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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/07/23 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
福祉サービスの組織と経営/Human Service Agency and Its Management
時間割コード
/Course Code
I571880001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
総合文化学部人間福祉学科社会福祉専攻昼間主コース/College of Global and Regional Culture Department of Human Welfare
開講区分
/semester offered
後期/Second Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
大城 篤志(非常勤)/Shigeyuki OSHIRO
科目区分
/Course Group
専門科目 専門科目選択/専門科目 専門科目選択
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
神谷 牧人(非常勤) 人間福祉学科/Department of Human Welfare
大城 篤志(非常勤)/Shigeyuki OSHIRO 人間福祉学科/Department of Human Welfare
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
社会福祉専攻カリキュラムポリシー「1、社会福祉専門職を養成する教育」「2、実践的活動を重視した教育」に対応する。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
原則、授業終了語に教室で受け付けます。ただし、必要に応じて時間外での相談も可能。
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
平成18年10月の障害者自立支援法の施行以降、福祉事業が保障よりサービスへと変革され、福祉サービスを提供する事業所は従来型の受け身体制ではなく、市場原理の中で利用者や地域から選ばれるサービス展開を主体的に行っていかなければならない。当科目では、マーケティングや差別化戦略等、広く経営の観点から福祉を理解する。
メッセージ
/Message
学生自身が福祉サービス事業所を開設(もしくは民間の会社として起業)するための企画書ならびに事業計画書を作成。理念や顧客定義、差別化戦略、予算書等の企画立案の手法の獲得を目指す。一方的な講義だけではなく、それぞれの手法の説明を行い、あとはグループでの企画が主な講義スタイルとなる。講義の中から実際に起業家が生まれることを期待している。
到達目標
/Attainment Targets
到達目標は「経営者視点」である。福祉サービス提供者として、各々の法人種別毎の意義や目的を理解し、ソーシャル・ミッションを実現するための手法を学び、実際に福祉サービスを提供している法人の経営者と同じ視点の獲得が当科目の到達目標となる。そのような経営者と同じ視点を獲得することは、単純に当科目の評価基準となるだけではなく、社会人として(福祉サービス従事者のみならず)、「何をやっているのか?」ではなく「何のためにやっているのか?」を理解した上で働くことに通ずる。到達目標に対する評価に関しては、企画立案(起業するための事業計画の作成)に「正しいゴール」はないため、講義内での課題に対して能動的に取り組むことで、広義の意味で「プレゼン力(言語化・可視化する力)」や「考える力」「実現する力」の獲得があげられる。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
使用する教科書「新・社会福祉士養成講座 11福祉サービスの組織と経営 第4版」中央法規 定価2,200円(税別)
学びの手立て
/Way of learning
1、履修の心構え:一方的な講義はほとんどなく、グループ毎に「考える」「議論する」内容がほとんどになります。そのため、他人まかせの受動的な姿勢では望まないように。
2、学びを深めるために:アルバイトでも福祉実習でも、どのようなカタチでも一度、経営者と話す機会を作ると、より一層学びが深まると考える。
評価
/Evaluation
評価方法:最終プレゼン40点満点 / 事業計画書28点満点 / 授業参加(グループにおける参加態度など)32点満点
評価基準:最終プレゼンや事業計画における評価基準は、マーケティングや市場分析などにおいて、主観ではなく実際に足を運んで可能な限り客観的なデータ(資料)を集めているのか等が評価の基準となる。資料作成における情報収集やグループワークにおける主体性等を授業参加とする。
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
(1)関連科目:社会調査の基礎、福祉行財政と福祉計画
(2)ディプロマポリシー:地域福祉の多様な課題を発見、分析、解決する能力を身につける。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 福祉サービスにおける組織と経営/福祉サービスにかかる組織や団体 各法人の概要について
2 2 福祉サービスの管理運営方法③(会計管理と財務管理の視点でみる支出とは) 資金の流れや財源について
3 3 福祉サービスの管理運営方法③(会計管理と財務管理の視点でみる収入とは) 財務管理や各種コストについて
4 4 福祉サービスの組織と経営の基礎理論(組織と管理運営について) 管理の定義と手法について
5 5 福祉サービスの組織と経営の基礎理論(事業についてⅠ) 事業計画策定の意義について
6 6 福祉サービスの組織と経営の基礎理論(事業についてⅡ) 事業実施に向けた組織について
7 7 福祉サービスの組織と経営の基礎理論(戦略について) 経営戦略の策定プロセスについて
8 8 福祉サービスの組織と経営の基礎理論(集団力学とリーダーシップついて) 集団がもたらす効果ついて
9 9 福祉サービスの管理運営方法①(サービスマネジメントⅠ) サービス対象とその領域について
10 10 福祉サービスの管理運営方法①(サービスマネジメントⅡ) 評価制度導入の背景について
11 11 福祉サービスの管理運営方法②(人事管理と労務管理) 人事考課と労働体制について
12 12 福祉サービスの管理運営方法②(情報管理と戦略的広報) 情報管理の必要性と活用について
13 13 事業計画作成 テーマについてフィールドリサーチ
14 14 事業計画作成 リサーチを踏まえた各種分析
15 15 プレゼンの方法とプレゼン資料の作成 事前発表練習
16 16 グループ発表 事前発表練習

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