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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/05 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
労働経済学Ⅱ/Labor Economics Ⅱ
時間割コード
/Course Code
E270270001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
経済学部経済学科コースなし/College of Economics and Environmental Policy Department of Economics
曜限
/Day, Period
水/Wed 3
開講区分
/semester offered
後期/Second Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
名嘉座 元一/Hajime NAKAZA
科目区分
/Course Group
専門科目 専門科目選択/専門科目 専門科目選択
教室
/Classroom
13-403/13-403
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
名嘉座 元一/Hajime NAKAZA 経済学科/Department of Economics
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
経済学の知識を生かし、経済・社会の問題を論理的に考察する。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
nakaza@okiu.ac.jp
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
本講義では、労働経済学Ⅰで学んだことを元に沖縄県の雇用労働情勢や雇用政策等の現実の問題について学ぶ。特にフリーターや若年失業者問題は皆さんにとって身近な問題であり、若年者の意識の問題や企業側の問題についてビデオ等を見ながら検討する。また、正社員と非正社員の賃金格差、ブラック企業の問題についても学ぶ。学生の就活に対する取り組みや意識も紹介し、就活にも役立てる。
メッセージ
/Message
アルバイトや就活などは皆さんにとって身近な問題であるので、理論だけではなく、現実のトピックも多く取り上げていきたい。フリーターや就職氷河期のビデオ映像資料等により、労働の実態についても考える機会を与える。また、就活の取り組みの状況など、皆さんの関心の高いトピックも提供し、一緒に考える。【実務経験】研究機関にいた経験を活かし労働に関する調査等を紹介する。
到達目標
/Attainment Targets
賃金格差や労働処遇の問題について批判的に考えることができる。
若者の雇用問題の要因を説明することができる。
就活で講義内容を踏まえ、積極的かつ効果的に行動することができる。
労働を取り巻く環境の変化について、自ら考え対応を考えることができる。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
テキストは特にない。内容に応じてプリントや資料配布、ビデオ上映等を行う。
ビデオ上映:NHKスペシャルより「フリーターの実態」、「人事も総務も中国へ」など
参考文献:橘木俊詔、『いま、働くということ』ミネルヴァ書房、玄田有史、『ニート―フリーターでもなく失
業者でもなく』 幻冬舎、川村遼平、『若者を殺し続けるブラック企業の構造』角川oneテーマ21
学びの手立て
/Way of learning
ほぼ毎回、講義内容の理解度をリアクションペーパーでチェックするので、講義は集中して聞きノートも取ること。
5回以上欠席すると、自動的に不可とする。
できるだけ双方向の講義となるように、グループディスカッションもあるので、受け身的な受講ではなく積極的
に発言するなど、能動的な受講態度を望む。
評価
/Evaluation
リアクションペーパーの内容とレポート及びテストを総合的に評価する。
リアクションペーパー・・・5%
レポート・・・25%
試験・・・70%"
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
労働経済の基礎理論を踏まえ、現実の労働問題について考える。
講義内容や議論したことを踏まえ、働くことについて考え就活等で積極的に行動する。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 講義計画の説明(オリエンテーション) 労働問題について調べる
2 2 現在の労働問題概観(景気と労働問題、若者の働き方、派遣の問題など) 労働問題の現状について考える
3 3 若者の雇用問題Ⅰ(大卒の就職率、フリーターなどの現状) 若者の雇用問題の特徴を調べる
4 4 若者の雇用問題Ⅱ(若者の就業意識、企業はフリーターをどう評価しているかなど) 自らの就業意識を考える
5 5 沖縄の雇用問題Ⅰ(現状と課題) 沖縄と全国の違いを調べる
6 6 沖縄の雇用問題Ⅱ(沖縄の若者はなぜすぐ離職するのか、沖縄にブラック企業はあるかなど) 離職の要因について調べる
7 7 賃金格差Ⅰ(高卒と大卒で賃金が違う理由、皆さんが大卒を選んだ理由) 高卒、大卒賃金の実態を調べる
8 8 賃金格差Ⅱ(男女間に賃金格差があるのはなぜ、同じ大卒でも賃金格差があるのはなぜ) 男女間賃金格差について調べる
9 9 コロナの影響とアフターコロナの働きかたⅠ(年功賃金制度が崩れる?) コロナ禍の影響について調べる
10 10 コロナの影響とアフターコロナの働きかたⅡ(ジョブ型雇用制度、フリーランサー、副業など) 同上
11 11 グローバル時代における働き方Ⅰ(海外に仕事が流れる、労働移民の実態など) グローバル化と雇用について考える
12 12 グローバル時代における働き方Ⅱ(日本と外国どっちが働きやすいのかなど) 同上
13 13 ワークライフバランスについて(DVD映像を見て考える) ワークライフバランスを調べる
14 14 年金について考える(年金機構が派遣する外部講師による講義を予定) 年金問題の実態などについて調べる
15 15 これからの働き方(ワークシェアリング、ワークライフバランスなど) 自分の働き方と合わせて考える
16 16 期末試験 テスト勉強

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