シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/25 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
琉中交流史/History of Interchange between Ryukyu and China
時間割コード
/Course Code
I440370001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
総合文化学部社会文化学科コースなし/College of Global and Regional Culture Department of Society and Regional Culture
曜限
/Day, Period
月/Mon 4
開講区分
/semester offered
前期/First Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
深澤 秋人/Akito FUKAZAWA
科目区分
/Course Group
専門科目 専門科目選択/専門科目 専門科目選択
教室
/Classroom
3-502/3-502
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
深澤 秋人/Akito FUKAZAWA 社会文化学科/Department of Society and Regional Culture
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
専門分野における個別テーマについて深く学ぶ発展科目に当たる。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
教室のほかオフィスアワーに受け付けます。時間帯とメールアドレスは履修ガイド参照。
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
琉球と中国の明清両朝は、14世紀後半から19世紀後半にいたるまで、国家間の関係を成立させていました。しかし、常に安定した関係ではなく、アジアの歴史の変動を背景とする変化や危機がありました。本講義では、琉中交流史の変遷、琉球の王権や政権にとっての両国間関係が持つ意味を日本を意識しながら考えます。
メッセージ
/Message
沖縄県内の博物館の常設展では、琉球・中国交流史に関わる資料が展示されています。また、企画展やシンポジウムが開催されることもあります。実際に自ら足を運んでモノや議論に接することを期待します。
到達目標
/Attainment Targets
・14世紀から19世紀にいたる琉球・中国交流史の変遷をアジアの歴史と関連づけて理解できるようになる。
・琉球の王権や政権にとって、時期によって異なる両国間関係が持つ意味を理解できるようになる。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
【テキスト】教科書は使用しません。毎回レジュメと図表などの参考資料を配布します。
【参考文献】
・荒野泰典ほか「時期区分論」(『アジアのなかの日本史Ⅰ アジアと日本』東京大学出版会、1992年)
・入間田宜夫/豊見山和行『日本の中世5 北の平泉、南の琉球』(中央公論新社、2002年)
・豊見山和行編『日本の時代史18 琉球・沖縄史の世界』(吉川弘文館、2003年)
学びの手立て
/Way of learning
・授業計画であげたテーマのなかで関心をもったもの、関心を持てそうなものを事前にピックアップしておきましょう。
・講義を受けながら、中国の歴代王朝のなかでも明朝と清朝の共通点および相違点を考えてみましょう。相手国の特徴を知ることは大切です。
評価
/Evaluation
期末課題(80%)と授業参加度(20%)によって総合的に評価します。
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
「沖縄前近代史Ⅰ・Ⅱ」「アジア史」の受講を希望します。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1:4/8 イントロダクション、琉中交流史を始める前に シラバスの到達目標を理解する
2 2:4/15 琉中交流史の研究の歴史―空白の40年間― レジュメの参考文献にあたる
3 3:4/22 琉球の国家形成と明朝の朝貢システム レジュメの参考文献にあたる
4 4:4/29 琉球の中継貿易①―東南アジア産品と中国商品― レジュメの参考文献にあたる
5 5:5/13 琉球の中継貿易②―16世紀の海域アジア世界― レジュメの参考文献にあたる
6 6:5/20 明清関係の危機―朝鮮出兵と琉球侵攻の影響― レジュメの参考文献にあたる
7 7:5/27 明清交替と琉球―南明政権・清朝・抗清復明運動― レジュメの参考文献にあたる
8 8:6/3 講義の折り返し地点で 到達目標を確認する
9 9:6/10 近世の琉球王権と冊封―幕藩体制のなかの「異国」― レジュメの参考文献にあたる
10 10:6/17 清代の北京と琉球使節―皇帝と大ハーン― レジュメの参考文献にあたる
11 11:6/24 琉清関係の危機―開港と太平天国運動の影響― レジュメの参考文献にあたる
12 12:7/1 日清修好条規の締結と批准―「琉球藩王」冊封と前後して― レジュメの参考文献にあたる
13 13:7/8 琉中関係の分断―東アジア国際秩序再編の一環として― レジュメの参考文献にあたる
14 14:7/15 琉中交流史をまとめる前に 到達目標を再確認する
15 15:7/22 まとめ 到達目標を意識して期末課題の準備をする

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