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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/07/23 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
社会学概論Ⅱ/Introduction to Sociology Ⅱ
時間割コード
/Course Code
I110030001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
総合文化学部人間福祉学科社会福祉専攻昼間主コース/College of Global and Regional Culture Department of Human Welfare
開講区分
/semester offered
後期/Second Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
桃原 一彦/Kazuhiko TOUBARU
科目区分
/Course Group
専門科目 専門科目選択必修/専門科目 専門科目選択必修
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
桃原 一彦/Kazuhiko TOUBARU 人間福祉学科/Department of Human Welfare
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
複雑な現代社会を解読するための理論と方法、および社会福祉学を補強する学問領域として社会学のアウトラインを学ぶ。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
Teams上でのチャット、あるいはメール等で受け付けます。
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
概論Ⅰで身につけた社会学の基本的な視点、概念、理論を分析道具として、現代社会の諸相を解読する内容となる。とくに日常に見受けられる具体的な問題を提起していく。
メッセージ
/Message
「社会学は難しい」「でも社会学は面白い」という言葉をよく聞きます。そんな不思議な学問ですが、複雑怪奇な現代社会を上手く乗りこなす武器になると思います。※この講義はTeamsというアプリを使用します。Teamsへの参加方法は、第1回目の講義(9月29日)までにポータルの授業連絡でお知らせします。
到達目標
/Attainment Targets
 概論Ⅰで身につけた「行為」と「構造」および「権力関係」などの基本概念に基づいて、現代社会の具体的な事柄を分析・解読する知識と技能を習得する。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
テキストの指定はとくにないが、参考文献・資料などを適宜紹介していく。
学びの手立て
/Way of learning
リアクション・ペーパーは平常点の重要なポイントとなるので、面倒くさがらずに書き込むこと。大学は「学士力」(ジェネリック・スキル)を養うところ。その重要なポイントは「リサーチ・リテラシー」(高度かつ適切な情報収集と処理能力)となる。よって、課題に取り組む際は、インターネットの情報に頼りすぎないこと。インターネット情報を分析せずに、鵜呑みにして使用した場合は、減点の対象となる。
評価
/Evaluation
平常点(リアクション・ペーパーへの書き込み内容など)が20点、中間ミニ課題レポートが30点、期末レポート課題の内容評価が50点という構成で総合し評価する。
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
関連科目: 都市社会学、家族社会学、臨床社会学
次のステージ:社会学概論で学んだ基本的な概念、理論、視点を身につけて、社会学の諸領域に視野を広げる。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 社会学概論Ⅱへの招待 ~社会学概論Ⅰのおさらいを中心に 基本的な視点、概念をふりかえる
2 2 現代社会とメディア① ~ステレオタイプ、アジェンダ・セッティング、沈黙の螺旋 身近なメディア情報の探索
3 3 現代社会とメディア② ~エンコーディング/デコーディングと公共圏の形成 情報を送受信する自己を考える
4 4 モノと消費をめぐる社会学的探求① ~「消費」の基本概念 身近な「記号的」消費を考える
5 5 モノと消費をめぐる社会学的探求② ~ボードリヤールの概念と「ミニマムセルフ」 消費から自己と他者の関係を考える
6 6 ジェンダーとセクシュアリティ① ~「ジェンダー」をめぐる日本社会の現状 既存の実態調査データの収集
7 7 ジェンダーとセクシュアリティ② ~家父長制イデオロギーと性別役割分業の系譜 身近な「性別役割分業」を考える
8 8 ジェンダーとセクシュアリティ③ ~三歳児神話、TVドラマ、CMから考えるジェンダー規範 具体的な作品の収集と分析
9 9 中間ミニ課題について ~メディア論、消費概念、ジェンダー規範から 前半のふりかえりと資料収集
10 10 ジェンダーとセクシュアリティ④ ~「ジェンダー」「セクシュアリティ」をめぐる知の変遷 社会的カテゴリーをめぐる知の探索
11 11 ジェンダーとセクシュアリティ⑤ ~「行為遂行性」と「エイジェンシー」 「性」をめぐる権力の探索
12 12 現代社会と差別① ~差別をめぐる社会学の基本的な視点 身近な「感動ポルノ」の考察
13 13 現代社会と差別② ~ヘイトスピーチから考える差別構造 メディア論を応用して考える
14 14 現代社会と差別③ ~「自己責任論」の問題、モデル・マイノリティ、ポジショナリティ 差別が再生産される 行為を考える
15 15 概論Ⅱのまとめと期末課題 講義プリントのふりかえり
16 16 予備日 期末課題の作成

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