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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/25 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
データ解析論Ⅰ/Statistical Data Analysis Ⅰ
時間割コード
/Course Code
F370170001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
産業情報学部産業情報学科コースなし/College of Industry and Information Science Department of Industry and Information Science
曜限
/Day, Period
他/Oth.
開講区分
/semester offered
後期/Second Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
LC 教員1
科目区分
/Course Group
専門科目 専門科目選択/専門科目 専門科目選択
教室
/Classroom
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
LC 教員1 経済学科/Department of Economics
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
履修ガイドのグローバル経済コース紹介「データや情報の分析を学ぶ」を参照。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
kazuhito.higa@okiu.ac.jp
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
統計学についての基本的な概念について解説し、身近に使われている統計学の実例を紹介し、表計算ソフトを使用した統計処理などの演習を行います。講義の目的は統計学的な知識を身に着け、客観的な根拠に基づく判断が行える析能力を身につけることです。
メッセージ
/Message
身長が「高い、低い」というのは人によって違う主観的なものですが、身長「170cm」は誰の基準でも同じ客観的なものです。こうした数値をデータといい、データの集まりが統計になります。この講義ではデータや統計の基礎知識を学び、さらにその活用について考えていきましょう。
到達目標
/Attainment Targets
①記述統計学の基本的な考え方について理解しましょう。
テストの点数が平均点より上か下か一喜一憂するかもしれません。しかし、点数といったデータの分布やばらつき具合を分析して、点数が良いのか悪いのか判断する必要があります。
②推測統計学、標本調査の仕組みを理解しましょう。
世の中のデータのほとんどは一部の人を調査したもので、全員(例:日本国民全員)を調べたものではありません。しかし、推測統計学では、ある程度のデータで全体の状況を推測することができます。推測統計、標本調査の基本を身につけましょう。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
テキストは用いず、資料等を配布します。
下記の参考書をお勧めする。ただし、購入は必須としない。
高橋信・トレンドプロ『マンガでわかる統計学』オーム社2004年
菅民郎・檜山みぎわ『初めてわかる統計学』現代数学社1995年
今野紀雄『マンガでわかる統計入門』ソフトバンククリエイティブ2009年
熊原啓作・渡辺美智子『改訂版身近な統計』放送大学教育振興会2012年
学びの手立て
/Way of learning
①毎回必ず出席して、講義を理解するよう努力してください。(欠席した場合、その後の理解が非常に難しくなるかもしれません。その場合は、自分で前回の講義の復習して、わからない点等は質問するようにしてください。)
②講義では、数学を使います。数学に不安のある方は、事前に高校数学等を復習してください。
③授業の説明で分かりにくい点、聞き逃した点、確認したい点等があれば、遠慮なく質問してください。
④講義時間の私語・スマホ等の使用は許可した時以外、禁止とする。
⑤講義→演習→課題→解説の4段階で授業を行いますので、課題に取り組むには講義・演習にしっかり取り組む必要があります。理解を深めるためには時間外の課題を行い、解説で正誤を確かめて下さい。
評価
/Evaluation
授業参加度及び課題レポート(20%)、定期試験(80%)で評価します。
評価は大学の基準に従います。
評価を変更する場合は、事前にお知らせします。
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
類似科目:共通科目、他学部の統計・社会調査科目
関連科目;データ解析論Ⅱ、ビジネス情報分析Ⅰ・Ⅱ、卒業論文演習Ⅰ・Ⅱ
上位科目:データ解析論Ⅱ
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 講義概要、データの性質について 定性と定量の違い
2 2 記述統計① 平均の意味 代表値の計算
3 3 記述統計② 分散、標準偏差 標準偏差の計算
4 4 記述統計③ 基準値と偏差値 基準値と偏差値の計算
5 5 確率論の基礎(正規分布、確率変数、確率密度関数) 基準値と正規分布の計算
6 6 母集団と標本 標準調査・抽出方法の復習
7 7 大数の法則、中心基本定理 推測統計学の課題
8 8 散布図、相関とは 相関関係の復習
9 9 相関係数について 相関係数の計算
10 10 分布 講義の復習
11 11 t推定 t推定の計算
12 12 t検定、母平均の検定 検定統計量、p値の計算
13 13 母平均の推定 母平均の推定の計算
14 14 母比率の推定 母比率の推定の計算
15 15 統計的仮説検定 講義の復習
16 16 定期試験

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