シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/25 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
社会学理論(14-)/Sociology Theory
時間割コード
/Course Code
I470260001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
総合文化学部社会文化学科コースなし/College of Global and Regional Culture Department of Society and Regional Culture
曜限
/Day, Period
水/Wed 2
開講区分
/semester offered
前期/First Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
秋山 道宏/Michihiro AKIYAMA
科目区分
/Course Group
専門科目 専門科目選択/専門科目 専門科目選択
教室
/Classroom
5-107/5-107
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
秋山 道宏/Michihiro AKIYAMA 社会文化学科/Department of Society and Regional Culture
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
社会・平和領域の専門基礎科目
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
講義終了後の教室およびオフィスアワー
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
私たちは、常識という色眼鏡を通して物事を見つめ、日々の生活を送っている。しかし、現実の物事はみかけどおりではなく、聞こえのいい常識の背後でお互いを排除し、暴力をふるうことで社会が成立しているとしたらどうだろう。本講義は、「働くこと」「アイデンティティ」や「愛」などの身近な事柄を入口に、社会学的な考え方を修得することで、この色眼鏡を批判的に捉え直す。
メッセージ
/Message
日々の生活で生じる小さな疑問や違和感をそのままにせず、みずからの頭で考えることの大変さと面白さを講義を通して感じてほしい。
到達目標
/Attainment Targets
社会学理論の受講を通して、以下の二つを学習成果として得ることができる。
①私たちが織りなす社会のあり方についての認識を深めることで、身近な社会関係(家族、男女、地域など)がどのように成り立っているのかを理解できる。
②①を通して、お互いを排除したり傷つけるような関係性(社会構造)を批判的に捉え直し、受講前とは異なる社会への関わり方を考え、実践するこができる。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
特定のテキストは指定しない。講義の必要に応じて資料を配布する。
講義の理解度を高めるための参考文献として、次の四つを挙げておく。
①アンソニー・ギデンズ『社会学(第5版)』(而立書房、2009年)②豊泉周治ほか『<私>をひらく社会学:若者のための社会学入門』(大月書店、2014年)③長谷川公一ほか『新版社会学 Sociology:Modernity,Self and Reflexivity』(有斐閣、2019年)④前田勇樹ほか『つながる沖縄近現代史:沖縄のいまを考えるための十五章と二十のコラム』(ボーダーインク、2021年)
学びの手立て
/Way of learning
履修の心構え
・事前課題や関連課題を提示する回があるので、しっかりと準備して臨むこと。
・講義もコミュニケーションの一つである。周囲の受講生や教員との信頼関係で成り立ち、その中で、より良い学習ができることを意識してほしい。受講中の私語や携帯電話・スマートフォンの使用など、講義の進行や周囲への迷惑となる行為は禁止する。
学びを深めるために
・日常生活において疑問をもったことを大切にし、言葉にしたり、考える時間をつくること。
評価
/Evaluation
授業への参加態度・課題研究(30%)、中間レポート(30%)、学期末レポート(40%)。
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
社会・平和領域の専門応用科目。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 ガイダンス。社会学理論では何を扱うか? シラバスを読んでおくこと。
2 2 イントロダクション:社会をみること。社会学の理論とはどのようなものか。 事前課題に取り組むこと。
3 3 わたし(個人)を問う①「働くこと」を社会学的に捉える。 講義の復習。
4 4 わたし(個人)を問う②「自分らしさ」とはなにか(アイデンティティ)。 講義の復習。
5 5 わたし(個人)を問う③「われわれ」とはだれか(ナショナリズム、記憶)。 講義の復習。
6 6 わたし(個人)を問う④「愛する」とはなにか(家族、性愛、ジェンダー)。 講義の復習。
7 7 沖縄を社会学理論で捉える(1)沖縄戦の記憶について考える。 講義の復習。関連する課題を提示。
8 8 社会(秩序)を問う①近代とはどのような時代か。 講義の復習。
9 9 社会(秩序)を問う②身体と規律権力(監獄、学校、病院、軍隊)。 講義の復習。
10 10 社会(秩序)を問う③階級・階層の再生産(教育、労働、貧困)。 講義の復習。
11 11 社会(秩序)を問う④オリエンタリズム、ポストコロニアルという視点。 講義の復習。
12 12 沖縄を社会学理論で捉える(2)ポストコロニアルとしての沖縄。 講義の復習。関連する課題を提示。
13 13 社会学の古典・原典に触れる①近代社会への問い(マルクス、ウェーバー)。 講義の復習。
14 14 社会学の古典・原典に触れる②社会学と社会の構造的理解(デュルケム、ブルデュー)。 講義の復習。
15 15 授業全体のまとめ。 講義全体の復習。

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