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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/12 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
法哲学/Legal Philosophy
時間割コード
/Course Code
D170230001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
法学部法律学科コースなし/College of Law Department of Law
曜限
/Day, Period
火/Tue 1, 金/Fri 1
開講区分
/semester offered
前期/First Semester
単位数
/Credits
4.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
西迫 大祐/Daisuke NISHISAKO
科目区分
/Course Group
専門科目 専門科目選択/専門科目 専門科目選択
教室
/Classroom
5-106/5-106
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
西迫 大祐/Daisuke NISHISAKO 法律学科/Department of Law
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
正しい法について論理的に思考することで、社会問題に対する柔軟かつ適切な解決策を導きだすことのできる思考能力を習得する。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
研究室:5-611
メール:d.nishisako@okiu.ac.jp
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
法哲学は、「法とは何か」「法はどうあるべきか」を、ばくぜんと正しいと思っている常識に疑いの目を入れて、根本的に思考する学問です。本講義では「法はどうあるべきか」という問題、すなわち「正義論」を中心にとりあげます。第12回までの講義では、これまで提唱されてきた正義の理論を学びます。第13回以降の講義では、学んだ理論を実際の社会問題に当てはめ議論していきます。
メッセージ
/Message
講義ではレジュメをもとに進めていきます。なるべく抽象的にならないように、たくさんの具体例を出します。みなさんには、問題ごとにMicrosoft Formsで回答しながら講義に参加してもらいます。考え答えながら講義が進みますので、多角的な思考能力を身につけることができると思います。
到達目標
/Attainment Targets
①授業で扱う正義の理論を理解すること。②それら正義の理論を実際の社会問題に当てはめて思考できるようになること。③複数の視点から論理的に思考し、比較検討し、適切な答えを導けるようになること。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
教科書は指定しない。毎回レジュメを配布し、それに沿って進める。
主な参考文献は次の2つ。①瀧川裕英ほか『法哲学』(有斐閣)、②瀧川裕英編『問いかける法哲学』(有斐閣)。その他の参考文献のリストは授業中に配布する。
学びの手立て
/Way of learning
たくさんの論点や事例を用意しますので、教師の答えを聞いて納得できるかどうかで満足せずに、自分で思考してみてください。
評価
/Evaluation
レポート(70%)に、授業における課題の参加度合および毎回のリアクションペーパー(30%)で評価します。
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
関連科目:法思想史、法史学
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 イントロダクション 配布レジュメを復習すること
2 2 功利主義の起源と原理 配布レジュメを復習すること
3 3 功利主義の批判的検討 配布レジュメを復習すること
4 4 古典的自由主義 配布レジュメを復習すること
5 5 現代のリベラリズムの原理 配布レジュメを復習すること
6 6 現代のリベラリズムの検討 配布レジュメを復習すること
7 7 リバタリアニズムの原理 配布レジュメを復習すること
8 8 リバタリアニズムの検討 配布レジュメを復習すること
9 9 コミュニタリアニズムの原理 配布レジュメを復習すること
10 10 コミュニタリアニズムの原理(つづき) 配布レジュメを復習すること
11 11 コミュニタリアニズムの検討 配布レジュメを復習すること
12 12 卓越主義の原理と検討 配布レジュメを復習すること
13 13 結婚制度を考える 配布レジュメを復習すること
14 14 ドーピングは禁止すべきか 配布レジュメを復習すること
15 15 臓器売買は禁止すべきか 配布レジュメを復習すること
16 16 ダフ屋を規制すべきか 配布レジュメを復習すること
17 17 チンパンジーは監禁されない権利を持つか 配布レジュメを復習すること
18 18 女性専用車両は男性差別か 配布レジュメを復習すること
19 19 相続制度は廃止すべきか 配布レジュメを復習すること
20 20 児童手当は独身者差別か 配布レジュメを復習すること
21 21 年金は世代間の助け合いであるべきか 配布レジュメを復習すること
22 22 産まれてくる子どもを選別してもよいか 配布レジュメを復習すること
23 23 死刑は廃止すべきか 配布レジュメを復習すること
24 24 世界の貧困を放置することは正当か 配布レジュメを復習すること
25 25 移民を規制することは正当化できるか 配布レジュメを復習すること
26 26 新しい正義論①アーキテクチャの起源と原理 配布レジュメを復習すること
27 27 新しい正義論②アーキテクチャとインターネット規制 配布レジュメを復習すること
28 28 新しい正義論③ナッジ 配布レジュメを復習すること
29 29 感染症と正義①どこまでが不要不急となるか 配布レジュメを復習すること
30 30 感染症と正義②予防接種とマスク 配布レジュメを復習すること
31 31 感染症と正義③自由と公衆衛生 配布レジュメを復習すること

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