基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Course	金融法／Financial Law
時間割コード ／Course Code	D170670001
ナンバリングコード ／Numbering Code
開講所属 ／Course Offered by	法学部法律学科コースなし／College of Law Department of Law
曜限 ／Day, Period	月／Mon　1,　木／Thu　1
開講区分 ／semester offered	前期／First Semester
単位数 ／Credits	4.0
学年 ／Year	3,4
主担当教員 ／Main Instructor	伊達　竜太郎／Ryutaro DATE
科目区分 ／Course Group	専門科目　専門科目選択／専門科目 専門科目選択
教室 ／Classroom	3-304／3-304
遠隔授業 ／Remote lecture	No

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
伊達　竜太郎／Ryutaro DATE	法律学科／Department of Law

※ポリシーとの関連性 ／*Relevance to Policy	法的思考能力（リーガル・マインド）を備え、様々な問題に対して、柔軟かつ適切に解決策を導き出せるような人材育成を目指す。
授業に関する問い合わせ ／Inquiries about classes	r.date@okiu.ac.jp
学びの準備 ／Prepare to learn	ねらい ／Goal 　我々が生きる現代社会において、「金融」は人々の生活と密接に関係する。お金の流れについて知ることは、世の中を知るということである。例えば、アルバイトの給料を銀行口座に振り込んでもらう、貯金をする、キャッシュレス化でアプリやクレジットカードを使って商品を購入する、株式や債券などに投資をする、家やマンション購入のため融資やローンを受けるなどである。本講は、このような金融を規制する「金融商品取引法」を中心に議論を進める。 メッセージ ／Message 　皆さんの質問にも丁寧に答えつつ、分かりやすく解説したい。「金融法」の楽しさと奥深さを一緒に学びましょう。 到達目標 ／Attainment Targets 　仮想通貨や国際金融法などの現代的なトピックを交えつつ、諸制度の基本的知識を理解し、実社会に出た後も活用できる法的考察力の獲得を目指す。
学びの実践 ／Learning Practices	授業計画 ／Class Plan テキスト・参考文献・資料など ／Textbooks, references, materials, etc. （１）徳本穣『金融商品取引法』（法律文化社、2021年） 　 （２）最新版の六法 学びの手立て ／Way of learning 　講義を通して、基本概念と立法趣旨を理解する。講義を受ける姿勢として、常に就職を意識しましょう。大学は、社会人になるための大事なプロセスです。 評価 ／Evaluation 　期末試験および講義における受講態度により評価する。期末試験の成績が７０％、授業参加度が３０％の割合である。テストは期末試験１回を予定し、選択式６題および論文式２題の問題を予定している。
学びの継続 ／Continuing to learn	次のステージ・関連科目 ／Next Stage and Related Courses 　会社法、経済法、法務研究Ⅰ（法学検定試験の対策）、法政特論Ⅱ（ビジネス実務法務検定試験の対策）

No.	回（日時） ／Time (date and time)	授業計画 ／Class Plan	時間外学習の内容 ／Content of Overtime Learning	備考 ／Notes
1	1	金融法総論	金融商品取引法の意義と目的
2	2	金融商品取引法の意義と目的	金融商品取引法の対象
3	3	金融商品取引法の対象	開示規制（１）枠組み・発行開示
4	4	開示規制（１）枠組み・発行開示	開示規制（２）継続開示
5	5	開示規制（２）継続開示・開示内容の公正確保	開示規制（３）公開買付け
6	6	開示規制（３）公開買付け	業規制（１）登録金融機関
7	7	業規制（１）登録金融機関	業規制（２）外国証券業者の規制
8	8	業規制（２）外国証券業者の規制	業規制（３）金融商品仲介業者
9	9	業規制（３）金融商品仲介業者	行為規制（１）総論
10	10	行為規制（１）総論	行為規制（２）投資勧誘
11	11	行為規制（２）投資勧誘	行為規制（３）特定投資家
12	12	行為規制（３）特定投資家	行為規制（４）集団投資スキーム
13	13	行為規制（４）集団投資スキーム	行為規制（５）外務員
14	14	行為規制（５）外務員	有価証券の取引（１）総論
15	15	有価証券の取引（１）総論	有価証券の取引（２）売買
16	16	有価証券の取引（２）有価証券の売買	有価証券の取引（３）店頭市場
17	17	有価証券の取引（３）店頭市場等の取引	有価証券の取引（４）不公正取引
18	18	有価証券の取引（４）不公正取引	有価証券の取引（５）相場操縦
19	19	有価証券の取引（５）相場操縦	有価証券の取引（６）内部者取引
20	20	有価証券の取引（６）内部者取引	有価証券の取引（７）公開買付け
21	21	有価証券の取引（７）公開買付け	機構機関
22	22	機構機関	金融法と市場（１）銀行口座
23	23	金融法と市場（１）銀行口座・貯金	金融法と市場（２）クレジット
24	24	金融法と市場（２）キャッシュレス化・クレジットカード	金融法と市場（３）投資
25	25	金融法と市場（３）投資（株式・債券など）	金融法と市場（４）融資・ローン
26	26	金融法と市場（４）融資・ローン	金融法と市場（５）仮想通貨
27	27	金融法と市場（５）仮想通貨	国際金融法（１）準拠法
28	28	国際金融法（１）準拠法・国際裁判管轄	国際金融法（２）国際取引の決済
29	29	国際金融法（２）国際取引の決済	期末試験対策
30	30	総括	期末試験対策
31	31	期末試験	期末試験の見直し