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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/28 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
書道実習/Calligraphy Internship
時間割コード
/Course Code
G270590001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
総合文化学部日本文化学科コース決定前/College of Global and Regional Culture Department of Japanese Language and Culture
曜限
/Day, Period
金/Fri 1
開講区分
/semester offered
後期/Second Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
仲舛 由美子(非常勤)
科目区分
/Course Group
専門科目 専門科目選択/専門科目 専門科目選択
教室
/Classroom
9-305/9-305
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
仲舛 由美子(非常勤) 日本文化学科/Department of Japanese Language and Culture
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
日本文化学科のカリキュラムポリシー3(各専門分野における諸課題について深く学ぶための「応用科目」を設置)に関連する。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
授業終了時に教室で受付けます。
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
書写=書き写す→臨書=名品を書く。古典を臨書する意義をふまえて、楷書・行書・草書・篆書・隷書・かなの書体を通して基本的な点画や線質の表し方、字形の構成法を理解し、その用筆・運筆の技法を習得することを主な目的とします。また、小・中学校で学んだ書写との関連性にも配慮するとともに、文房四宝などの知識を深め、その扱いについても学びます。
メッセージ
/Message
教員を目指す学生にとってはその準備として、書写は必須だと思います。それ以外の学生にとっても教養の一つと考えます。
文字に対する苦手意識をなくし、文字意識を高めながら、その人の技量に合った方法で丁寧に指導します。
到達目標
/Attainment Targets
①書体を理解し、その時代背景や成り立ちがわかる。何気なく使っている文字についての理解を深めることができる。             ②いろいろな線による表現ができる。(整然とした感じ、軽快な感じ、重厚な感じ、落ち着いた感じ、等)                     ③日常生活の様々な場面で筆を使い、生活を豊かにすることができる。                      
④用具用材の特徴を理解し、作品の鑑賞、作品制作活動など、書に親しむ豊かな心を養うことができる。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
・テキストは使用しません。                                     ・毎回授業でプリントを配布します。プリント資料はファイリングする事
【参考文献・資料】
・中学校の教科書
・国語科書写の理論と実践(全国大学書写書道教育学会編)                                          
学びの手立て
/Way of learning
・提出物は、毎時間、確実に提出する事。・遅刻は15分までそれ以降は欠課                               ・書の上達の秘訣は、コツコツと小さな地道な積み重ねです。志をもって取り組むこと。          ・事情があって欠席する場合は、本学の規定に従うこと。                        ・上記の「授業計画」は、変更になる場合があります。                                                                                   
評価
/Evaluation
・毎時間課題「60%」+テスト20%+授業態度「10%」+ファイル「10%」を目安として、総合的に判断します。
・欠席5回以上は不可となります。
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
(1)前期「書写」は、関連科目です。
(2)「書写」と「書道実技(毛筆)」両方を履修することで、書上達の効果が上がります。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 ガイダンス 書写と書道、中学校国語科学習指導要領における書写の位置付け 授業に必要な書道用具の準備
2 2 楷書を書く ―楷書の基本用筆・運筆について・確認―  筆の特性について 楷書の基本用筆・運筆について復習
色々な筆使いに挑戦
3 3  臨書①九成宮醴泉名  臨書をする意義について   臨書①臨書について理解できたか
筆順てテスト①
4 4  臨書②九成宮醴泉名と孔子廟堂碑の違いについて   背勢と向勢の特徴 臨書②背勢、向勢、理解できたか
筆順テスト②
5 5  臨書③雁塔聖教序と建中告身帖の違いについて    重厚さと軽快さの特徴 臨書③逆筆、円筆、理解できたか
筆順テスト③
6 6  臨書④龍門造像記                 方筆の特徴 臨書④方筆、理解できたか
筆順テスト④
7 7  臨書⑤蘭亭序   王羲之と行書について   臨書①運筆の緩急・抑揚について
筆順テスト⑤
8 8  臨書⑤蘭亭序   色々な課題に挑戦 同上
筆順テスト⑥
9 9  生活の中の書 ①  芳名録、冠婚葬祭、封筒の書き方 細字の書き方
筆順テスト⑦
10 10  生活の中の書 ②        年賀状の表、裏書の書き方 ハガキの書き方
筆順テスト⑧
11 11  生活の中の書 ③       写経について  般若心経に挑戦 般若心経に挑戦 全文を書く
筆順テスト⑨
12 12  臨書⑥風信帖について  日本の三筆の空海の書に挑戦 臨書⑥空海の書に挑戦
草書を読むテスト①
13 13  篆書を書く ―篆書の基本用筆・運筆― 臨書⑦ 泰山刻石 篆書の基本用筆・運筆について
草書を読むテスト②
14 14  隷書を書く ー隷書の基本用筆・運筆ー 臨書⑧ 曹全碑 隷書の基本用筆・運筆について
書体テスト①
15 15  最古の文字 ー甲骨文字に挑戦 直線的な筆使い
書体テスト②
16 16  創作ーカレンダーに未来への自分に向けて・一文字書の創作 用具・用材を使い、仕上げ まとめ
書体テスト(楷・行・草・篆・隷)

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