基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Course	演習Ⅰ（総　社）／Seminar Ⅰ
時間割コード ／Course Code	I410240005
ナンバリングコード ／Numbering Code
開講所属 ／Course Offered by	総合文化学部社会文化学科コースなし／College of Global and Regional Culture Department of Society and Regional Culture
曜限 ／Day, Period	木／Thu　2
開講区分 ／semester offered	通年／One-Year
単位数 ／Credits	4.0
学年 ／Year	3,4
主担当教員 ／Main Instructor	深澤　秋人／Akito FUKAZAWA
科目区分 ／Course Group	専門科目　専門科目必修／専門科目 専門科目必修
教室 ／Classroom	5-303／5-303
遠隔授業 ／Remote lecture	No

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
深澤　秋人／Akito FUKAZAWA	社会文化学科／Department of Society and Regional Culture

※ポリシーとの関連性 ／*Relevance to Policy	専門分野における調査・研究能力を育成し、卒業論文作成を目的とする演習科目に当たる。
授業に関する問い合わせ ／Inquiries about classes	水曜日２限のオフィスアワーに研究室（５４２２）で受け付けます。
学びの準備 ／Prepare to learn	ねらい ／Goal 本演習のねらいは、琉球・沖縄の前近代史の先行研究（文献）を把握し、引用史料を丁寧に確認しながら、卒業論文の課題を設定するところにあります。前期は『沖縄県史』各論編第３・４巻の論考を読み、先行研究・引用史料・論点に関する報告をしてもらいます。後期は、卒業論文のテーマを決め、先行研究を踏まえ、当該史料を用いる意味を理解のうえ卒業論文の課題を文章化してもらいます。 メッセージ ／Message 学内外の研究会やシンポジウムに参加して雰囲気や議論に触れてください。県内博物館の常設展や企画展に足を運んで琉球・沖縄の前近代史をめぐるモノに接してください。 到達目標 ／Attainment Targets ・琉球・沖縄の前近代史をめぐる先行研究（文献）と引用史料を把握することができるようになる。 ・卒業論文のテーマを決定し、先行研究を踏まえ、関連史料を確認したうえで、卒業論文の課題を的確に設定できるようになる。
学びの実践 ／Learning Practices	授業計画 ／Class Plan テキスト・参考文献・資料など ／Textbooks, references, materials, etc. 【テキスト】教科書は使用しません。レジュメと図表などの参考資料は必要に応じて配布します。『沖縄県史』各論編第４巻「総論」は２回目の講義、担当論考は前週までに全員に配布します。 【参考文献】 ・『沖縄県史』各論編第３巻 古琉球（沖縄県教育委員会、２０１０年） ・『沖縄県史』各論編第４巻 近世（沖縄県教育委員会、２００５年） 学びの手立て ／Way of learning ・『沖縄県史』各論編第３・４巻の担当論考と各自が決めた卒業論文のテーマに関わる先行研究はあきらめずに最後まで読み切ってください。 ・先行研究（文献）と史料の区別がつかなければ理解できるまで質問してください。 評価 ／Evaluation 報告・質疑応答・「卒業論文の課題」設定に取り組む姿勢（６０％）、「卒業論文の課題」の的確性と完成度（４０％）によって総合的に評価する。
学びの継続 ／Continuing to learn	次のステージ・関連科目 ／Next Stage and Related Courses ・【重要】「古文書講読Ⅰ・Ⅱ」を確実に履修してください。「実習」（集中）での役割や責任と直接関係します。当科目を履修しないと「実習」での取り組みに支障が生じます。 ・卒業論文のテーマを考えるためにも「沖縄前近代史Ⅰ・Ⅱ」を履修してくれること希望します。４年次の「演習Ⅱ」では卒業論文に取り組みますが、３年次の頑張りが４年次のスタートに直結すること自覚してください。

No.	回（日時） ／Time (date and time)	授業計画 ／Class Plan	時間外学習の内容 ／Content of Overtime Learning	備考 ／Notes
1	1	前期の授業計画と報告日程の確認、『沖縄県史』各論編第３巻・第４巻の担当論考割り当て	到達目標を理解する
2	2	レジュメ作成要領の確認	報告のポイントを理解する
3	3	『沖縄県史』各論編第４巻「総論」を読む	「総論」を読み込む
4	4	担当論考の先行研究と引用史料に関する報告・質疑応答①	報告の準備をする
5	5	同上②	報告の準備をする
6	6	同上③	報告の準備をする
7	7	同上④	報告の準備をする
8	8	レジュメ作成要領の確認	報告のポイントを理解する
9	9	論文の構成について―序論・本論・結論の関係―	論文の構成を理解する
10	10	担当論考の問題の所在と論点に関する報告・質疑応答①	報告の準備をする
11	11	同上②	報告の準備をする
12	12	同上③	報告の準備をする
13	13	同上④	報告の準備をする
14	14	卒業論文のテーマに関する説明	卒業論文のテーマを考え始める
15	15	前期のまとめ、「実習」の内容・計画の確認	「実習」の内容を理解する
16	16	後期の授業計画と報告日程の確認、卒業論文のテーマ（仮）の提出	到達目標を再確認する
17	17	卒業論文準備報告１）レジュメ作成要領の確認	報告のポイントを理解する
18	18	卒業論文のテーマに関わる先行研究について	先行研究を的確に把握する
19	19	卒業論文準備報告１）と質疑応答―先行研究と引用史料リスト―①	報告の準備をする
20	20	同上②	報告の準備をする
21	21	同上③	報告の準備をする
22	22	卒業論文準備報告２）レジュメ作成要領の確認	報告のポイントを理解する
23	23	研究の論点と引用史料に関係について	論点と史料の関係を理解する
24	24	卒業論文準備報告２）と質疑応答―先行研究の論点と引用史料―①	報告の準備をする
25	25	同上②	報告の準備をする
26	26	同上③	報告の準備をする
27	27	同上④	報告の準備をする
28	28	「卒業論文の課題」の文章化に関する説明	論文の課題の意味を理解する
29	29	課題と先行研究の論点との関係について	各自の課題を文章化する
30	30	課題と先行研究との整合性について	各自の課題を文章化する
31	31	「卒業論文の課題（仮）」の提出	各自の課題をより明確にする