シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/27 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
社会・集団・家族心理学(社会・集団)/Social, Group and Family Psychology (Social, Group)
時間割コード
/Course Code
I571580001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
総合文化学部人間福祉学科心理カウンセリング専攻/College of Global and Regional Culture Department of Human Welfare
曜限
/Day, Period
火/Tue 5
開講区分
/semester offered
前期/First Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
泊 真児(非常勤)/Shinji TOMARI
科目区分
/Course Group
専門科目 専門科目選択/専門科目 専門科目選択
教室
/Classroom
3-202/3-202
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
泊 真児(非常勤)/Shinji TOMARI 人間福祉学科/Department of Human Welfare
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
 心理学的現象を論理的に考え説明できる力(論理的思考力、問題解決能力、表現力)を身につけるための、実験・観察・調査などの実証的研究法を学ぶ専門科目(P2)、人間のこころや行動を理解するための心理学の知識と技術を学ぶ専門科目(P1)
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
 初回講義時に連絡先を周知します。また、毎回の講義時にメール等で受け付けます。
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
 社会・集団・家族心理学領域における著名な研究知見・研究者、理論、研究法などについて概説すると共に、ワークやクイズ、小実験を通して理解を深める。公認心理師資格試験に対応する当該領域のトピックを網羅しつつ、なるべく日常的な心理現象を取りあげて講義を進める。それらを社会心理学的視座から読み解くことを通して、科学的・客観的なものの見方を身につけることを目指す。
メッセージ
/Message
 本講義は、対面授業形式で行います。ただし、感染症の流行等により対面授業が実施できない場合は、大学の方針に従い特例授業(オンライン)へ変更する可能性もあります。対面・遠隔どちらの授業形態にも対応できるよう受講環境を整えておいて下さい。履修仮登録者は、1回目講義に必ず出席して下さい。1回目講義に欠席した場合、仮登録者でも原則的に登録を取り消します。重要事項の説明と同意を行うためです。
到達目標
/Attainment Targets
 1.社会・集団心理学分野の古典的・代表的な研究知見について理解し、専門用語や理論を用いて内容を簡潔に要約し、人に説明することができる。2.家族や友人等の親密な人間関係ならびに集団における人の意識や行動の基本的メカニズムと、その働き・意味について、特に「状況要因」が持つ影響力を考慮に入れた社会心理学的な見方ができる。3.他者や集団、文化が人の心を形成・維持・変容し、また相互に影響し合っていることについて、理論的・実証的立場から理解できる。4.社会・集団心理学分野で用いられる様々な科学的研究手法やデータ解析法の意味・適用範囲について、基礎的理解ができるようになる。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
 テキストは使用せず、講義は毎回の配付資料を中心に進める。参考書籍は下記の他、配布資料の文献リストや講義内で毎回紹介する。
  (1)池田謙一・唐沢穣・工藤恵理子・村本由紀子 (2010). 社会心理学 有斐閣
  (2)岡本浩一 (1986). 社会心理学ショート·ショート 新曜社
  (3)遠藤由美 編著 (2010). いちばんはじめに読む心理学の本②:社会心理学-社会で
    生きる人のいとなみを探る- ミネルヴァ書房
※データベースや図書館で、学会誌「社会心理学研究」、「実験社会心理学研究」等も参照してください。
学びの手立て
/Way of learning
1.講義の中で紹介された知見について、そのテーマや研究方法をさらに詳しく調べたり、研究のアイディアを膨らませてみて下さい。自分が研究するとしたらどのような発想や改善・工夫で取り組みたいか等です。
2.図書館に所蔵されている文献や社会・集団心理学系の学術論文(学会誌、紀要など)を積極的に検索し、どのような研究が行われているか調べ、実際に読んでみることを通して講義内容の理解をさらに深めて下さい。
3.学期末試験は、論述式で行う予定です。ただし、受講者数や講義形態等によってレポート等に変更するか、実施方法を変更する可能性があります。詳細については、前もって講義内で説明します。
評価
/Evaluation
・成績評価は、平常点が50%、学期末課題が50%の内訳で、これらを総合的に評価して行います。ただし、いずれも6割以上の成績を残すことが単位認定の条件となります。
・平常点は、講義内外での各種ワークへの取組、意見表明や質問、毎回のリアクションペーパーやホームワーク課題等の提出物で評価します。
・学期末試験については、「参考書や資料等の持ち込みを全て不可」として論述試験を実施する予定です。
 学期末レポート課題に変更する場合は、講義内で詳細を指示します。評価基準は、講義内で説明します。
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
関連科目:「社会・集団・家族心理学(家族)」や「司法・犯罪心理学」を合わせて履修すると、社会・集団心理学分野の理論や概念、方法論との繋がりを意識しながら、さらに学びを深めることができることと思います。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 授業契約・オリエンテーション:社会・集団・家族心理学とは何か? シラバスの確認·授業契約書の理解
2 2 社会の中にある自己~自己過程の社会心理学~ 振り返り・ホームワーク課題の回答
3 3 他者を知る仕組みとは?~対人認知の社会心理学~ 振り返り・ホームワーク課題の回答
4 4 対人関係の形成と発展~対人魅力の社会心理学~ 振り返り・ホームワーク課題の回答
5 5 対人間の言語・非言語コミュニケーション 振り返り・ホームワーク課題の回答
6 6 寂しい人は早く死ぬ?~家族・対人関係とストレス及びソーシャルサポート~ 振り返り・ホームワーク課題の回答
7 7 向社会的行動と反社会的行動~援助と攻撃の社会心理学~ 振り返り・ホームワーク課題の回答
8 8 態度と行動の関係(1)~態度概念・測定法を中心に~ 振り返り・ホームワーク課題の回答
9 9 態度と行動の関係(2)~依頼・勧誘・説得の社会心理学~ 振り返り・ホームワーク課題の回答
10 10 社会的影響過程(1)~社会的促進・抑制とリーダーシップ~ 振り返り・ホームワーク課題の回答
11 11 社会的影響過程(2)~集団圧力・集団意思決定の社会心理学~ 振り返り・ホームワーク課題の回答
12 12 社会的影響過程(3)~状況要因の影響力(同調と服従の心理)~ 振り返り・ホームワーク課題の回答
13 13 社会的影響過程(4)~集団間の差別と偏見・少数派の影響過程~ 振り返り・ホームワーク課題の回答
14 14 文化と心理・行動の関係~文化の社会心理学~ 振り返り・ホームワーク課題の回答
15 15 集合行動とマスコミュニケーション・振り返りと学期末試験の案内 学習内容のまとめと総復習
16 16 学期末試験:論述試験(持ち込み不可)を実施する予定 学習内容全体の振り返り

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