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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/26 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
法律学特論Ⅳ(税法Ⅰ)/Special Lecture of Taxation Ⅰ
時間割コード
/Course Code
W31M012801
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
法学研究科法律学専攻法律学専攻/Graduate School of Law Graduate School of Law Graduate School of Law
曜限
/Day, Period
他/Oth.
開講区分
/semester offered
集中/Intensive
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2
主担当教員
/Main Instructor
伊川 正樹(非常勤)
科目区分
/Course Group
専門教育科目 専門教育科目選択/専門教育科目 専門教育科目選択
教室
/Classroom
教室未定/Undecided
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
伊川 正樹(非常勤) 法律学専攻/Graduate School of Law
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
より高度な法律専門家の養成のため、税法の専門知識を提供する。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
igawa@meijo-u.ac.jp
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
この授業では、「法律学としての税法学」に親しみ、その基本的な考え方や基礎理論を身に付けることを目標とします。税法学も法律学である以上、条文や判例の読解を通じた法解釈論が中心であり、この授業でもこうした観点からのアプローチを図ります。
法的思考力ないし論理的思考力を備えた税の専門家の養成に向けて、所得税法の基本原理の修得を目的とします。
メッセージ
/Message
税金問題について法的なとらえ方を身に付け、自分で調べて問題を解決する能力を養成することを目的とします。税法は「総合法律学」といわれることから、憲法、民法、企業法などの基本科目との関連性を意識しつつ、税法の基本理念と照らし合わせながら、所得税を中心に、法解釈学を学びます。
到達目標
/Attainment Targets
税金問題を法的にとらえることができるようになり、法令や判例、通達、学説などさまざまな資料を自分で調べて読みこなして、問題を自ら解決することができるようになる能力を身に付けることがこの授業の到達目標です。また税理士を志す者にとっては、会計分野の知識と合わせて法的な素養を身に付けることにより、税の専門家として必要な力を養うことも目標としています。この授業では、とりわけ所得税に関する考え方を身に付けることに主眼を置いていますが、他の税目も含めて、税法研究における基礎的な方法を修得し、修士論文作成に必要な力を付けることも目標としています。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
【テキスト】
・講義資料を事前に配布する。
・三木義一編著『よくわかる税法入門(第17版)』(有斐閣、2023年)を使用する。
【参考文献】
金子宏『租税法(第24版)』(弘文堂、2021年)、谷口勢津夫『税法基本講義(第7版)』(弘文堂、2021年)、佐藤英明『スタンダード所得税法(第3版)』(弘文堂、2022年)、租税判例百選(第7版)(2021年)
学びの手立て
/Way of learning
①「履修の心構え」事前に指定した内容を予習した上で授業に臨むこと。授業には原則として毎回出席すること。
②「学びを深めるために」法的思考法に慣れ、講義内容の理解をより促進させるために、疑問点等を講義中に積極的に質問・発言すること。
評価
/Evaluation
平常点(授業への参加度、予習等の学修状況)90%、レポート10%で評価する。              平常点については、税の専門家としての法的思考力ないし論理的思考力が身に付いているかどうかについて、授業中に口頭で内容等の確認を行う。また、レポートについても同様の内容の課題を課す。
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
この科目以外の法律学特論(税法)、さらに自分の研究テーマに合わせて、民法や企業法、行政法等の法律科目を受講することが望ましい。また、この授業で研究テーマ(修士論文を含む)に関するヒントを得て、その後の研究活動に役立ててほしい。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 オリエンテーション・課税の公平 第1回の予習
2 2 租税法律主義1 第2回の予習・第1回の復習
3 3 租税法律主義2 第3回の予習・第2回の復習
4 4 税法の解釈 第4回の予習・第3回の復習
5 5 租税回避1 第5回の予習・第4回の復習
6 6 租税回避2 第6回の予習・第5回の復習
7 7 所得税の全体像・所得概念 第7回の予習・第6回の復習
8 8 所得分類1 第8回の予習・第7回の復習
9 9 所得分類2 第9回の予習・第8回の復習
10 10 所得分類3 第10回の予習・第9回の復習
11 11 給与所得と源泉徴収制度 第11回の予習・第10回の復習
12 12 必要経費 第12回の予習・第11回の復習
13 13 譲渡所得1 第13回の予習・第12回の復習
14 14 譲渡所得2 第14回の予習・第13回の復習
15 15 譲渡所得3 第15回の予習・第14回の復習
16 16 総まとめ 全体の振り返り

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