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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/05 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
労働経済学Ⅰ/Labor Economics Ⅰ
時間割コード
/Course Code
E270260001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
経済学部経済学科コースなし/College of Economics and Environmental Policy Department of Economics
曜限
/Day, Period
水/Wed 3
開講区分
/semester offered
前期/First Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
名嘉座 元一/Hajime NAKAZA
科目区分
/Course Group
専門科目 専門科目選択/専門科目 専門科目選択
教室
/Classroom
5-304/5-304
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
名嘉座 元一/Hajime NAKAZA 経済学科/Department of Economics
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
経済学の知識を生かし、経済・社会の問題を論理的に考察する。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
nakaza@okiu.ac.jp
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
沖縄県の失業率・離職率は、全国一高い水準となっており、高校・大学卒業予定者の内定率も全国に比べ低い。このような環境は、いずれ就職戦線に出る皆さんにも身近な問題である。本講義では、労働市場を形成する労働供給及び労働需要の要因について学ぶ。すなわち、我々は何を基準に働こうとするのか、企業は何を基準に労働者を雇おうとするのかなど労働経済の基礎理論を学ぶ
メッセージ
/Message
アルバイトや就活など労働・雇用は皆さんにとって身近な問題であるので、理論だけではなく、現実のトピックも多く取り上げていきたい。また、映像資料等により、労働の実態についても考える機会を与える。さらに、失業については映画鑑賞を行い一緒に考える。【実務経験】民間研究機関にいた経験を活かし労働に関する調査や報告書等を紹介する。
到達目標
/Attainment Targets
労働市場における需要側・供給側の行動理論を説明することができる。
失業の定義及び発生要因を説明することができる。
年功賃金制度や労働時間の実態が分かる。
労働の実態について関心を深め、データなどで実証的に分析することができる。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
テキストはない。内容に応じてプリントや資料配布、ビデオ上映、労働をテーマにした映画上映等を行う。
参考文献:
清家篤著、『労働経済』東洋経済出版社、玄田有史 『仕事のなかの曖昧な不安』中央公論新社、
中馬宏之著、『労働経済学』新世社
ビデオ上映:「カンパニー・マン」、「リトル・ダンサー」、「天使の分け前」などから1本を上映予定
学びの手立て
/Way of learning
ほぼ毎回、講義内容の理解度をチェックするので、講義は集中して聞きノートも取ること。
5回以上欠席すると、自動的に不可とする。
できるだけ双方向の講義となるように、グループディスカッションもあるので、受け身的な受講ではなく積極的
に発言するなど、能動的な受講態度を望む。
評価
/Evaluation
受講態度とレポート及び試験を総合的に評価する
レポート・・・30%
試験・・・70%
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
労働経済の基礎理論を踏まえ、現実の労働問題について考える。
就活やインターンシップにおいて労働経済で学んだ理論等を当てはめて客観的に考える。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 オリエンテーション(講義計画の説明) 日本の労働問題について考える
2 2 労働経済学について 身近な労働問題について考える
3 3 労働需要(1) 企業はどのようにして労働者を雇うのか ミクロ経済の需給理論の復習
4 4 労働需要(2)  労働の需要曲線を描く 同上
5 5 労働供給(1) 労働者は何をもとに労働力を提供するのかー賃金か休暇の多さかー 同上
6 6 労働供給(2) 労働の供給曲線を導く 同上
7 7 労働市場分析(1) 労働の需要曲線と供給曲線を用いた分析ーアルバイト市場などー 労働市場の環境変化を考える
8 8 労働市場分析(2) 人手不足になると給料は上がるのか、外国人労働者が増えるとどうなるのか 労働市場の環境変化を考える
9 9 失業Ⅰ なぜ失業は発生するのか 失業の影響を考える
10 10 失業Ⅱ 失業しているのはどんな人か?(失業をテーマにした映画鑑賞など) 同上
11 11 賃金Ⅰ(年功序列賃金の理論) 賃金制度について調べる
12 12 賃金Ⅱ(年功序列賃金制度と成果主義の比較) 同上
13 13 労働時間Ⅰ(労働時間の推移、諸外国との比較など) 労働時間について調べる
14 14 労働時間Ⅱ(残業代はなぜ高いのか) 同上
15 15 前期総括と労働について考える 実際の労働問題について考える
16 16 期末試験 テスト勉強

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