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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/25 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
平和教育学/Peace Education Studies
時間割コード
/Course Code
I470270001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
総合文化学部社会文化学科コースなし/College of Global and Regional Culture Department of Society and Regional Culture
曜限
/Day, Period
金/Fri 4
開講区分
/semester offered
前期/First Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
古賀 徳子(非常勤)
科目区分
/Course Group
専門科目 専門科目選択/専門科目 専門科目選択
教室
/Classroom
5-309/5-309
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
古賀 徳子(非常勤) 社会文化学科/Department of Society and Regional Culture
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
社会・平和領域の発展科目
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
授業終了後に教室で受け付けます
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
本講義では、平和教育を「平和と非暴力の文化」を身につけるための教育と位置づけ、毎回、参加型学習の手法を使って、アメリカの教育現場で普及している「創造的対立解決プログラム(RCCP)」や、沖縄と関わりのあるテーマについての学習を深める。家庭や学校、職場、地域で「平和と非暴力の文化」を実践する方法を考える。
メッセージ
/Message
対立は、日常生活のあらゆる場所で起こります。人と人が関わり合う中で対立が起こるのは自然なことだからです。しかし、対立は時に攻撃的な言動や暴力を引き起こします。自分と相手を尊重しながら、両者が満足できる解決をはかるために、創造的な解決方法を学んでみませんか。さらに、沖縄戦や軍隊の問題についても、参加型で学ぶことによって、新たな発見が生まれるはずです。
到達目標
/Attainment Targets
①「平和と非暴力の文化」を理解する
②家庭や学校、職場、地域で起こる対立を創造的に解決し、積極的にかかわる力をつける。
③沖縄戦や軍隊の問題が、現在の沖縄や人々にどのような影響を及ぼしているかに気づく。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
テキスト:特になし。授業時にプリント配布
参考文献は授業で紹介します。
学びの手立て
/Way of learning
・受講生の人数、関心などに応じて授業内容および順序を変更することがあります。
・グループワークや2~3人の話し合いを行います。新型コロナ対策のため、一定の距離を保つようにしてください。
・基本ルール:他人のよいところを見よう/注意深く一人ひとりの発言をよく聞こう/短く簡潔に話そう/パスする権利は全ての人にある/他人の秘密やプライバシーを守ろう
評価
/Evaluation
・平常点…30点(出欠状況に基づく、授業への積極的な参加が見られる場合は適宜加点する)
・小レポート…30点(毎回の講義でA4半分程度の用紙に小レポートの課題を課す)
・最終レポート…40点(講義で学んだ内容を参考に短い動画を制作する)
上記到達目標①②③を評価
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
平和思想、国際平和論、沖縄平和学、ジェンダー論
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 ガイダンス・受講生自己紹介 平和教育をふりかえる
2 2 お互いのことをよく知り、尊重し合える関係づくり 平和教育のあり方を考える
3 3 話を聞くスキルを身につける 上手に聞く練習を行う
4 4 相手を攻撃することなく、自分のニーズや気持ちを伝える  参考資料(授業時に提示)を読む
5 5 非暴力について学び、介入の練習をする 参考資料(授業時に提示)を読む
6 6 社会問題の解決に取り組む際の方法を知る 参考資料(授業時に提示)を読む
7 7 ひめゆり学徒隊の体験を通して沖縄戦を考える 参考資料(授業時に提示)を読む
8 8 ひめゆりの戦後 ドキュメンタリー番組の視聴
9 9 沖縄戦を深掘りする 参考資料(授業時に提示)を読む
10 10 軍隊と性暴力① 日本軍「慰安婦」制度 参考資料(授業時に提示)を読む
11 11 軍隊と性暴力② なぜ米軍の内外で性暴力が起こるのか 参考資料(授業時に提示)を読む
12 12 課題動画の制作に向けた説明 ドキュメンタリー番組の視聴
13 13 アレン・ネルソンさんの体験から、戦争が兵士に及ぼす影響を考える ドキュメンタリー番組の視聴
14 14 ゲスト講演「米軍基地と環境問題ーPFAS汚染」 課題動画の制作 ゲストスピーカーによる講演
15 15 課題として制作した動画の発表会 課題動画作成を通して学んだことをふりかえる

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