シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/25 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
沖縄前近代史Ⅱ/Pre-Modern History of Okinawa Ⅱ
時間割コード
/Course Code
I440320001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
総合文化学部社会文化学科コースなし/College of Global and Regional Culture Department of Society and Regional Culture
曜限
/Day, Period
火/Tue 4
開講区分
/semester offered
後期/Second Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
深澤 秋人/Akito FUKAZAWA
科目区分
/Course Group
専門科目 専門科目選択/専門科目 専門科目選択
教室
/Classroom
5-204/5-204
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
深澤 秋人/Akito FUKAZAWA 社会文化学科/Department of Society and Regional Culture
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
専門分野における個別テーマについて深く学ぶ発展科目に当たる。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
教室のほかオフィスアワーに受け付けます。時間帯とメールアドレスは履修ガイド参照。
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
琉球国にとって重要な港であった那覇港は、琉球史をはじめアジアの歴史の変動がいち早く反映する場でした。本講義では、15世紀前半から19世紀後半にいたる那覇港の変遷、時期ごとの特徴を中国船と日本船に注目して考えます。また、琉球の政権や王権だけではなく、近世の琉球社会にとっての対外関係史を考えます。
メッセージ
/Message
本学図書館郷土資料室には『沖縄県史』や県内の市町村史が並んでいます。県内の博物館では、常設展のほかにも琉球・沖縄の前近代史に関わる企画展が開催されることもあります。学内外の図書館でレジュメの参考文献をめくってみること、博物館に足を運んでモノに接することをおすすめします。
到達目標
/Attainment Targets
・那覇港の変遷および時期ごとの特徴を理解できるようになる。
・近世の琉球社会にとって対外関係史が持つ意味を理解できるようになる。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
【テキスト】教科書は使用しません。毎回レジュメと図表などの参考資料を配布します。
【参考文献】
・『沖縄県史』各論編第3巻 古琉球(沖縄県教育委員会、2010年)
・『沖縄県史』各論編第4巻 近世(沖縄県教育委員会、2005年)
・豊見山和行編『日本の時代史18 琉球・沖縄史の世界』(吉川弘文館、2003年)
・桃木至朗編『海域アジア史研究入門』(岩波書店、2008年)
学びの手立て
/Way of learning
授業計画に示した各回のテーマのなかで、関心を持ったもの、関心を持てそうなものを事前にいくつかピックアップしておくことをおすすめします。
評価
/Evaluation
期末課題(80%)と授業参加度(20%)によって総合的に評価します。
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
「沖縄前近代史Ⅰ」も受講してくれることを希望します。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 イントロダクション、沖縄前近代史Ⅱを始める前に シラバスの到達目標を理解する
2 2 「琉球貿易図屏風」(滋賀大学経済学部附属史料館蔵)を歩く レジュメの参考文献にあたる
3 3 「大交易時代」の那覇港―中国船と日本船― レジュメの参考文献にあたる
4 4 16世紀末の那覇港―那覇の日本人町― レジュメの参考文献にあたる
5 5 「鎖国」と那覇港―17世紀前半の状況― レジュメの参考文献にあたる
6 6 琉球史のなかの久米村―チャイナタウンから諮問機関へ― レジュメの参考文献にあたる
7 7 講義の折り返し地点で 到達目標を確認する
8 8 琉球社会と対外関係史①―黒砂糖・貿易銀・海産物・中国商品― レジュメの参考文献にあたる
9 9 琉球社会と対外関係史②―久米島の場合― レジュメの参考文献にあたる
10 10 琉球社会と対外関係史③―宜野湾間切我如古村の場合― レジュメの参考文献にあたる
11 11 琉球社会と対外関係史④―那覇港を抱えた地域の場合― レジュメの参考文献にあたる
12 12 異国船の琉球来航―1840~50年代の那覇― レジュメの参考文献にあたる
13 13 琉球王国最末期の那覇港―1870年代の状況― レジュメの参考文献にあたる
14 14 沖縄前近代史Ⅱをまとめる前に 到達目標を再確認する
15 15 まとめ 到達目標を意識して期末解題を準備する

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