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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/28 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
日本語文法論Ⅱ/Japanese Grammar Theory Ⅱ
時間割コード
/Course Code
G270550001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
総合文化学部日本文化学科コース決定前/College of Global and Regional Culture Department of Japanese Language and Culture
曜限
/Day, Period
水/Wed 4
開講区分
/semester offered
後期/Second Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
下地 賀代子/Kayoko SHIMOJI
科目区分
/Course Group
専門科目 専門科目選択/専門科目 専門科目選択
教室
/Classroom
5-304/5-304
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
下地 賀代子/Kayoko SHIMOJI 日本文化学科/Department of Japanese Language and Culture
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
日本語文法の基本を理解し、専門的な知識を身につける。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
5-401(研究室)
kshimoji@okiu.ac.jp
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
言語には必ず「文法=言葉の運用ルール」が備わっています。この「文法」の実態を明らかにするのが「文法論」という学問です。
この授業では、日本語教育の観点から日本語の文法を捉えていきます。グループワークなどを通し、日本語教育の現場で活きる「自分で考える」力を身に付けていきましょう。
メッセージ
/Message
文法と聞くと難しい・つまらないと思われがちですが、私たちが日本語を自由に操ることができるのはその文法が身についているからなのです。「無意識の知」に目を向けてみましょう。
到達目標
/Attainment Targets
・日本語文法論の基本を理解し、主要な術語やカテゴリーの概要を適切に説明することができる。
・日本語文法の主要なカテゴリーのシステムを理解し、それに関わる言語事象(語や文)について説明することができる。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
・使用テキスト:原沢伊都夫(2010)『考えて、解いて、学ぶ 日本語教育の分布』スリーエーネットワーク
・参考文献
益岡隆志・田窪行則『基礎日本語文法・改訂版』くろしお出版、高橋太郎他2005『日本語の文法』ひつじ書房、山田敏弘(2004)『国語教師が知っておきたい日本語文法』くろしお出版、野田尚史(2001)『はじめての人の日本語文法』など。
学びの手立て
/Way of learning
●履修の心構え:出席日数が講義全体(15回)の3分の2に満たない場合、原則として単位を認めません。/予告なしに小テスト(確認クイズ)を行うことがあります(複数回)

●履修上の注意事項:この科目では「GooleClassroom」も使用します(初回にクラス登録を行います)。具体的な授業の進め方については初回のガイダンスで説明します。

●学びを深めるために:いわゆる国語の「文法」が苦手だった人は予習して講義にのぞみましょう(「時間外学習の内容」を参考)。
評価
/Evaluation
期末試験50%、リフレクションシート20%、小テスト(確認クイズ)20%、平常点10%
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
・日本語文法に関する専門的な知識を深め、外国語と対照する。
・日本語学習者の「誤用」について、それが生じる理由を文法的に説明する。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 ガイダンス、授業の進め方について、日本語文の構造(1):基本文型 授業の復習、予習:text p.7-14
2 2 日本語文の構造(2):格助詞1 授業の復習、予習:text p.7-14
3 3 日本語文の構造(2):格助詞2 授業の復習、予習:text p.15-20
4 4 主題化(1):格成分の主題化 授業の復習、予習:text p.21-28
5 5 主題化(2):格成分以外の主題化 授業の復習、予習:text p.29-32
6 6 自動詞と他動詞(1):自他の区別 授業の復習、予習:text p.33-41
7 7 自動詞と他動詞(2):自他の対応による分類 授業の復習、予習:text p.43-49
8 8 ヴォイス(1):受身文 授業の復習、予習:text p.50-53
9 9 ヴォイス(2):使役文 授業の復習、予習:text p.53-62
10 10 ヴォイス(3):その他のヴォイス 授業の復習、予習:text p.63-71
11 11 テンス(1):絶対テンス 授業の復習、予習:text p.63-71
12 12 テンス(2):相対テンス 授業の復習、予習:text p.72-81
13 13 テンス(3):テンス以外のタ形 授業の復習、予習:text p.83-90
14 14 アスペクト(1):「~ている」と「~てある」 授業の復習、予習:text p.91-97
15 15 アスペクト(2):金田一の動詞分類 講義内容全体の復習
16 16 期末試験 試験の振り返り

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