シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/25 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
平和運動史/History of Peace Activity
時間割コード
/Course Code
I170590001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
総合文化学部社会文化学科コースなし/College of Global and Regional Culture Department of Society and Regional Culture
曜限
/Day, Period
火/Tue 2
開講区分
/semester offered
前期/First Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
秋山 道宏/Michihiro AKIYAMA
科目区分
/Course Group
専門科目 専門科目選択/専門科目 専門科目選択
教室
/Classroom
9-402/9-402
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
秋山 道宏/Michihiro AKIYAMA 社会文化学科/Department of Society and Regional Culture
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
社会・平和領域の専門応用科目。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
講義終了後の教室およびオフィスアワー
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
現在、軍事化が進む中、戦後日本が掲げてきた「平和主義」や「平和国家」とはどのようなものであったのかを改めて検討する必要がある。この講義では、憲法が掲げる理念の実現をなにが阻んできたのか、また、その障害のなかでも平和の実現のために展開された数々の運動の歴史について学ぶ(沖縄での平和運動の歴史も含め)。現在進行形の平和運動も扱い、映像資料も活用する。
メッセージ
/Message
「平和とはなにか、平和の実現にはなにが必要か」といった素朴だがとても重要な問いについて、歴史に学びながら真剣に考え、議論できる学生の参加を期待する。
到達目標
/Attainment Targets
平和運動史の受講を通して、以下の二つを学習成果として得ることができる。
①戦後の日本と沖縄における平和運動の歴史を学ぶことで、憲法において提示された「平和主義」について理解を深めることができる。
②①を前提としながら、これからの「平和とはなにか、平和の実現にはなにが必要か」を考え、議論し、実践することができるようになる。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
特定のテキストは指定しない。必要に応じて関連資料を配布する。
参考文献として、以下の4点を挙げておく。授業でも随時紹介する。
①梶原渉ほか編著『18歳からわかる 平和と安全保障のえらび方』(大月書店、2016年)②児玉谷史朗ほか編著『地域研究へのアプローチ』(ミネルヴァ書房、2021年)③星野英一ほか著『沖縄平和論のアジェンダ:怒りを力にする視座と方法』(法律文化社、2018年)④前田勇樹ほか『つながる沖縄近現代史:沖縄のいまを考えるための十五章と二十のコラム』(ボーダーインク、2021年)
学びの手立て
/Way of learning
履修の心構え
・講義もコミュニケーションの一つである。周囲の受講生や教員との信頼関係で成り立ち、その中で、より良い学習ができることを意識してほしい。受講中の私語や携帯電話・スマートフォンの使用など、講義の進行や周囲への迷惑となる行為は禁止する。
学びを深めるために
・新聞に日常的に目を通すこと。講義で取り上げた内容をより深く理解することが可能となる。
評価
/Evaluation
(1)参加態度(30%)
(2)中間レポート(30%)…授業の内容に関連し、運動史の資料調査の方法を踏まえて、レポートを作成してもらう。
(3)学期末レポート(40%)…授業全体の内容に関連し、自ら問いを設定し、レポートを作成してもらう。
詳細については、ガイダンスおよび授業内にてお知らせする。
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
社会・平和領域のその他の専門応用科目。実習(演習Ⅰ)および演習Ⅱ。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 ガイダンス。平和運動史ではなにを扱うか。 シラバスを事前に読んでおくこと。
2 2 イントロダクション 日本・沖縄の「いま」から平和運動を考える。 講義の復習。
3 3 戦争をさせないたたかい①反基地闘争の歴史(1)沖縄における島ぐるみ闘争。 講義の復習。
4 4 戦争をさせないたたかい②反基地闘争の歴史(2)日本本土の反基地闘争。 講義の復習。
5 5 戦争をさせないたたかい③原水爆禁止運動(反核運動)のたかまり。 講義の復習。
6 6 企業・国家・公害とのたたかい①朝日訴訟、「人間裁判」と呼ばれたたたかい。 講義の復習。
7 7 企業・国家・公害とのたたかい②水俣病と公害訴訟のひろがり。 講義の復習。
8 8 企業・国家・公害とのたたかい③ハンセン病差別と権利回復運動の歴史。 講義の復習。
9 9 ゲスト講義(戦後沖縄の平和運動に携わった方をゲストによんだ講義) 講義の復習。
10 10 現代におけるたたかい①9.11とイラク反戦運動。 講義の復習。
11 11 現代におけるたたかい②3.11以降の反原発運動。 講義の復習。
12 12 現代におけるたたかい③安保法制(戦争法)制定後の対抗運動を考える。 講義の復習。
13 13 日本・沖縄の「いま」と世界の変化①(現在進行形の平和運動を扱う) 講義の復習。
14 14 日本・沖縄の「いま」と世界の変化②(現在進行形の平和運動を扱う) 講義の復習。
15 15 全体のまとめとレポート提出 講義全体の復習。

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