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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/12 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
保険・海商法/Insurance
時間割コード
/Course Code
D170250001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
法学部法律学科コースなし/College of Law Department of Law
曜限
/Day, Period
火/Tue 1, 金/Fri 1
開講区分
/semester offered
後期/Second Semester
単位数
/Credits
4.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
LC 教員1
科目区分
/Course Group
専門科目 専門科目選択/専門科目 専門科目選択
教室
/Classroom
13-301, 3-406/13-301, 3-406
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
LC 教員1 経済学科/Department of Economics
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
法的思考能力を備え、現実社会における様々な問題に対して、柔軟かつ適切な解決策を導き出すことのできる人材育成を目指す。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
kang@okiu.ac.jp
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
この講義では、海商法(商法第3編海商)と2008年に商法から単行法化された保険法に関する基礎知識の習得を目標とします。船舶による海上活動を対象とする特殊な法領域である海商法については、基本的な概念を理解した上で諸制度の概要を知ることを目指します。また保険法については保険の歴史(特に海上保険)を踏まえ、保険の本質を理解することを目指します。
メッセージ
/Message
日常の生活必需品の大半は日本全国・世界各国から船舶で輸送されます。日本の貿易取引の99%以上を占める海上輸送は、人の暮らしや経済の根幹を支える上で不可欠でしょう。また、海上保険は、生命保険や自動車保険など様々な保険の起源でもあります。船舶が海難に遭遇したとき、どのような法律問題が生じるか、海商法はいかなるルールを定めているか、海商法の世界を覗いてみませんか。
到達目標
/Attainment Targets
①保険・海商法に関する基礎知識を習得できる。
②貿易取引と海上輸送・海上保険との基本的な仕組み・流れを理解できる。
③特殊な法領域における特別なルール(法制度)の歴史を知り、その趣旨・内容に対する理解を深めることができる。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
*テキスト:箱井崇史『基本講義 現代海商法(第4版)』(成文堂、2021年)。保険法については、レジュメを配布する。 ※必ず最新版の六法を持参すること。
*参考文献:中村眞澄=箱井崇史『海商法(第2版)』(成文堂、2013年)、山下友信ほか著『保険法(第4版)』(有斐閣、2019年)、山下典孝『スタンダード商法Ⅲ 保険法』(法律文化社、2019年)、中出哲『海上保険』(有斐閣、2019年)
*資料など:必要に応じて適宜配布する。  
学びの手立て
/Way of learning
①毎回の出席、授業開始時間を遵守すること。
②講義前は、テーマやレジュメ内容に関するテキストの当該箇所を一読すること。
③講義後は、講義で扱った内容を中心に復習すること。また補足資料の配布がある場合は、補足内容についても復習すること。
評価
/Evaluation
期末試験80%、平常点20%(出席状況、授業の参加態度を総合的に評価)
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
「総則・商行為法」「会社法」
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 ガイダンス 海商法総論⑴
2 2 海商法総論⑴ 海商法総論⑵
3 3 海商法総論⑵ 船舶
4 4 船舶 船舶所有者等、船長その他の船員等
5 5 船舶所有者等、船長その他の船員等 国際海上物品運送法概説
6 6 国際海上物品運送法概説 船舶所有者等の責任制限
7 7 船舶所有者等の責任制限 海上物品運送契約⑴
8 8 海上物品運送契約⑴ 海上物品運送契約⑵
9 9 海上物品運送契約⑵ 船荷証券の意義と発行⑴
10 10 船荷証券の意義と発行⑴ 船荷証券の意義と発行⑵
11 11 船荷証券の意義と発行⑵ 船荷証券の効力⑴
12 12 船荷証券の効力⑴ 船荷証券の効力⑵
13 13 船荷証券の効力⑵ 船舶の堪航能力
14 14 船舶の堪航能力 海上物品運送契約の履行
15 15 海上物品運送契約の履行 海上物品運送人の責任⑴
16 16 海上物品運送人の責任⑴ 海上物品運送人の責任⑵
17 17 海上物品運送人の責任⑵ 海上物品運送人の責任制限と免責⑴
18 18 海上物品運送人の責任制限と免責⑴ 海上物品運送人の責任制限と免責⑵
19 19 海上物品運送人の責任制限と免責⑵ 海上旅客運送契約
20 20 海上旅客運送契約 船舶の衝突
21 21 船舶の衝突 船舶債権・船舶に対する強制執行等
22 22 船舶債権・船舶に対する強制執行等 海難救助・共同海損
23 23 海難救助・共同海損 海上保険
24 24 海上保険 保険法総論⑴
25 25 保険法総論⑴ 保険法総論⑵
26 26 保険法総論⑵ 損害保険契約総論⑴
27 27 損害保険契約⑴ 損害保険契約総論⑵
28 28 損害保険契約⑵ 生命保険契約
29 29 生命保険契約 傷害疾病保険契約
30 30 傷害疾病保険契約 期末試験対策
31 31 期末試験

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