シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/25 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
領域演習/multidisciplinary seminar
時間割コード
/Course Code
I410260001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
総合文化学部社会文化学科コースなし/College of Global and Regional Culture Department of Society and Regional Culture
曜限
/Day, Period
木/Thu 4
開講区分
/semester offered
通年/One-Year
単位数
/Credits
4.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
新里 貴之/Takayuki SHINZATO
科目区分
/Course Group
専門科目 専門科目必修/専門科目 専門科目必修
教室
/Classroom
5-311/5-311
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
宮城 弘樹/Hiroki MIYAGI 社会文化学科/Department of Society and Regional Culture
新里 貴之/Takayuki SHINZATO 社会文化学科/Department of Society and Regional Culture
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
南島を考古学という専門領域で見ることを学ぶ科目であり、その方法について実地で学び、スキルを身につける。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
研究室5-417-1(新里)、417-2(宮城)を訪ねること
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
実際に発掘調査によって出土した出土品に関する学説について理解することができる。考古学における分布調査、発掘調査の方法と記録法、そして発掘調査報告書を作成するまでの一連の流れを理解できる。
メッセージ
/Message
考古学の方法を実地で身につけることのできる科目です。遺跡の発掘調査は破壊行為であることを充分に認識し、周到な計画と準備、注意を必要とすることを学んでください。
到達目標
/Attainment Targets
1)考古学の専門用語を理解する。
2)考古学の研究法を学ぶ。
3)専門的な論文や発掘調査報告書を読んで理解することができる。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
第1~4週 考古学の考え方を把握してもらう。
第5~7週 遺跡の発掘調査について解説する。
第8~13週 出土品や検出される遺構などのについて解説、各自レジュメを作成して発表する。
第14~15週 発掘調査を準備する。
第16~18週 遺物の洗浄、註記、分類、集計を行う。
第19~25週 遺物の観察、実測、トレースを行う。
第26~30週 図版の作成とともに記述を行い、発掘調査報告書を仕上げる。

時間外は参考文献、配布資料を精読してもらう。
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
1)テキスト:特定のテキストは指定しない。
参考文献:高宮廣衛『先史古代の沖縄』第一書房 1991年                            鈴木公雄『考古学入門』東京大学出版会 1988年
ほか、講義において随時紹介する。
学びの手立て
/Way of learning
①「履修の心構え」
 出欠確認については、毎回厳格に実施する(遅刻・欠席は事前の[直前ではない]連絡が必要)。
 考古学はモノから歴史を学ぶ学問である。モノの取り扱いには最新の注意を払うこと。
②「学びを深めるために」
 発掘調査報告書を作成するため、専門用語・知識の理解が必要である。参考となる発掘調査報告書に目配りすること。
評価
/Evaluation
1)随時課す試験・期末テスト(50%)。各自発表・平常点(50%)。
2)無断の遅刻・欠席10回以上は「不可」とする。
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
関連科目として「南島先史学」「南島考古学Ⅰ・Ⅱ」「考古学特講Ⅰ・Ⅱ」「アジア考古学」「考古学概論2」。
遺跡を理解するには、多様な視点が必須となるため、社会文化学科科目を広く受講すること。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 前期ガイダンス シラバスを精読すること
2 2 考古学とはどんな学問か? 配布資料を精読すること
3 3 発掘調査報告書の文献の探し方 配布資料を精読すること
4 4 発掘調査について 配布資料を精読すること
5 5 遺構について 配布資料を精読すること
6 6 人工遺物について 配布資料を精読すること
7 7 自然遺物について 配布資料を精読すること
8 8 レジュメを 配布資料を精読すること
9 9 考古資料を読み解く 配布資料を精読すること
10 10 考古資料から社会を考察する 配布資料を精読すること
11 11 考古資料について・レジュメ発表(1) 各自発表を準備すること
12 12 考古資料について・レジュメ発表(2) 各自発表を準備すること
13 13 考古資料について・レジュメ発表(3) 各自発表を準備すること
14 14 発掘調査の準備 配布資料を精読すること
15 15 前期まとめ 期末レポートを提出
16 16 後期ガイダンス シラバスを精読すること
17 17 論文・発掘調査報告購読 1 随時遺跡関連論文・報告書を精読
18 18 論文・発掘調査報告購読 2 随時遺跡関連論文・報告書を精読
19 19 日誌・図面の整理 1 随時遺跡関連論文・報告書を精読
20 20 日誌・図面の整理 2 随時遺跡関連論文・報告書を精読
21 21 遺物注記・接合 1 随時遺跡関連論文・報告書を精読
22 22 遺物注記・接合 2 随時遺跡関連論文・報告書を精読
23 23 遺物の分類・集計 1 随時遺跡関連論文・報告書を精読
24 24 遺物の分類・集計 2 随時遺跡関連論文・報告書を精読
25 25 遺物実測 1 随時遺跡関連論文・報告書を精読
26 26 遺物実測 2 随時遺跡関連論文・報告書を精読
27 27 遺物実測 3 随時遺跡関連論文・報告書を精読
28 28 遺物実測 4 随時遺跡関連論文・報告書を精読
29 29 遺物実測 5 随時遺跡関連論文・報告書を精読
30 30 遺物実測 6 随時遺跡関連論文・報告書を精読
31 31 期末課題 実測についての関連論文精読

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