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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/28 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
応用言語学/Applied Linguistics
時間割コード
/Course Code
G240380001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
総合文化学部日本文化学科コース決定前/College of Global and Regional Culture Department of Japanese Language and Culture
曜限
/Day, Period
木/Thu 5
開講区分
/semester offered
前期/First Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
仲間 恵子(非常勤)
科目区分
/Course Group
専門科目 専門科目選択/専門科目 専門科目選択
教室
/Classroom
9-204/9-204
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
仲間 恵子(非常勤) 日本文化学科/Department of Japanese Language and Culture
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
規範的とされる標準語(共通語)と地方の言葉との違いを言語学的に確認する。また、自分の身の回りにある言語学的現象に気付く。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
下記メールで受け付けます。ptt490@okiu.ac.jp
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
規範的な標準語を学ぶだけでなく、それを応用し、地方の言葉にもある言語学的な現象を見抜く力を身につける。また、伝統的な琉球諸語も学んだ人には、二つの言語が接触したときにおこる現象についての知識を手に入れる。日常的な言葉の使用実態をデータ化し、理論にもとづいた整理のしかたを学ぶ。
メッセージ
/Message
アナウンサーが話すような標準語でもなく、祖父母世代が話す伝統的な方言でもなく、みなさん自身が日常使う言葉について考えます。耳にする音声、目にする文字すべてが研究対象であることを知ってください。
到達目標
/Attainment Targets
ねらいにもとづき、規範的な標準語と地方の言葉を区別できるようになる。また、接触言語についてかかれた論文、社会言語学と言語学の差異を理解する。日常の言語生活から研究材料を取り出し、データ化するトレーニングをする。そのため、講義の各回の内容ごとに、自身が気づいた、論文を読んで思いだした接触言語体験例をあげてもらい、出席カードとともに提出する。9回~10回ごろに、レポートの課題を提示し、データ数を指定して、主に文字資料から言語接触の例を取り出し、分析し、提出する。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
教科書は教員で用意する。配布日を除き、講義の進捗を考え、次回に進みそうな範囲は読んでおくこと。講義ではあえて何ページまでとは指定しない。日本語・琉球諸語以外の「接触言語」の研究書なども参考になる。
学びの手立て
/Way of learning
身近にある郷土関係図書を読み、接触言語的表現がないか参考にする。国語、日本語、言語学の専門用語をもちいた説明がなぜ必要なのか考えながら受講する。
評価
/Evaluation
各回の出席を兼ねた課題、内容、取組み具合40%。レポート60%とする。15回の講義のうち、5回以上の欠席は不可とする。
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
日本語標準語、琉球諸語、接触言語に関連する分野。日常の言葉遣いに敏感になる。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 ガイダンス・琉球列島の言語とは
2 2 日本語標準語・琉球列島の言葉に関する基本
3 3 接触言語における単語作り1・名詞編 テキストを事前に読む
4 4 接触言語における単語作り2・動詞/形容詞編 テキストを事前に読む
5 5 助詞にみられる言語接触1主に格助詞 テキストを事前に読む
6 6 助詞にみられる言語接触2 とりたて テキストを事前に読む
7 7 動詞における言語接触1 語幹 テキストを事前に読む
8 8 動詞における言語接触2 活用・アスペクト・ムード テキストを事前に読む
9 9 形容詞における言語接触1 語幹・意味 【レポート課題提示】 レポートに関する用例あつめ・分析
10 10 形容詞における言語接触1 活用 レポートに関する用例あつめ・分析
11 11 沖縄島北部・奄美諸島における言語接触 レポートに関する用例あつめ・分析
12 12 宮古諸島・八重山諸島における言語接触 レポートに関する用例あつめ・分析
13 13 動詞における言語接触3 受身・使役・可能  【レポート提出】 レポートに関する用例あつめ・分析
14 14 データの収集と分析におけるモラルと作法 自身のレポートのやり方を省みる
15 15 レポート解説・まとめ

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