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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/25 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
実習/Practice in Sociology
時間割コード
/Course Code
I410090004
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
総合文化学部社会文化学科コースなし/College of Global and Regional Culture Department of Society and Regional Culture
曜限
/Day, Period
他/Oth.
開講区分
/semester offered
集中/Intensive
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
藤波 潔/Kiyoshi FUJINAMI
科目区分
/Course Group
専門科目 専門科目必修/専門科目 専門科目必修
教室
/Classroom
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
藤波 潔/Kiyoshi FUJINAMI 社会文化学科/Department of Society and Regional Culture
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
フィールドワークを実践し、地域理解能力の向上を図る「実習科目」
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
研究室(5434)、またはfujinami●okiu.ac.jp(●はアットマーク)
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
この実習は、藤波担当の演習Ⅰの受講生を対象としていて、歴史研究に不可欠な史料の収集、読解、翻刻などの技能を修得することを目的としています。具体的には、戦後沖縄における学校教育の復興ををテーマとし、宜野湾をフィールドとして、当該事象に関する公文書類を収集するとともに、関係者への聞き取りとあわせて、報告書を作成する予定です。
メッセージ
/Message
夏季休業期間に史料収集と史料読解の2度に分けて、場合によっては合宿形式で作業を行う予定でいます。また、受講生をチームに分けて作業を進めていくので、他者との協調と自己責任をともに果たすことを求めます。加えて、後期にはゼミ以外の時間を利用して、翻刻作業を進める予定です。
到達目標
/Attainment Targets
(1)史料所蔵機関において、史料を適切に収集することができる。
(2)収集した史料を整理・分類した上で、史料目録を適切に作成することができる。
(3)史料を正しく読解し、正確に翻刻することができる。
(4)他者と協力しながら作業を進めることができる。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
(1)調査の準備
  ・調査班の構成  ・調査史料のリスト化
(2)文献調査(宜野湾市史を活用した基礎的事実の確認)
(3)聴き取り調査(宜野湾市立博物館での事前学習における関係者からの聴き取り)
(4)史料調査
  ① 史料収集(3日間を予定)
   ・史料所蔵施設において、史料の探索、撮影または複写
     ・収集した史料の目録作成
   ・収集した史料の整理、保存
  ② 史料翻刻(5日間を予定)
   ・史料所蔵施設での史料の翻刻、データ化
   ・注釈を付す項目の抽出と脚注作成
(5)報告書の作成

以上の作業を実施しますが、予定している日数で作業が完了することはあり得ません。したがって、後期には各自の担当分を講義時間外で作業を行うとともに、演習Ⅰの時間に進捗状況を確認します。また、新型コロナウイルスの感染状況によって、日程や方法の変更があり得ますので連絡に従うようにしてください。
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
必要に応じて紹介します。
学びの手立て
/Way of learning
① 集中講義形式で開講されるので、日程調整には協力してください。
② 史料読解に必要な工具類は、できるだけ自分で準備しておいてください。
③ 史料データの入力のため、各自PCを準備しておくことが望ましいです。
評価
/Evaluation
到達目標(1)の評価:史料の収集状況(10%)
到達目標(2)の評価:史料目録の作成(20%)
到達目標(3)の評価:翻刻データの内容(30%)
到達目標(4)の評価:作業の取り組み姿勢(40%)
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
この授業は、演習Ⅰと密接に関連しています。
また、演習Ⅰと実習で修得した技能をいかして、4年次の演習Ⅱを通じて、個人で卒業論文を作成できるようにつなげてもらいたいと思います。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1.5時間 戦中・戦後の宜野湾市の理解 報告書原稿の作成 宜野湾市立博物館での聞き取り
2 1.5時間 歴史資料の保存・活用と取扱い方 報告書原稿の作成 歴史資料保存機関での聞き取り
3 8時間 歴史資料の収集・撮影 撮影データの整理・保存
4 16時間 収集データに関する仮目録作成 収集データと仮目録データの突合
5 30時間 収集データのデータ化 収集データの翻刻
6 3時間 翻刻データの校正 入力データの校正

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