シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/05 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
集落地理論Ⅱ/Geography of Communities Ⅱ
時間割コード
/Course Code
I1A0040001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
経済学部経済学科コースなし/College of Economics and Environmental Policy Department of Economics
曜限
/Day, Period
木/Thu 5
開講区分
/semester offered
後期/Second Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
濱里 正史(非常勤)
科目区分
/Course Group
専門科目 専門科目選択/専門科目 専門科目選択
教室
/Classroom
5-107/5-107
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
濱里 正史(非常勤) 経済学科/Department of Economics
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
地域経済・環境の問題解決に必要な人文地理学関連の科目
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
メール及び授業終了後に教室にて受付
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
今後の地域と地域住民には自らの力で地域づくりをしていく力を養うことが求められる。そのための基礎は地域を知ることである。本講義では、集落地理のみならず人文・社会科学全般において重要な研究対象の1つである都市について、地理学的視点を重視しつつ身近な地域である「沖縄の集落と都市」を事例に学ぶことで、「地域づくりの力」の涵養に資することを目的とする。
メッセージ
/Message
地域づくりの力は、皆さんが社会に出て後、1市民としてあるいは職業人として必ず求められる力です。この力をどれだけ多くの人が習得できるかに、今後の沖縄社会、ひいては日本社会の行く末がかかっているといっても過言ではありません。こうした分野に興味を持ち積極的に参加したいという学生は、学年、学科を問わず、広く受け入れますので、ともに学びましょう。
到達目標
/Attainment Targets
地域づくりの力の基礎は、①その地域が形成された過程とそのことに起因する現在の問題・課題を理解する、②それだけでなく、日々変化する地域の問題・課題についてアンテナを張り情報収集する習慣を身に付ける、の2点が重要である。本講義では、我々にとって最も身近な地域である沖縄本島中南部地域を事例に、その歴史と形成過程、その延長としての現在の問題・課題を学ぶだけでなく、新聞情報を活用して、現在進行形の問題・課題やその解決に向けたまちづくり・地域の取り組みを紹介する。そのことを通して、地域を見る目を養い、問題・課題を発見し、論理的に考え、解決策を立案する能力、いわゆる「地域づくりの力」の習得を目指す。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
授業は配布資料を基に行う。
学びの手立て
/Way of learning
<履修の心構え等>:前期、「集落地理論Ⅰ」を履修していることが望ましい。私語や携帯電話・スマホなど他人の迷惑、授業の妨害になるような行為は禁止(場合によっては退室、受講停止を命じる)。
<学びを深めるために>
「地域づくりの力」は短期間で涵養できるものではない。①本講義で紹介する発展学習のための参考図書での学習、②新聞やインターネットなどによる最新情報キャッチの日常習慣化、③実際の地域観察、④様々な人に地域の話を聞き・意見交換する習慣の獲得などについて、本講義をキッカケに、講義期間中から可能な範囲で実践・継続することが学びを深める。
評価
/Evaluation
<評価方法・割合>:平常点30点満点(2点×15回)及びレポート70点満点。
<評価基準>:平常点は、単純に出席したか否かではなく、授業内容のまとめやコメント・感想・意見・質問を書く形式。内容によって評価する(0~2点)。名前・学籍番号のみで授業内容のまとめやコメント・感想・意見・質問がないものは0点とするので注意すること。レポートは、①情報収集、②情報の整理、③収集した情報に基づく分析、④自分なりの意見・見解の有無、⑤プレゼン資料としての説得力などの点について評価する。
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
<次のステージ>「地域づくりの力」には広範な知識、現場に関する見聞・経験が求められる。したがって、①本講義で紹介する発展学習のための参考図書での学習、②新聞やインターネットなどによる最新情報キャッチの日常習慣化、③関連する科目の受講、④実際の地域観察、⑤様々な人に地域の話を聞き・意見交換する習慣の獲得などについて、可能な範囲で実践・継続することを望む。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 ガイダンス及び集落地理・都市地理とは? シラバスを読む
2 2 戦前における沖縄の集落と都市1(自然条件から見た沖縄の集落と都市) 簡単な調べ学習
3 3 戦前における沖縄の集落と都市2(自然条件から見た沖縄の集落と都市) 簡単な調べ学習
4 4 沖縄本島中南部地域における戦後の都市形成1(基地と都市) 簡単な調べ学習
5 5 沖縄本島中南部地域における戦後の都市形成2(沖縄コナベーション) 簡単な調べ学習
6 6 戦後の都市形成過程から生じる沖縄本島中南部地域の問題・課題の整理 簡単な調べ学習
7 7 戦後那覇市の都市形成と構造1(問題と課題) 簡単な調べ学習
8 8 戦後那覇市の都市形成と構造2(問題・課題の解決に向けて) 簡単な調べ学習
9 9 北谷町のまちづくり 簡単な調べ学習
10 10 読谷村のむらづくり 簡単な調べ学習
11 11 まちづくりと地域振興の先進事例1(県内外) 簡単な調べ学習
12 12 まちづくりと地域振興の先進事例2(県内外) 簡単な調べ学習
13 13 沖縄におけるまちづくりと地域振興の展望 簡単な調べ学習
14 14 都市国家・国際都市・海洋都市(シンガポール・香港・韓国済州島) 簡単な調べ学習
15 15 国際都市としての沖縄の未来 簡単な調べ学習
16 16 期末レポート

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