シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/25 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
社会調査法Ⅱ/Social Investigation Methods Ⅱ
時間割コード
/Course Code
I140300002
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
総合文化学部社会文化学科コースなし/College of Global and Regional Culture Department of Society and Regional Culture
曜限
/Day, Period
水/Wed 3
開講区分
/semester offered
後期/Second Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
秋山 道宏/Michihiro AKIYAMA
科目区分
/Course Group
専門科目 専門科目必修/専門科目 専門科目必修
教室
/Classroom
13-302/13-302
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
秋山 道宏/Michihiro AKIYAMA 社会文化学科/Department of Society and Regional Culture
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
①専門分野における学問体系の基本を理解する必修科目です。②社会調査士資格認定「B科目」です。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
オフィスアワーおよび学内メールで随時対応
する。
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
 社会調査とは、「社会はどうなっているのか」に答えるための一つの方法です。社会調査には、データを収集する段階、データを使って社会について考える段階、その結果を公表する段階と一連のプロセスがあります。本講義では、資料やデータを収集し、分析しうる形にまで整理していく具体的な方法を学んでいきます。
メッセージ
/Message
 社会はどう捉えたらよいかわからないことに満ちています。しかし、社会調査法を学ぶことで、社会を調査し、特徴を把握し、その結果をまとめる基本的な方法を理解することができます。難しいと感じることも最初は多いでしょうか、次第に社会が理解できる喜びも感じることができると思います。社会調査法Ⅰで学んだことを踏まえ、さらにもう一歩深く学び、考えていきましょう!
到達目標
/Attainment Targets
(1)社会調査によって資料やデータを収集し、分析しうる形にまで整理していく具体的な方法を理解する。
(2)量的調査のデータ収集から、分析しうる形までの基本的な流れを説明できるようになる。
(3)質的調査のデータ収集から、分析しうる形までの基本的な流れを説明できるようになる。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
大谷信介ほか編著『新・社会調査へのアプローチ:論理と方法』(ミネルヴァ書房、2013年)
岸政彦ほか著『質的社会調査の方法:他者の合理性の理解社会学』(有斐閣、2016年)
宮内泰介・上田昌文『実践 自分で調べる技術』(岩波新書、2020年)
学びの手立て
/Way of learning
①配布資料や参考文献をよく読み、復習も日常的に行ってください。
②社会調査法を学ぶには、講義形式の座学だけでは不十分です。短いグループディスカッションやワークも取り
入れますので、積極的に取り組んでください。
③身の回りの社会調査や統計のデータについて、意識的に目を向けるようにしてください。
評価
/Evaluation
参加態度(40%)、期末レポート(60%)で評価します。
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
 社会調査法Ⅰを履修済みであることが望ましい。次のステージとして、社会統計学Ⅰ・Ⅱなどの関連科目や、社会調査の実践にあたる演習Ⅰ・実習などの科目に挑戦してほしい。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 イントロダクション シラバスを事前に読んでおくこと
2 2 調査目的の明確化(問題意識と調査テーマの具体化) テキストと講義資料の読解
3 3 調査企画と設計(調査の種類と特徴) テキストと講義資料の読解
4 4 仮説(仮説の構築、命題と仮説、操作化、反証可能性) テキストと講義資料の読解
5 5 調査方法の検討(全数調査と標本調査、統計的確率、標本サイズと誤差) テキストと講義資料の読解
6 6 サンプリングの方法(層化抽出法・多段抽出法) テキストと講義資料の読解
7 7 質問文、質問票の作成①(作り方、具体例と注意点) テキストと講義資料の読解
8 8 質問文、質問票の作成②(作り方、具体例と注意点) テキストと講義資料の読解
9 9 量的調査の実施(調査票の配布および回収法等) テキストと講義資料の読解
10 10 質的調査の実際① テキストと講義資料の読解
11 11 質的調査の実際② テキストと講義資料の読解
12 12 データの整理・集計①(コーディング、エディティング) テキストと講義資料の読解
13 13 データの整理・集計②(データクリーニング、単純集計とクロス集計) テキストと講義資料の読解
14 14 データの整理・集計③(誤差、検定、相関、みかけの相関) テキストと講義資料の読解
15 15 調査・分析の公表(報告書作成) 全体の復習をしてくること

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