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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/26 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
人文地理学概論/Survey of Human Geography
時間割コード
/Course Code
R440102001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
資格科目資格科目(卒業要件内)/
曜限
/Day, Period
木/Thu 6
開講区分
/semester offered
前期/First Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
宮内 久光(非常勤)
科目区分
/Course Group
その他 その他 資格科目/その他 その他 資格科目
教室
/Classroom
9-404/9-404
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
宮内 久光(非常勤) 経済学科/Department of Economics
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
教職課程の教科に関する科目であり、将来中学社会科、高校地歴科の教員としての基礎的知識・技能を養う授業である。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
授業終了後に教室で受け付けます。
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
本講義では学習指導要領解説に示されている地理的見方考え方のうち、「地域」の「枠組を基本としながら「位置や分布」「空間的相互依存作用」を中心に学習する。具体的には「位置や分布」については、農業、工業、コールセンター、小売業の立地論から、「空間的相互依存作用」については人の移動という視点から各種の地理的事象を取り上げて検討することで、地理的見方や考え方を養うも。
メッセージ
/Message
将来,中学社会科,高校地歴科で地理分野を指導する際に,「地理的見方や考え方」は非常に重要になります。そのためには教師自身が「地理的見方や考え方」を身に付けていなければなりません。ただし,「地理的見方や考え方」は漠然とした概念なので,この授業で学ぶ立地論や移動論の検討を通して身に付けていってもらえば,と思っています。
到達目標
/Attainment Targets
①チューネンの農業経営様式やウエーバーの工業立地論を通して「立地や分布」に関する概念を理解する。
②沖縄からの移民に関する移民データベースを分析して「空間的相互依存作用」に関する概念を理解する。
③コールセンターの立地要因を理解し、働く女性の状況と課題を説明できるようにする。
④コンビニエンスストアの立地を「立地や分布」「空間的相互依存作用」「地域」の視点から説明できるようにする。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
テキストは使用しません。プリントを配布します。
学びの手立て
/Way of learning
教職の授業ですから,授業を聞きながら,どこが将来社会科系教員になった場合に参考にできるのかを常に意識をしながら聴講してください。
評価
/Evaluation
講義の内容の理解・・・60点
地理的技能と分析・・・20点
レポート化・・20点
なお,レポートを提出した者に限り、この授業の内容について自分で努力をしたことについては,個別に評価して加点する。
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
後期に「人文地理学特論」を開講しますので,継続して履修すると,「地理的見方や考え方」がより深まると思います。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 人文地理学とはどのような学問なのか、「地理的見方・考え方」とは何か。 地理学の概念について調べておく
2 2 チューネンの農業立地論の概要を理解する。 チューネン理論について復習する
3 3 日本や沖縄の農業の現状を理論的に検討する。 理論と現状について復習する。
4 4 シミュレーション教材「カリフォルニア州の農民行動」を行う。 ゲーム教材の有効性と応用を考える
5 5 ウェーバーの工業立地論の概要を理解する。 ウェーバー理論について復習する
6 6 ウェーバーの工業立地論を輸送費の面から最適立地を検討する。 輸送費算出の計算を復習する
7 7 現代日本における各産業の工場立地をウェーバー理論から検討する① 現実を理論で説明できるように復習
8 8 現代日本における各産業の工場立地をウェーバー理論から検討する② 現実を理論で説明できるように復習
9 9 沖縄におけるコールセンターの立地展開について コールセンターについて調べておく
10 10 沖縄におけるコールセンターの立地要因について CCの立地要因を整理する。
11 11 沖縄のコールセンターで働く女性について CCで働く人に聞き取りする。
12 12 沖縄からの移民について空間的相互依存作用から検討する① 移民データベースの作成
13 13 沖縄からの移民について空間的相互依存作用から検討する② 移民データベースの作成
14 14 流通の側面からみるコンビニエンスストアの展開について検討する。 立地を理論で説明できるように復習
15 15 離島におけるコンビニの展開について島嶼性から検討する。 立地を理論で説明できるように復習
16 16 期末評価 これまでの学習の見直し

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