シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/05 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
経済と社会
時間割コード
/Course Code
E270700001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
経済学部経済学科コースなし/College of Economics and Environmental Policy Department of Economics
曜限
/Day, Period
火/Tue 2
開講区分
/semester offered
後期/Second Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
平敷 卓/Taku HESHIKI
科目区分
/Course Group
専門科目 専門科目選択/専門科目 専門科目選択
教室
/Classroom
9-305/9-305
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
平敷 卓/Taku HESHIKI 経済学科/Department of Economics
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
本講義では、①経済学の基礎的・専門的知識を学びつつ、②経済社会問題を考察し、③課題解決の視点を得ることを目的とします。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
t.heshiki@okiu.ac.kp
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
現代の社会問題を経済学的視点から考察し、どのような解を提示できるのか考える機会を提供します。講義前半では、資本主義の発展過程とその中で生じてきた経済社会問題、それに対応する国家の姿を捉えます。講義後半では具体事例(貧困問題等)を取り上げながら、それらを解決するための経済学的な考え方とアプローチを学びます。
メッセージ
/Message
【実務経験】コンサルタント調査・研究員としての経験を活かし、県内の行政やNPO活動等の事例を講義で紹介します。貧困や格差といった現代の経済社会問題に興味や関心、問題意識を持っている人に履修をお勧めします。具体事例を交えながら現代の福祉や社会保障のあり方、今後の展望について考えていきます。
到達目標
/Attainment Targets
①現代資本主義国家の成り立ちについて学び、第二次大戦後の福祉国家の形成と変遷について理解する。
②経済政策としての社会保障制度や福祉政策が果たしてきた役割や意義を理解する。
③少子高齢化、貧困、労働問題といった現在日本が抱える問題に対し、課題設定し、解決方策について自らの考えを持つ。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
テキストは特に指定せず、プリント・資料配布により講義を行ます。事前・事後学習の助けとして以下の参考文献等を活用してださい。他、必要に応じ講義中適宜提示します。
【参考文献・資料】①宇仁宏幸他「入門社会経済学【第2版】」ナカニシヤ出版、②若森章孝他著(2007)『入門・政治経済学』ミネルヴァ書房、③田代洋一他(2011)『現代の経済政策【第4版】』有斐閣ブックス、④林建久他(2004)『グローバル化と福祉国家財政の再編』東京大学出版会、⑤G.エスピン-アンデルセン(2001)『福祉資本主義の三つの世界-比較福祉国家の理論と動態』ミネルヴァ書房
学びの手立て
/Way of learning
〇履修の心構え
 毎回、フィードバックによる出欠確認を行います。講義に関する質問や意見等を求めるため講義内容に関連する時事に関心を払っておくことを求めます。
〇学びを深めるために
 現代国家が抱える課題に関し、経済政策の理念と政策手段の変化を追っていきます。
 福祉国家論、社会保障に関する講義をあわせて履修することを勧めます。
評価
/Evaluation
〇平常点(15%) 小テスト(25%) 期末テスト(60%)
 ※出席が3分の2に満たない場合は、期末テストの受験資格を失います。
 欠席届の提出により、欠席が出席扱いになることはありません(公欠を除く)。
〇平常点(フィードバックペーパー)により到達目標の③を評価、
 小テスト、期末テストにより到達目標の①、②、③を総合評価します。
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
本講義では、現代の労働問題と労働政策、福祉国家と財政、社会保障制度に関する問題を扱います。次の関連科目を履修し、理解を深めることを勧めます。
【関連科目と次のステージ】
  経済政策総論Ⅰ、公共経済学、労働経済学Ⅰ・Ⅱ、財政学Ⅰ・Ⅱ、福祉国家論、社会保障論
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 ガイダンス、授業評価方法等について シラバスを読む
2 2 人間と社会と自然―経済と社会の関係 参考文献①、②を読む
3 3 ポリティカル・エコノミーとは? 参考文献①、②を読む
4 4 資本主義の生成と発展 参考文献③を読む
5 5 資本主義と現代の国家① 参考文献③を読む
6 6 資本主義と現代の国家② 参考文献③、④、⑤を読む
7 7 福祉国家とその変容① 参考文献④、⑤を読む
8 8 福祉国家とその変容② 参考文献④、⑤を読む
9 9 講義前半のまとめ-資本主義の発展と福祉国家の登場 講義前半の振り返り
10 10 日本型福祉国家とその特徴 (※小テスト) 参考文献④を読む
11 11 福祉国家の転換と展望-労働政策と社会保障制度 参考文献④を読む
12 12 資本主義国家と労働政策の展開 参考文献①、②を読む
13 13 日本の労働問題―派遣・非正規労働 参考文献④を読む
14 14 日本の社会保障政策-雇用保険、生活保護制度 貧困・格差問題を調べる
15 15 講義後半のまとめ 講義後半の振り返り
16 16 期末テスト 講義のまとめ

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