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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/07/23 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
都市社会学(14-)/Urban Sociology
時間割コード
/Course Code
I470230001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
総合文化学部人間福祉学科社会福祉専攻昼間主コース/College of Global and Regional Culture Department of Human Welfare
開講区分
/semester offered
前期/First Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
桃原 一彦/Kazuhiko TOUBARU
科目区分
/Course Group
専門科目 専門科目選択/専門科目 専門科目選択
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
桃原 一彦/Kazuhiko TOUBARU 人間福祉学科/Department of Human Welfare
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
現代社会および現代の都市社会を解読し、社会学の基礎理論を補強する周辺領域として学ぶ。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
講義終了後またはメール等で受け付けます。
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
都市社会学は「都市(化)」という現象を社会学的に解読する学問である。都市の社会構造、空間構造が、私たちの生活、社会関係、心的性向とどのように関係しているのかについて理解する。
メッセージ
/Message
 社会学の基礎概念「行為」と「構造」の関係を、都市空間や都市社会に応用して、現代社会を解読してみよう。講義では、都市に生きる人々の生活や心的性向を具体的に理解する素材として、映画作品や音楽作品も取り入れます。
到達目標
/Attainment Targets
古典的都市社会学の理論と概念、Black Sociologyの基本的な視点、日本における都市社会学の系譜、テーマ化された都市空間や「ジェントリフィケーション」の問題および「サード・プレイス」の可能性を考える知見を身につける。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
テキストの指定はとくにないので、参考文献・資料などを適宜紹介していく。
学びの手立て
/Way of learning
リアクション・ペーパーは平常点の重要なポイントとなるので、面倒くさがらずに書き込むこと。大学は「学士力」(ジェネリック・スキル)を養うところ。その重要なポイントは「リサーチ・リテラシー」(高度かつ適切な情報収集と処理能力)となる。よって、課題に取り組む際は、インターネットの情報に頼りすぎないこと。インターネット情報を分析せずに、鵜呑みにして使用した場合は、減点の対象となる。
評価
/Evaluation
講義への取り組みやリアクション・ペーパーへの書き込み内容など平常点が20点、中間ミニ課題レポートが30点、期末レポート課題が50点という構成で総合し評価する。
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
関連科目:専門演習、卒業演習
都市社会学で学んだ知識や視点をいかして、社会調査や卒業研究につなげる。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 都市社会学への招待:近代都市と近代国家の関係性 近代都市誕生の歴史を調べる
2 2 アメリカ合衆国における資本主義の展開と人種化された都市の様相 身近なグローバル資本の探索
3 3 シカゴ学派都市社会学理論:形式社会学と人間生態学 ジンメルの基本概念の復習
4 4 バージェスの都市空間論とワースのアーバニズム論 身近な都市的生活様式の探索
5 5 Black Sociologyの展開とその特徴 学問と差別の構造的な関係の探索
6 6 Black Sociologyの可能性と今日的課題 マイノリティの文化論的実践の探索
7 7 中間ミニ課題について:古典的都市社会またはBlack Sociologyに関する課題 資料収集への取り組み
8 8 日本における都市社会学の展開①:「結節機関」「正常人口の正常生活」「第三の空間」 古典的概念を応用した課題の探索
9 9 日本における都市社会学の展開②:都市コミュニティ、「世界都市論」、都市エスニシティ 身近な「グローカル化」の探索
10 10 日本における都市社会学の展開③:新都市社会学と「ジェントリフィケーション」の視点 身近な格差と社会的孤立の探索
11 11 テーマ化された都市①:近代都市の博覧会から現代のテーマパークまで スペクタクル空間の系譜を考える
12 12 テーマ化された都市②:郊外開発とショッピングモールの社会的側面 ショッピングモールの特徴を調べる
13 13 テーマ化された都市③:「気散じ」「身散じ」、「儀礼的無関心」、アフォーダンス テーマ化された空間の心身を考える
14 14 都市における「サード・プレイス」の可能性と課題 具体的な場を考える
15 15 都市社会学のまとめと期末課題について 講義プリントのふりかえり
16 16 予備日 期末課題の作成

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