基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Course	国語科教育法Ⅱ／Teaching Method of School Japanese Ⅱ
時間割コード ／Course Code	R110242001
ナンバリングコード ／Numbering Code
開講所属 ／Course Offered by	資格科目資格科目（卒業要件内）／
曜限 ／Day, Period	火／Tue　4
開講区分 ／semester offered	前期／First Semester
単位数 ／Credits	2.0
学年 ／Year	3,4
主担当教員 ／Main Instructor	桃原　千英子／Chieko TOBARU
科目区分 ／Course Group	その他　その他　資格科目／その他 その他　資格科目
教室 ／Classroom	3-301／3-301
遠隔授業 ／Remote lecture	No

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
桃原　千英子／Chieko TOBARU	日本文化学科／Department of Japanese Language and Culture

※ポリシーとの関連性 ／*Relevance to Policy	本学の教員養成の目標１・２（採用当初から、教科等の専門的知識・技能を有し、実践的指導力のある教員）の養成。に関連する。
授業に関する問い合わせ ／Inquiries about classes	メールにて受け付けます。
学びの準備 ／Prepare to learn	ねらい ／Goal 国語科の授業における諸教材について、素材としての分析のみならず、教材としての価値、学習者にとっての意味という視点をもって研究を深め、実際の授業を想定した学習指導案の作成ができるようになることを目標とする。 メッセージ ／Message 中学教諭としての現場経験を活かして、国語科教育の基礎理論を指導案作成に反映できるよう解説する。 国語科教育法Ⅰで学んだ、国語科教育学の基礎的知識・技能をもとに、学習指導案を作成します。教材文の読解力をつけておくこと。 到達目標 ／Attainment Targets ①学習指導案の書き方の基本的な構成・項目等を知り、実際に学習指導案の細案を作成することができる。 ②教材研究に必要な基本的な文献の検索方法及び先行実践研究等をもとにした、学習素材分析・教材分析を行うことができる。 ③情報機器の操作等に習熟し、授業実践に活用することができる。
学びの実践 ／Learning Practices	授業計画 ／Class Plan テキスト・参考文献・資料など ／Textbooks, references, materials, etc. 【テキスト】 中学校・高等学校の国語科教科書 教科書研究センター（2023）『“新しい”教科書の使い方（中学校）（小学校）』 教科書研究センター（2023）『すぐに使える学習者用デジタル教科書活用事例集（小学校編）』 『中学校学習指導要領解説　国語編』2017　『高等学校学習指導要領解説　国語編』2018 松本修監修『小学校国語科　物語の教材研究大全』 【参考文献】 田近洵一他編『小学校　国語科授業研究』2018，教育出版　 松本修編『教科力シリーズ　小学校国語』2015，玉川大学出版部 日本国語教育学会編『月刊国語教育研究』 学びの手立て ／Way of learning ①「国語科教育法Ⅰ」の単位を修得していること。 ②無断欠席・遅刻・途中退出は一切認めない。 ③授業外の課題参加が要求される。 評価 ／Evaluation ・指導案の内容、取り組み状況、討論への参加状況（80％） ・模擬授業の発表内容（20％） 取り組み状況には〆切り期日も含む。 　発表2週間前・・・事前指導を受ける（1回のみ） 　発表1週間前・・・完成版を印刷配布
学びの継続 ／Continuing to learn	次のステージ・関連科目 ／Next Stage and Related Courses （１）関連科目【上位科目】国語科教育法演習Ⅰ（３年次・後期）国語科教育法演習Ⅱ（４年次・前期） （２）次のステージ　国語科教育法演習Ⅰでは、個人で教材研究・学習指導案作成を行う。ワークシートや板書の工夫、ICTの効果的な活用も求められ、より実践的な力が必要とされる。【教員養成の目標との関連】１・２

No.	回（日時） ／Time (date and time)	授業計画 ／Class Plan	時間外学習の内容 ／Content of Overtime Learning	備考 ／Notes
1	1	ガイダンス 学習指導要領と教科書（講義）	教科書目次の確認 班の担当教材を決める	小中高の教科書を持参。 学習指導要領と教科書検定の歴史を知る。 現在の教科書観、教科書の使い方を知る。
2	2	情報通信技術の活用と授業実践（講義）	教材研究（教材を読み込む）	デジタル教科書の効果的な使用法を知る（国語・特別支援・教科横断） デジタル教科書に触れる
3	3	教材研究と学習指導案について（講義）	復習（用語の確認）指導案作成	教材の特質を生かした学習デザインを考える
4	4	教材研究・学習指導案の作成と検討【読むこと・文学的文章教材（小説）】	リフレクション 指導案作成	講義・演習
5	5	教材研究・学習指導案の作成と検討【読むこと・文学的文章教材（随筆・韻文）】	リフレクション 指導案作成	講義・演習・討議 ICTの効果的な利用を考える
6	6	教材研究・学習指導案の作成と検討【読むこと・説明的文章教材（説明文）】	指導案作成	班発表・討議・講評
7	7	教材研究・学習指導案の作成と検討【読むこと・説明的文章教材（論説文・評論）】	指導案作成	班発表・討議・講評
8	8	教材研究・学習指導案の作成と検討【話すこと】	指導案作成	班発表・討議・講評
9	9	教材研究・学習指導案の作成と検討【聞くこと】	指導案作成	班発表・討議・講評
10	10	教材研究・学習指導案の作成と検討【書くこと（文学的文章）】	指導案作成	班発表・討議・講評
11	11	教材研究・学習指導案の作成と検討【書くこと（論理的文章・再現的文章）】	指導案作成	班発表・討議・講評
12	12	教材研究・学習指導案の作成と検討【我が国の言語文化に関する事項（古文）】	指導案作成	班発表・討議・講評
13	13	教材研究・学習指導案の作成と検討【我が国の言語文化に関する事項（漢文）】	指導案作成	班発表・討議・講評
14	14	教材研究・学習指導案の作成と検討【言葉の特徴や使い方に関する事項（文法・漢字）】	指導案作成	班発表・討議・講評
15	15	教材研究・学習指導案の作成と検討【言葉の特徴や使い方に関する事項（言葉の特徴）】	リフレクション	班発表・討議・講評
16	16	総括	リフレクション作成・提出