シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/25 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
アジア文化概論/Introduction to Asian Culture
時間割コード
/Course Code
I440960001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
総合文化学部社会文化学科コースなし/College of Global and Regional Culture Department of Society and Regional Culture
曜限
/Day, Period
火/Tue 4
開講区分
/semester offered
前期/First Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
石垣 直/Naoki ISHIGAKI
科目区分
/Course Group
専門科目 専門科目選択必修/専門科目 専門科目選択必修
教室
/Classroom
5-304/5-304
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
石垣 直/Naoki ISHIGAKI 社会文化学科/Department of Society and Regional Culture
呉屋 淳子(非常勤)/Junko GOYA 南島文化専攻/Department of Ryukyuan Culture
TanapatJundittawong(非常勤)/Tanapat Jundittawong 社会文化学科/Department of Society and Regional Culture
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
本講義は「沖縄をとりまく世界の社会や文化」を知るためのものである。「アジアのなかの沖縄」を考える際の必須知識を提供する。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
石垣(全体・担当回分):nishigaki@okiu.ac.jp
呉屋(担当回分):goyaj@okigei.ac.jp
タナパット(担当回分):ptt1362@okiu.ac.jp
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
  「アジアの時代」が叫ばれて久しい。しかし、私たちの「アジア」理解は極めて限られたものである。沖縄・日本の社会・文化的特徴を考察し、その未来を構想する上でも、周辺アジア地域との比較は欠かせない。本講義では、東アジア、東南アジア、オセアニアの諸社会・文化に関する基本的な知識の習得を基礎としながら、そこにみられる差異と共通点について講義する。
メッセージ
/Message
「沖縄を知る」ことは重要である。周辺アジア地域の社会・文化を理解することは、自社会・自文化の理解を深めることにつながる。ぜひ、「アジアのなかの沖縄」を考え、沖縄・日本の未来を切り拓く人材を目指して欲しい。
到達目標
/Attainment Targets
周辺アジア地域の文化に関する基礎的な知識を身に着け、比較という視点からこれらの諸地域ならびに沖縄・日本の文化を考察することができるようになる。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
1. ガイダンス ――なぜいま「アジア」を学ぶのか?
2. 「アジア」とは何か?
3. 中国(1)――概要/歴史/民族
4. 中国(2)――社会/文化
5. 朝鮮半島(1)――歴史と概要
6. 朝鮮半島(2)――社会と文化
7. 日本――文明の生態史観/タテ社会論/民族性論
8. 台湾(1)――概要/歴史/民族
9. 台湾(2)――映像鑑賞
10. 台湾(3)――原住民族の歴史と現在
11. 東南アジア(1)――近代前の東南アジア、歴史・貿易・文化
12. 東南アジア(2)――現代の東南アジア、日本との関係
13. オセアニア(1)――太平洋島嶼世界の基層文化
14. オセアニア(2)――ハワイの歴史・文化・現在
15. まとめ―― アジア・太平洋的視座の重要性
16. 期末試験
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
 テキストは特になし。
(毎回の講義ではレジュメおよび資料を配布する) 参考文献については、毎回の講義の際に適宜紹介する。
学びの手立て
/Way of learning
・周辺アジア地域の諸文化について関心をもち、沖縄・日本の文化をそれらとの比較において考察することを心掛けてほしい。
・毎回講義の際に出席確認をかねて受講生にレスポンス・ペーパーの提出を求めるので、毎回の講義の要点を自分なりに整理する癖をつけること。
・他の受講生の学習を妨害するような言動があった場合には、退席を要求することもあるので注意すること。
評価
/Evaluation
3教員の個別評価を担当回数に応じて合算し、100点満点で採点する。

石垣〔11回〕:平常点(30点)、期末テスト(70点)
呉屋〔2回〕:平常点(60点)、ディスカッション(20点)、コメントペーパー(20点)
タナパット〔2回〕:平常点(80点)、課題(20点)
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
 アジア社会文化論Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、比較民俗学、文化人類学理論、etc.
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 ガイダンス ――なぜいま「アジア」を学ぶのか? 講義の概要について理解する
2 2 「アジア」とは何か? 「アジア」概念の変遷を調べる
3 3 中国の社会と文化(1)――概要/歴史/民族 中国に関する情報を調べる
4 4 中国の社会と文化(2)――親族関係 沖縄の親族関係と比較する
5 5 朝鮮半島の社会と文化(1)――概要/歴史 朝鮮に関する情報を調べる
6 6 朝鮮半島の社会と文化(2)――親族・社会関係と宗教 沖縄の親族・宗教と比較する
7 7 日本の社会と文化――文明の生態史観/タテ社会論/民族性論 「日本人」論について調べる
8 8 台湾の社会と文化(1)――概要/歴史/民族 台湾に関する情報を調べる
9 9 台湾の社会と文化(2)――映像鑑賞 台湾映画を鑑賞する
10 10 台湾の社会と文化(3)――原住民族の歴史と現在 台湾原住民文化について調べる
11 11 東南アジアの社会と文化(1)――近代前の東南アジア、歴史・貿易・文化 東南アジアの地図を調べる
12 12 東南アジアの社会と文化(2)――現代の東南アジア、日本との関係 東南アジアに関する情報を調べる
13 13 オセアニアの社会と文化(1)――太平洋島嶼世界の基層文化 オセアニアに関する情報を調べる
14 14 オセアニアの社会と文化(2)――ハワイの歴史・文化・現在 ハワイの社会・文化について調べる
15 15 まとめ―― アジア・太平洋的視座の重要性 講義を振り返りアジアの中の沖縄について調べる
16 16 期末テスト

科目一覧へ戻る