シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/05 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
社会思想史(商 経・経経済)/History of Social Thoughts
時間割コード
/Course Code
E170080001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
経済学部経済学科コースなし/College of Economics and Environmental Policy Department of Economics
曜限
/Day, Period
水/Wed 1
開講区分
/semester offered
後期/Second Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
吉原 千鶴
科目区分
/Course Group
専門科目 専門科目選択/専門科目 専門科目選択
教室
/Classroom
13-301/13-301
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
吉原 千鶴 経済学科/Department of Economics
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
経済学の基礎的知識を修得し、それをもとに現代の経済問題を考察し、その内容を自ら表現する力を養います
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
授業後の教室、およびメールで受け付けます
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
社会思想史では、社会のなかで生きる人間がこれまで社会をどのように把握してきたのかということを学びます。そのなかでも本講義では特に、現代社会を支える思想のひとつである自由主義思想とそれへの批判に焦点をあてます。
過去の思想を学ぶことで、現代社会をとりまく諸問題を自分の頭で考えるための手がかりを手に入れましょう。
メッセージ
/Message
私たちの生きる社会を理解するにあたって、過去の偉大な思想家たちの思想の蓄積から学ぶことは大切です。
「思想を学ぶ」というと難しく感じるかもしれませんが、時代背景を解説し、具体例を挙げ、皆さんの理解が深まるよう留意します。
また、各回授業終了後小テストで基礎的事項の理解度を確認し、次回の冒頭で解説を行うことで知識の定着をはかります。
到達目標
/Attainment Targets
(1)講義で扱う思想家たちが自由主義についてどのように考えたのかを理解することができる。
(2)自由主義思想の本質と限界について自ら考えるにあたっての基礎を修得することができる。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
教科書:なし
参考文献:藤原保信『自由主義の再検討』(岩波新書)岩波新書、1993年。
その他の参考文献は授業内で紹介します。

※講義資料の配布および事後課題の出題・解答はteamsを使用して行います。
学びの手立て
/Way of learning
普段から身近な経済問題に関心をもち、授業時間内でもそれ以外の時間でも自分の考えを言語化するよう習慣づけることを意識しましょう。
授業時の私語、授業への遅刻は控えてください。

※小テストは基本的にteamsの「課題」機能を利用して実施します。後日通知するチームコードを利用し必ずクラスに登録してください。
評価
/Evaluation
事後課題およびコメントペーパーの内容50%、期末レポートもしくは期末試験50%
※授業後の事後課題およびコメントペーパーへの解答が授業回数の2/3に満たない場合、単位を認定しません。
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
講義で取り上げた内容と関連する思想を経済学の理論の展開として詳しく学ぶ → 経済学史I・II
背景の歴史を詳しく学ぶ → 西洋経済史I・II
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 イントロダクション:社会思想史を学ぶ意義、進め方、成績評価について 予習:シラバスの確認
2 2 西洋思想の歴史:概略 講義内容の復習、事後課題
3 3 自由主義(1)私有財産の正当化 講義内容の復習、事後課題
4 4 自由主義(2)市場の正当化 講義内容の復習、事後課題
5 5 自由主義(3)資本主義の正当化 講義内容の復習、事後課題
6 6 自由主義(4)議会制民主主義の正当化 講義内容の復習、事後課題
7 7 自由主義(5)功利主義の正当化 講義内容の復習、事後課題
8 8 社会主義(1)社会主義の挑戦 講義内容の復習、事後課題
9 9 社会主義(2)政治的解放の限界 講義内容の復習、事後課題
10 10 社会主義(3)私有財産と疎外 講義内容の復習、事後課題
11 11 社会主義(4)市場経済と搾取 講義内容の復習、事後課題
12 12 自由主義の問題(1)社会主義の失敗 講義内容の復習、事後課題
13 13 自由主義の問題(2)自由主義の落とし穴 講義内容の復習、事後課題
14 14 自由主義の問題(3)コミュニタリアニズム 講義内容の復習、事後課題
15 15 講義のまとめ 講義内容の復習、事後課題
16 16 期末レポートもしくは期末試験 全体の振り返り

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