シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/25 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
実習/Practice in Sociology
時間割コード
/Course Code
I410090002
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
総合文化学部社会文化学科コースなし/College of Global and Regional Culture Department of Society and Regional Culture
曜限
/Day, Period
他/Oth.
開講区分
/semester offered
集中/Intensive
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
深澤 秋人/Akito FUKAZAWA
科目区分
/Course Group
専門科目 専門科目必修/専門科目 専門科目必修
教室
/Classroom
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
深澤 秋人/Akito FUKAZAWA 社会文化学科/Department of Society and Regional Culture
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
フィールドワークを実践し、地域理解能力の向上を図る実習科目に当たる。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
水曜日2限のオフィスアワーに研究室(5422)で受け付けます。
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
沖縄県公文書館岸秋正文庫所蔵の「稽古案文集」の閲覧と調査を通して、史料の収集・翻刻・読解・分析など歴史研究の基礎的能力を身につけることを目的とする。具体的には、近世琉球における首里王府の通達および王府への申請や請願の文書の様式、事象・地名・職名・物品名、事前の通達などの引用箇所、および文末のパターン化したフレーズや語句などを調査する。
メッセージ
/Message
【重要】「実習」での史料の閲覧を通じて、歴史を研究する者として、史料の原本には最善の注意と最大の敬意を払わなければならない意識を身につけてくれることを強く希望します。皆さんの姿勢や態度が後輩の学習環境にも影響を及ぼすことを自覚してください。
到達目標
/Attainment Targets
・「稽古案文集」に収録された案文が首里王府の通達か王府への申請や請願なのかを判別できるようになる。
・王府の通達および王府への申請や請願における懸案、事前の通達の引用箇所、文末のパターン化したフレーズや語句を認識できるようになる。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
【テキスト】教科書は使用しません。事前学習では活字化された「稽古案文集」の翻刻文を配布します。
【参考文献】
・那覇市企画部文化振興課編『那覇市史 資料篇第1巻11 琉球資料(下)』(那覇市役所、1991年)
学びの手立て
/Way of learning
・事前学習では、調査の目的・内容・計画を確認し、3~4人のグループを編成します。また、予行演習として活字化された「稽古案文集」の翻刻文を読み下します。沖縄県公文書館の見学も予定しています。
・沖縄県公文書館での調査では、グループのなかで調査項目を割り振るなどして分担して作業を行います。
・調査後は、グループごとに収集した情報を整理して共有化し、分析や検討の結果を反映させた調査報告書を作成します。
【重要】「稽古案文集」は字体はくずし字、文体は候文で記されています。内容を理解するためにはくずし字と候文に慣れ親しむ必要があります。いずれかを判読・読解できないとグループでの作業に積極的に関われず、役割や責任を果たせません。そのためにも「古文書講読Ⅰ・Ⅱ」を確実に履修してください。必須です。
評価
/Evaluation
閲覧と調査に取り組む姿勢(30%)、グループへの貢献度合い(40%)、情報の整理の仕方(30%)によって総合的に評価します。
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
【重要】(月)2限の「古文書講読Ⅰ・Ⅱ」を確実に履修してください。理由は学びの手立ての項目に記した通りです。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1回 事前学習1):「実習」の内容の説明、「稽古案文集」の解題 到達目標を理解する
2 2回 事前学習2):活字化された「稽古案文集」の案文を読む① 案文を音読する
3 3回 事前学習3):活字化された「稽古案文集」の案文を読む② 案文を音読する
4 4回 事前学習4):沖縄県公文書館の見学、フィールドワーク① 問題意識を持って参加する
5 5回 事前学習5):沖縄県公文書館の見学、フィールドワーク② 問題意識を持って参加する
6 6回 沖縄県公文書館での「稽古案文集」の調査① グループで情報を共有する
7 7回 沖縄県公文書館での「稽古案文集」の調査② グループで情報を共有する
8 8回 沖縄県公文書館での「稽古案文集」の調査③ グループで情報を共有する
9 9回 沖縄県公文書館での「稽古案文集」の調査④ グループで情報を共有する
10 10回 沖縄県公文書館での「稽古案文集」の調査⑤ グループで情報を共有する
11 11回 情報の整理と分析および調査報告書の原稿の作成① グループで問題点を共有する
12 12回 情報の整理と分析および調査報告書の原稿の作成② グループで問題点を共有する
13 13回 情報の整理と分析および調査報告書の原稿の作成③ グループで問題点を共有する
14 14回 情報の整理と分析および調査報告書の原稿の作成④ グループで問題点を共有する
15 15回 情報の整理と分析および調査報告書の原稿の作成⑤ グループで問題点を共有する
16 16回 調査報告書の完成原稿の提出 グループで推敲を重ねる

科目一覧へ戻る