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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/29 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
沖縄の歴史Ⅱ(近現代)/Okinawan History Ⅱ(Modern era)
時間割コード
/Course Code
01G0380004
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
共通科目沖縄科目群/General Education Course
曜限
/Day, Period
火/Tue 4
開講区分
/semester offered
後期/Second Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
平良 勝保(非常勤)
科目区分
/Course Group
その他 その他 共通科目/その他 その他 共通科目
教室
/Classroom
3-406/3-406
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
平良 勝保(非常勤) 人間福祉学科/Department of Human Welfare
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
沖縄の粘り強い歴史を見ていくことによって、自分自身の歴史の中の現在地を確認し、現代社会を生き抜く力をにつけていく。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
授業終了後、またはMailで相談・問合せを受け付けます。ptt1300@okiu.ac.jp
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
1 本講義では 沖縄を立ち位置として、日本史や世界史、特にアメリカのとの関連も見ていく(ローカルヒストリーからグローバルヒストリーへ)
メッセージ
/Message
伊波普猷はニーチェの言葉をもとにして「深く掘れ己の胸中の泉 余所たよて水や汲まぬごとに」と琉歌を詠んだ。本当の泉は、自分が今立っているところにある。沖縄の歴史を学ぶことによって、近代社会が歴史の負債を背負いつつ宇展開し、沖縄戦(地上戦)によって歴史の負債が重複されていった。そのなかで、自分自身のなかの泉を見つけ、生きる糧となって欲しい。
到達目標
/Attainment Targets
1近代日本のなか沖縄について考える。
2沖縄の地域的個性の歴史的背景を知る。
3沖縄戦の実相を知る。
4戦後沖縄と貨幣、復帰運動を学ぶ
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
画像などの資料を含めて講義ノートを作成・配布し、講義を進めて行く。テキストの購入しなくとも受講できるように工夫しますが、できるだけ、テキストの購入を勧めます。また、必要に応じてパワーポイントを作成し、新しい歴史情報も織り交ぜながら進めていく。
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
テキストは宮城弘樹ほか編『大学で学ぶ 沖縄の歴史』(2023年、吉川弘文館)参考文献として、『沖縄県の歴史』(安里進他、2004年、山川出版社)を使用する。ほかに、『つながる沖縄近現代史  ―沖縄のいまを考えるための十五章と二十のコラム』。
学びの手立て
/Way of learning
・レポート課題は、講義の中身を課題とします                             ・ワークシートの代筆は、欠席扱いとなります。遅刻・欠席は減点の対象となります。
(ボーダーインク)・学びを深めたい学生のために、時々テキスト以外の論文を配付します。                                   
評価
/Evaluation
評価は毎時間の授業に対する取り組み、毎回の講義内容理解度(ワークシート)と課題レポート(試験に代わる.1回)によって評価する。配分は,毎時間の授業評価40%、課題レポート(2000~3000字)40%,受講態度=総合的評価(授業に取り組む姿勢や意欲、おしゃべり等講義中迷惑にならないよう注意すること)20%によって評価する。歴史の現場やその展示館、たとえば『沖縄歴史地図』(柏書房)などで、場所を確認し訪ねたり、博物館を見学して、レポートを書くと評価が高くなります。
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
(1)「関連科目」:沖縄の歴史Ⅱ、沖縄の考古学、沖縄の民俗、沖縄の自然環境Ⅰ・Ⅱ 「類似科目」:沖縄前近代史Ⅰ・Ⅱ「上位科目」:琉中交流史、沖縄の文学、沖縄の美術・工芸、沖縄の芸能(2)次のステージ:興味・関心をもった歴史事象について沖縄県史などの文献で学習を深める。歴史遺跡や博物館など、沖縄の歴史を垣間見ることが出来る遺跡や建造物を実見して欲しい。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 沖縄の地域的特質と歴史的特質(テキスト外)
2 2 琉球藩の設置と明治政府により尚泰の冊封(テキスト外) 各回の配布資料を読んでおくこと
3 3 近代国家の成立と琉球処分 各回の配布資料を読んでおくこと
4 4 明治政府の沖縄統治と旧慣温存/沖縄の自己認識 各回の配布資料を読んでおくこと
5 5 地域・学校・軍隊 各回の配布資料を読んでおくこと
6 6 沖縄の主体性回復運動 各回の配布資料を読んでおくこと
7 7 群島から見た沖縄移民 各回の配布資料を読んでおくこと
8 8 近代と風土病 各回の配布資料を読んでおくこと
9 9 国家総動員体制/沖縄戦へ 各回の配布資料を読んでおくこと
10 10 沖縄の軍事化と沖縄戦の様相 各回の配布資料を読んでおくこと
11 11 占領と離散 この講義はレポート課題
12 12 世界史のなかの沖縄ーアメリカ西漸運動 各回の配布資料を読んでおくこと
13 13 日本の高度経済成長と沖縄 各回の配布資料を読んでおくこと
14 14 復帰と反復帰 各回の配布資料を読んでおくこと
15 15 米軍基地と自衛隊/観光と開発 各回の配布資料を読んでおくこと
16 16 ユイマールの本質 各回の配布資料を読んでおくこと

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