シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/25 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
比較民俗学/Comparative Folklore
時間割コード
/Course Code
I440950001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
総合文化学部社会文化学科コースなし/College of Global and Regional Culture Department of Society and Regional Culture
曜限
/Day, Period
金/Fri 2
開講区分
/semester offered
前期/First Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
大城 博美(非常勤)
科目区分
/Course Group
専門科目 専門科目選択必修/専門科目 専門科目選択必修
教室
/Classroom
3-501/3-501
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
神谷 智昭(非常勤) 社会文化学科/Department of Society and Regional Culture
大城 博美(非常勤) 社会文化学科/Department of Society and Regional Culture
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
多様な民俗事象を理解し、物事を相対化し、自文化や自分自身の置かれた状況を捉えなおす視点を養う。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
学内メールにて。
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
身近な沖縄、日本の民俗事象も確認しながら、台湾、韓国といった周辺諸地域の民俗事象との比較をします。そこから浮かび上がってくるであろう、それぞれの地域の特性や歴史性についても考えていきます。今、我々が生活している現代社会を観察し、物事の状況を複眼的に捉える視点を獲得することが最終目標です。
メッセージ
/Message
「比較民俗学」という名前が示すように、「比較」ということがキーワードになってきます。外国をはじめ、身の回りにいる「他者」と自分自身、自分自身の置かれている状況(社会・文化)について、「比較」という方法を通して相対化し捉えなおすことができるようになると、世の中を眺めた時に、いつもと違う景色が広がってくると思います。
到達目標
/Attainment Targets
・「当たり前」に過ごしている日常生活世界を切り取り、そこにつまっているであろう歴史や意味といったものを理解することができるようになる。
・「比較」という手法を通して、自己(自文化)の相対化の視点を学ぶことが出来る。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
テキストは特に指定しませんが、各回の講義と関連する参考文献などは講義前後に随時紹介していきます。
学びの手立て
/Way of learning
①「履修の心構え」
・民俗学、人類学などを履修済みであると理解しやすいでしょう。
・おしゃべりなどをして他の受講生の妨げとなったり、居眠りやスマホいじりなどは厳禁。
・講義開始後20分を過ぎての遅刻は正当な理由がない限りは欠席扱いとします。

②「学びを深めるために」
・テレビのドキュメンタリー番組などを見て興味・見識の幅を広げてください。
評価
/Evaluation
・毎回リアクションペーパーを書いてもらい講義内容の理解度や、視点の多様性を確認すると同時に出席確認す
る。【30%】
・【前半・台湾】【後半・韓国】ごとに、レポートを提出してもらう(合計2回)。関心のある事象について自分自身で資料を集め、まとめるという作業を通して、理解を深めてもらう。【70%】
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
隣接科目の「文化人類学」や「社会学」、「歴史学」といった科目を履修することで、複眼的視点獲得の基礎作
りがさらに出来ると思います。身の回りの「当たり前」を一度括弧に入れて「当たり前」が当たり前になったい
きさつや、そう感じる自分の感性を注視しながら、社会とのかかわり方を模索していけるような、学問の基礎体
力を身につけましょう。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 イントロダクション「比較民俗学とは?」 オリエンテーション 前半8回は台湾と沖縄の比較です。意識的に身近な台湾を探しましょう。
2 2 社会組織 ネットで台湾に関することを調べる
3 3 社会組織② アンテナを張り、積極的に「台湾」
4 4 映像でみる通過儀礼:「父の初七日」を通して考える を意識してください。
5 5 通過儀礼 普段の生活をより意識してください
6 6 世界観・身体観・病気観 身近な事象を観察しましょう
7 7 民間信仰 身近な事象を観察しましょう
8 8 お盆にくる霊――あなたは誰を迎えているの? 年中行事などの実践を観察しよう!
9 9 現代韓国概況解説 韓国のイメージを挙げてみよう
10 10 朝鮮半島の歴史概説 沖縄の歴史を振り返ってみよう
11 11 朝鮮半島の家族・親族 貴方にとっての家族・親族とは誰?
12 12 朝鮮半島のマウル(村)と生活 沖縄の村を調べてみよう
13 13 朝鮮半島の村落祭祀 沖縄の村落祭祀を調べてみよう
14 14 朝鮮半島の葬送儀礼 出身地の葬送儀礼を調べてみよう
15 15 朝鮮半島のシャーマニズム 沖縄のシャーマニズムを調べよう

科目一覧へ戻る