する
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
研究室:5-431
e-mail:ptt1379あっとまぁくokiu.ac.jp
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
神経・生理心理学は、脳・行動・心の関係を正常・異常の両面から明ら
かにする学問領域である。心の動きは体や感覚器・神経系の活動と
密接に関係している。従って、それらを知ることにより複雑な心の
理解が容易になる。本講義では、神経・生理心理学の領域の中でも
神経分野、神経系と内分泌系の生理的機能のしくみについて学ぶ。
メッセージ
/Message
【実務経験】臨床心理士・公認心理師として医療機関で臨床と研究を行った経験を活かし、講義を行います。
今、心は脳機能の現れと理解されているが、脳とこころの関係の理解は容易ではない。脳は観察可能な「実体」で心は「目に見えない存在」だからです。そして、脳とこころの間は、脳神経と内分泌系の生理的機能が橋渡しをしている。こころは表情や行動、ことばに表現され、読み取られ、理解される。表情や行動やことばを生み出す脳と生理的機能のしくみや働きを理解し、こころを理解しよう。
到達目標
/Attainment Targets
①神経・生理心理学の基礎知識(専門用語、理論)を理解し、神経・生理心理学分野の入門書を自分で読んで内容を理解できる。
②神経・生理心理学の基礎知識(専門用語、理論)と日常の出来事を結びつけて自分の言葉でわかりやすく説明できる。
③日常の身近な課題や問題について、神経・生理心理学の基礎知識をもちいて考えることができる。
④心理学的視点(人、社会、自分、他者、人間の心の諸問題を科学的に分析的に理解し考える力)を身につけることができる。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
テキストは特に指定しない。必要な資料などは適宜配布する。以下に示す文献を参考図書とする。
公認心理師ベーシック講座「神経・生理心理学」,早川友恵・田邊宏樹,講談社
「脳とこころの不思議な関係  生理心理学入門」古川聡他 川嶋書店
「バイオサイコロジー」ピネル 西村書店
「生理心理学と精神生理学」Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ巻,堀忠雄・尾﨑久記監修 北大路書房
森岡周(2014).脳を学ぶ―「ひと」とその社会がわかる生物学 協同医書出版社
池谷裕二(2015).大人のための図鑑-脳と心のしくみ 新星出版社
学びの手立て
/Way of learning
・心理学の専門書(テキストや参考文献)理解するには、2度読み(下読み、分析読み)と、心理学の専門用語
 について自分で調べること、が重要です。興味や関心が芽生えたら自分で調べ発展的に学びましょう。
・授業内容に関連する予習・復習と日常観察を課します。ひとの「知覚と認知」について「よく読み、よく観察
 し、よく話し、よく考える」ことに積極的に取り組みましょう。
評価
/Evaluation
1)平常点:授業についての振り返り課題、ワーク課題など30%
2)課題レポート10%
3)振り返りレポート10%
4)期末テスト50%
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
関連科目:心理学概論、知覚・認知心理学、神経・生理心理学(神経)、学習・言語心理学
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 初回オリエンテーション、生理心理学とは シラバスの理解と講義内容の復習
2 2 脳は何からできているのか 講義内容の復習
3 3 神経細胞のはたらき 講義内容の復習
4 4 脳が外界を知るしくみ‐視覚‐ 講義内容の復習
5 5 脳が外界を知るしくみ‐さまざまな知覚系‐ 講義内容の復習
6 6 記憶の座と記憶痕跡 講義内容の復習
7 7 学習と認知の神経基盤 講義内容の復習
8 8 脳とホルモンからみた情動 講義内容の復習
9 9 心の病気と脳 講義内容の復習
10 10 生体リズムと睡眠 講義内容の復習
11 11 脳とコミュニケーション 講義内容の復習
12 12 遺伝子と行動 講義内容の復習
13 13 意識と脳 講義内容の復習
14 14 脳の発達 講義内容の復習
15 15 まとめ 講義内容の復習
16 16 期末テスト 期末テストの準備と全体の総復習

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